子どもを寝かしつけるときに気をつけるポイント10
子どもの寝かしつけは毎日のことなので、できることなら時間をかけずにすんなり寝てほしいですよね。
子どもが寝ないのには、さまざまな理由があります。理由を知ってうまく取り入れることで、子どもの寝かしつけに頭を悩ませない日々を送りましょう。今日からでも試せる効果的な寝かしつけのコツをご紹介します。
子どもの寝かしつけのコツ1:日中たくさん活動する
一つ目のコツとして、日中に子どもにたくさん活動をさせ疲れさせるという方法が挙げられます。朝になったらカーテンを開けて太陽の光をお部屋に入れ、子どもにも太陽の光をたっぷり浴びさせましょう。同時に、窓を開けて室内に風を取り入れることも大切です。
日中は一緒にお散歩に行くなどたくさん遊んであげて、子どもに活動をさせましょう。日中にたくさん活動をして疲れることにより、夜にぐっすり眠れるようになるのです。
子どもの寝かしつけのコツ2:お昼寝は15時まで
子どもがお昼寝をした場合、最長でも15時になったら起こすようにしましょう。それ以上長く夕方まで寝ていると、夜寝る時間に眠くならなくなってしまい、夜の睡眠に影響を及ぼします。
そのため、夜にたっぷり眠ってもらうためにも昼間は15時までには起こし、お昼寝の時間は長くても2時間までにとどめることが大切です。また、15時以降にどうしても子どもが寝てしまうという場合は、30分くらいで起こすことを心がけましょう。
子どもの寝かしつけのコツ3:無理にお昼寝させない
日中に子どもが活発に活動をしていると、お昼寝の時間になっても眠くならず寝ないことがあります。その場合は無理にお昼寝をさせなくても問題ありません。
疲れる様子もなく元気に遊んでいて機嫌も良ければ、無理に寝かしつけないでしばらく様子を見てみましょう。お昼寝をしないまま日中を過ごすと、夜になったら疲れてぐっすり眠ってくれることもあります。
子どもの寝かしつけのコツ4:生活リズムを整える
寝かしつけのポイントとして、規則正しい生活リズムを子どもに習慣化させることが大切です。毎日決まった時間に起きて、決まった時間に寝ることを習慣化させると、子どもによってはその生活リズムに慣れてくれる場合があります。
幼児の場合、1日の睡眠時間はお昼寝の時間も含めて11時間から13時間が望ましいとされています。そのため、朝は6時から7時くらいには起床させ、就寝時間は20時から21時くらいを目標にしましょう。
子どもの寝かしつけのコツ5:寝るまでの日課を作る
子どもが寝るまでの段取りを決めて、それを毎日繰り返して行い日課を作ってみましょう。例えば、「お風呂に入った後は着替えをして、歯磨きが終わった後は布団に入る」など、毎日行うべきことに順番をつけて、それを毎日順番通りに行い日課にします。
そうすることで、子どもはその日課に従い、安心して眠ってくれることもあるのです。
子どもの寝かしつけのコツ6:寝る前の熱いお風呂は避ける
熱いお風呂に入れた後すぐに寝かしつけると、寝つきが悪くなることがあります。熱いお風呂に入ると自律神経系の一つとされる「交感神経」を刺激してしまい、これにより眠りが浅くなり質の悪い睡眠をとることにつながるからです。また、熱いお風呂に入ると体温を上げてしまい、覚醒してしまいます。
子どもに質の良い睡眠をとってもらうためにも、お風呂に入れた後は数時間おいてから寝かしつけましょう。どうしてもお風呂に入った後すぐに寝かしつける場合は、お風呂の温度をぬるめに設定することが大切です。
子どもの寝かしつけのコツ7:寝る前にスマホやテレビは見せない
寝る前には「ブルーライト」を避けることが大切です。大人でも、寝る前にはスマートフォンを見ないようにすると寝付きがよくなるという話を聞いたことがある方は少なくないと思います。これは子どもも同じで、寝る前にテレビやパソコン・スマートフォンなどを見せないようにしましょう。
子どもの寝かしつけのコツ8:寝る前に愛情をたっぷりそそぐ
子どもは親からの愛情を感じると、安心して眠ることがあります。お気に入りの絵本の読み聞かせを行ったり、子守唄を歌ったりして、子どもにたっぷりの愛情をそそぎましょう。
また、子どもの枕元に家族の写真を飾っておくと、いつでも親の顔が見られるため安心して眠ることもあります。
子どもの寝かしつけのコツ9:添い寝してあげる
子どもによっては、20分~30分くらい添い寝をしないと安心して眠れない場合があります。親にとっては一苦労ですが、リラックスした気持ちで子どもに接しましょう。
寒い時期は、お部屋を暖めていてもなかなか寝てくれないことがあります。そんなときは、子どもの手や足を軽く握るなどして温めてあげると良いでしょう。
子どもの寝かしつけのコツ10:イライラせずリラックス
寝かしつけがうまくいかないとイライラしてしまうこともありますが、子どもの前ではリラックスした気持ちで接することを心がけましょう。大人がイライラした状態で子どもに接していると、子どもはそれを敏感に感じ取ってしまい、余計に寝かしつけがうまくいかなくなることがあります。
リラックスした気持ちで接することはなかなか難しいこともありますが、大人も適度に休憩をとるなどして心に余裕をもつようにしましょう。
- 豊田市「子どもの睡眠|豊田市」(https://www.city.toyota.aichi.jp/kurashi/kosodateshien/soudan/1003424/1003439.html,2020年11月6日最終閲覧)
- 北名古屋市「北名古屋市 子育て支援センターだより」(https://www.city.kitanagoya.lg.jp/kosodate/pdf/cen92.pdf,2020年11月6日最終閲覧)
- 掛川市子育てコンシェルジュ「子育てコンシェルジュだより」(https://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/data/open/cnt/3/11125/1/otayori19gou.pdf,2020年11月6日最終閲覧)
ママたちが実践している子どもの寝かしつけ方
寝かしつけにはさまざまなコツがありますが、本当に寝てくれるのか不安になるものですよね。
実際に、先輩ママたちはどのように子どもを寝かしつけているのでしょうか。「ママリ」に寄せられた体験談を参考に、今日から実践してみましょう。
寝かしつけ方①おしゃぶり
とても大きめな子だったので、スリングでの寝かしつけに限界を感じ、その後はバウンサーで寝かしつけてました。
さらにバウンサーでも寝なくなったので、今はおしゃぶりです。
本当にどんどん重く、どんどんパワーアップしていくので早めに切り替えて良かったです。
おしゃぶりに依存するのも辞めるときに苦労しそうなので、昼間はおしゃぶりを封印し、いろんな方法を試してます(^ ^)
スリングからバウンサーでの寝かしつけに変更をし、現在はおしゃぶりを与えて寝かしつけをしているママさんです。
子どもの成長とともに体重が重くなると、抱っこをするのに限界を感じるようになりますよね。おしゃぶりばかり与えていると今度はおしゃぶりに依存してしまうため、昼間は封印するなど工夫をすることも大切です。
寝かしつけ方②ジーナ式のスケジュールで
スケジュールはどうですか??眠くなる頃(その頃だとジーナのスケジュールより早かったです)に寝室連れていってもダメですか?
私はトレイシー式のシューシュートントンとおしゃぶり併用してました。それで寝られるようになったら次は落ち着いたらやめる、それができたら次は手を貸さずに寝る、って徐々にできるようになりました。
今はもうスケジュールの頃に連れていけば、しっかり起きてても一人で寝てくれます。
そしてうちも意識あるなか置いても全然ダメです。特に昼寝の時間帯は全然ダメです!
今日は朝寝から全然ダメで泣いてしまい、そこから眠いのに寝れないのか30分ごとにウトウトギャン泣きで覚醒…結局夕方までグズグズでした(T▽T)
なので基本抱っこでウトウトしはじめて5分くらい様子見て布団に置く感じです。
沐浴後から深夜の授乳時は寝落ちに近くてわりかし寝てくれますが、今後これで大丈夫なのかな~一人で寝られる様になるのかな~っと心配です(T_T)
子どもが1人でも寝るようにトレーニングをする「ジーナ式」や「トレイシー・ホッグ式」を取り入れているママさんたちです。
最初はスケジュールを組んでもうまくいかないことが多く、それによりかえってイライラしてしまいストレスになってしまうこともあるようですね。スケジュール通りにうまくいってくれることが望ましいですが、たとえうまくいかなかったとしても、焦らずゆっくりと寝かしつけを行うことが大切です。
ジーナ式の良いところは、徐々に子どもが慣れてくると1人で寝てくれるようになるため、親の負担も少なく済むところですね。
寝かしつけ方③トントンやお布団ゴロゴロで
私も3ヶ月とかそれくらいからネントレをしていました!
泣いて泣いてだめなときは抱っこでゆらゆらしながらもおしりや背中らへんを優しくトントンして寝させてましたが、夜は決まった時間に部屋を真っ暗にしてしまって息子の隣に私も毛布を同じように着て転がって寝たフリしながら胸をトントンで寝させてました(*^^*)
そしたらそのうちトントンしなくても自分で寝てくれるようになりました。笑
ネントレはあとあとママが楽するためには大切だと私は思います💦(言い方悪いですが💦💦)
それまでは、授乳→抱っこで寝かせてました。きっかけは、寝返りが出来るようになって、授乳のあと、お布団で一緒にゴロゴロしてたら遊びながら寝ちゃったことです。
その翌日からも、お布団ゴロゴロでそのまま寝てくれます(*^_^*)
抱っこしながら寝かしつけよう!というよりも、お布団でゴロゴロして遊びながら眠くなるのを待つと、泣かずに機嫌よく寝てくれるようになりました。
トントンやお布団ゴロゴロで寝かしつけをしているというママさんたちです。
体をやさしくトントンして、一緒にお布団の上でゴロゴロしていると、子どもは安心して眠ってくれるようです。また、夜は決まった時間に電気を消すなど小さいうちから寝る時間を習慣化しておくことで、子どもにとっても親にとっても楽に過ごせるようになるようですね。
最初の慣れるまでの間は大変なこともありますが、小さいうちから習慣づけをしておくことも大切です。
寝かしつけ方④好きな歌を歌う
うちの娘は、トントンも苦手です。
お風呂→ミルク→就寝です。
布団にいき、歌を歌って一緒に横になってました。
子守歌じゃなく、童謡やアンパンマン、ときには、AKBなどの最近の曲やアニソンなども(笑)
ちょっとぐらいのねくずりの泣くのは歌を歌ってましたが、ギャン泣きは、一回抱っこで泣き止ませて布団に戻して…ってしてました。
10日ぐらいで歌を歌ってたら、ちょっとグズグズいうくらいで寝てくれるようになりました。
6ヶ月からは、布団によこになってるだけで、歌なし。
ちょっとグズグズがひどくなったら、居るからねんねしよーねいったりしたらねてました。
3日まえからは、お風呂→ミルク→布団に寝かせる。
おやすみって言って部屋からはなれてます。
一昨日、昨日は、一回ぎゃーって泣きましたが、すぐ部屋にいくと泣き止みました。
何回かしてたら、ねました。
今日は、泣かずにねてます。
寝たかな??っては、様子見にいったりしました。
最初からお布団に寝かせ、好きな歌を歌うなど寝る前の日課を作ったりしているママさんです。
抱っこをしたときに寝てくれても、お布団におろすと敏感な子どもは起きてしまうようですね。子どもの好きな歌を歌ってから「お風呂→ミルク→就寝」にするなど寝る前の毎日の日課を作ることで、安心して眠ってくれるようです。
効果的な方法やコツを知って子どもを上手に寝かしつけましょう
子どもの寝かしつけは子育てをするうえで毎日行うことなので、できることならすぐに寝てほしいし、いつまでも寝ないでいると親としてはイライラが募ってしまいますよね。
子どもの健康や将来を考えても睡眠はとても大事なことなので、寝かしつけの効果的な方法やコツを知って、今日から実践してみましょう。