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離乳食で豆腐はいつから食べさせる?アレルギーなどの注意点や保存方法

離乳食をスタートし、初めてのたんぱく質食材として、取り入れやすい食材の代表とも言える「豆腐」。しかし、初めての育児だと、豆腐はいつから食べさせてもよいのか、最初はどのように与えればよいか…など、分からないことだらけなママもいるかもしれません。今回は、離乳食で豆腐を与えるときの目安量や注意点などをご紹介します。また、合わせておすすめ離乳食レシピも!ぜひこれからの離乳食の参考にしてみてくださいね。

PIXTA

離乳食で豆腐はいつから?時期別の目安量

生後5か月・6か月を目安に、離乳食を開始します。初めてあげる食品は、1日1品1さじからが基本です。

まず、すりつぶしたなめらかな状態のおかゆ1さじから始め、すりつぶしたニンジン、ホウレンソウなどの野菜も取り入れていきます。食べることに慣れてきた頃、豆腐を試すタイミング。ゆでてすりつぶした状態で食べさせてあげましょう。

分量の目安としては、離乳食開始から11~15日目に1さじから試してみます。16~25日目には、2さじに増やし、26~30日目には5~10gを基準として進めていきましょう。

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冷ややっことしてそのまま食べたり、みそ汁に入れたり身近な食材である豆腐…

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離乳食で豆腐をあげる際の注意点

豆腐 PIXTA

季節を問わず年間通して価格の変動も無く、お手頃価格で手に入る食材である「豆腐」。

その上、調理も手軽にできるため、離乳食において大変心強い存在ではありますが、赤ちゃんに食べさせるには注意すべき点があります。

離乳食であげる豆腐の選び方

豆腐は、木綿豆腐・絹ごし豆腐・ソフト豆腐・充鎮絹ごし豆腐・寄せ豆腐に分けられます。たくさん種類があって迷ってしまいますね。

ご家庭でよく登場するのは、木綿豆腐と絹ごし豆腐ではないでしょうか?木綿豆腐は、キメが少し粗めで、製造過程で圧搾、水切りをすることで豆腐の水分が少なくなります。そのため、しっかりしていて食べ応えがあります。

一方、絹ごし豆腐は豆乳をすべて凝固させるので、キメが細かくて柔らかい食感です。離乳食に取り入れる場合、赤ちゃんにはなめらかな状態で与えることが大切なので、絹ごし豆腐がおすすめです。

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初めてあげる際はアレルギー確認のために他のものと混ぜない

豆腐の原材料は「大豆」。大豆は、卵・牛乳・小麦・米と合わせて「五大アレルゲン」と呼ばれており、食物アレルギーの原因物質とされています。アレルギーの可能性があるということを頭に置いておくことが大切です。

初めて食べる食材は、赤ちゃんの体調がよいときに、新鮮なものをよく加熱して、1さじから始めましょう。このとき、正確にアレルギーの原因を把握するために、新しく食べる食材は1種類ずつにしましょう。

食物アレルギーは、乳児期に現れることが多いとされており、ママたちの悩みのタネでもあります。しかし、心配のあまり医師に指示されたもの以外での食材を自らの判断で避けることはしないでくださいね。

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1歳までは加熱する

赤ちゃんは、大人に比べ細菌などに対して抵抗する力が弱く食中毒になるおそれが高まります。

離乳食を作るときはしっかりとした衛生的な手洗いを行い、豆腐はそのままでも食べられる食材ではありますが、1歳になるまではしっかりと過熱して食べさせるようにしましょう。

また、作った離乳食はすぐに食べさせてあげ、食べ残してしまったものを次回の食事に合わせてはあげないようにすることが大切ですよ。

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豆腐の下ごしらえと保存方法

離乳食 PIXTA

赤ちゃんに豆腐を食べさせるときは、容器から取り出してそのまま与えるのではなく、下ごしらえをしてから食べさせる必要があります。

どのように準備するのか、豆腐の下ごしらえと保存法を詳しくご紹介していきます。

加熱方法は?電子レンジでもOK

赤ちゃんに食べさせる場合、鍋に熱湯を沸かし、ゆでて火を通します。長時間ゆでると、固くなってしまうことがあるので、だし汁を使うと固くなりにくくなります。

また、電子レンジでの加熱も時間を短縮できるのでおすすめですよ。

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豆腐の保存方法。冷凍できる?

豆腐は冷蔵保存が基本です。パックから出したものを水につけた状態で冷蔵庫に入れて保存します。水が傷むと豆腐も傷んでしまうので、水を毎日取り換えれば3日ほど保存できます。

ただし、離乳食に使う豆腐はなるべく新しいものにして、開封してから時間がたったものは大人が食べた方が安心ですね。

冷凍保存の場合、水分が抜けて「す」が入った状態になり、元のなめらかな状態には戻りません。こうなると離乳食には不向きと思いがちですが、この性質を逆に利用して自家製凍り豆腐を作ることができます。

豆腐は薄めにカットし、冷凍可能な保存容器にキッチンペーパーを敷き、水気を切って冷凍します。完全に凍ったら冷凍保存用パックに入れ替え、冷凍庫へ。凍った豆腐は、解凍後に軽く水気を絞ってから煮物などに使いましょう。

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豆腐を使った離乳食時期別レシピ

良質なたんぱく質源となる「豆腐」ですが、離乳食のレパートリーがなかなか広がらないと悩むママもいるかもしれません。

今回は、離乳食が進んだ中期~後期の食べつかみの時期にぴったりな「おやき」や「豆腐ハンバーグ」など、ストック保存にも向いたレシピをインスタグラムの投稿からご紹介します。ぜひ今後の参考にしてみてくださいね。

離乳食中期:豆腐おやき

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材料(かぼちゃおやき)

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  • かぼちゃ
  • 絹ごし豆腐
  • かたくり粉

作り方

  1. 加熱してやわらかくなったかぼちゃをつぶす。
  2. 材料をすべてボールに入れて混ぜ合わせ、食べやすい大きさに成型する。
  3. フライパンで焼く。このとき、フライパン用ホイルシートを使えば便利。

材料(じゃがいもおやき)

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  • じゃがいも
  • 絹ごし豆腐
  • 青のり
  • 粉チーズ
  • かたくり粉

作り方

  1. 加熱してやわらかくなったじゃがいもをつぶす。
  2. 材料をすべてボールに入れて混ぜ合わせ、食べやすい大きさに成型する。
  3. フライパンで焼く。このとき、 フライパン用ホイルシートを使えば便利。

材料(バナナおやき)

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  • バナナ
  • 絹ごし豆腐
  • きな粉
  • かたくり粉

作り方

  1. バナナをフォークでつぶす。
  2. 材料をすべてボールに入れて混ぜ合わせ、食べやすい大きさに成型する。
  3. フライパンで焼く。このとき、 フライパン用ホイルシートを使えば便利。

豆腐とかぼちゃで作った「かぼちゃおやき」。かぼちゃの甘さと、もっちりした食感で子どもも食べやすそうですね。

豆腐とじゃがいもで作った「じゃがいもおやき」。青のりと粉チーズを入れることで風味が加わり、おいしそうですね。新しい味との出会いは大人でもワクワクするもの。子どもの食いつきもまた変わってきそうです。

豆腐とバナナで作った「バナナのおやき」。おやきは野菜だけではなく、バナナでも作れるのですね!おやきの可能性を感じます。バナナと好相性なきな粉入りで、デザート感覚で食べられるおやき。ぜひお試しください。

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離乳食中期:豆腐のそぼろあんかけ

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鶏ひき肉を使用したそぼろあんを豆腐にかけた「豆腐のそぼろあんかけ」。

ひき肉の中ではヘルシーな鶏ひき肉を使うことで、やさしい味に仕上がりそうですね。豆腐やひき肉をそのまま食べるより、あんでとろみをつけることで食べやすくなっています。

ニンジンや白菜など野菜を加えると、また味わいも変わって食の幅が広がりそうですね。

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離乳食後期:豆腐ハンバーグ

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いつもの豆腐とは違った食感の「豆腐ハンバーグ」。ふんわりとした食感で、子どももパクパク食べてくれそうですね。

ひじきを入れて栄養価もアップ!そのままだと食べにくいひじきも、豆腐ハンバーグに入れると食べやすそうですね。コーンや枝豆など野菜を加えて、彩りや味に変化を付けることやアレンジも可能です。

多めに作って冷凍ストックしておくのもいいですね。

離乳食後期:マーボーナス豆腐

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鶏むねひき肉、なす、豆腐、ニンジン、おだしを使った「マーボーナス豆腐」。みそとしょうゆで味付けされたとのことです。とても食いつきがよかったようです!パクパク食べてくれるとママ自身もうれしくなるものです。

大人と同じような豆腐を使ったメニューが食べられるようになったわが子、何だか成長を感じますよね。

具だくさんで栄養もたっぷりとれる、やさしい味の「マーボーナス豆腐」。ぜひ作ってみてくださいね。

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もっと広げよう!「豆腐」を使った離乳食レパートリー

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体を作る大切な栄養素、たんぱく質源として欠かせない「豆腐」。いつでも手に入り、安価で調理もしやすいうれしい食材ですよね。

しかし、食物アレルギーや食中毒などにつながる恐れもあり、注意は欠かせません。1つ1つ気を付けるべきことはしっかり守り、赤ちゃんの安全を考えることが大切です。

その上で、最初はペーストとして、中期にはおやきに、後期にはハンバーグに、さまざまな形に変化させて豆腐の離乳食レパートリーを増やし、赤ちゃんの食の幅を広げましょう!

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