離乳食に玉ねぎはいつから大丈夫?
常温保存ができて、常備野菜としても大活躍の玉ねぎは、離乳食にもぴったりです。離乳食として、生後5,6ヶ月頃から食べさせることができますよ。
炒めたり、煮込んだりすると、甘みが増すので、幼児でも食べやすい離乳食の一つです。玉ねぎを上手に離乳食に取り入れてみましょう!
- 上田玲子(監)「はじめての離乳食事典」62(朝日新聞出版,2015)
- 和光堂「離乳食の食材チェックリスト」(https://community.wakodo.co.jp/community/babyfood/checklist/,2020年9月1日最終閲覧)
玉ねぎの下ごしらえと保存方法。冷凍はできる?
加熱すると甘みが出て赤ちゃんにとっても食べやすい玉ねぎ。ストックしておくととても便利ですね。玉ねぎの外側は、繊維が残りやすいので離乳食には向きません。内側のやわらかい部分を使いましょう。
使いかけを冷蔵庫で保存する場合には、切り口が乾燥しないようラップなどで包んで保存袋に入れます。2〜3日は持ちますが、なるべく早く使い切りましょう。
冷凍保存の方法
ペースト状にして冷凍保存
- 細かく切ってやわらかくなるまで茹で、すりつぶす
- 保存袋に入れて平らにし、冷凍する
袋に入れる際、平らにしてから菜箸などで線をつけておくと凍ってからパキッと折って使うことができるので便利です。1週間程度で使い切れるよう、たくさん作りすぎないようにしてくださいね。
生のままみじん切りにして冷凍保存
- 細かく刻む
- ラップに包んでから密封袋に入れて冷凍する
- 旭化成ホームプロダクツ「玉ねぎ」(https://www.asahi-kasei.co.jp/saran/preservation/baby/food19.html,2020年9月1日最終閲覧)
- カゴメ「[タマネギ]正しい保存方法や切り方のテクニック」(https://www.kagome.co.jp/vegeday/yasai/onion/,2020年9月1日最終閲覧)
簡単美味しい離乳食!玉ねぎのレシピご紹介
簡単に美味しく離乳食に取り入れることができる玉ねぎレシピをご紹介します!
離乳食の時期別に分けて、まとめていますので、ぜひ玉ねぎを使った離乳食作りの参考にして下さいね!
初期:離乳食だけでなくいろいろ使える基本の「玉ねぎペースト」
材料
- 玉ねぎ:1/4
- 水
- 鍋
- すり鉢
作り方
- 玉ねぎをスライスし、煮る
- すり鉢ですりつぶす
離乳食だけでなく、カレーなどの様々な料理の隠し味としても活用されています。調味料や隠し味、離乳食など様々な使い道のある玉ねぎペーストは、作り置きをしておいても良さそうですね。
初期:電子レンジで簡単「とうもろこしと玉ねぎの柔らか煮」
作り置きしたペーストを混ぜて、レンジでチンするだけのお手軽一品。かぼちゃよりあっさりした味わいですので、薄味が好きな幼児にはおすすめです。
材料
- とうもろこしのペースト:小さじ1
- 玉ねぎのペースト:小さじ1
作り方
- とうもろこしと玉ねぎを茹でた後、ペーストにする
- とうもろこしのペーストと玉ねぎのペーストを耐熱容器に入れる
- 電子レンジでチンする(600wで30秒)
先ほどはかぼちゃと玉ねぎの柔らか煮を紹介したましたが、薄い甘みが好きなお子様はこちらを試してみてはいかがでしょうか?
初期:電子レンジで簡単「かぼちゃと玉ねぎの柔らか煮」
かぼちゃの甘みで、幼児でも喜んで食べてくれそうな一品ですね。かぼちゃと玉ねぎを使うのでビタミンも豊富で、ヘルシーです。
材料
- かぼちゃのペースト:小さじ1
- 玉ねぎのペースト:小さじ1
作り方
- かぼちゃと玉ねぎを茹でてペーストにする
- かぼちゃペーストと玉ねぎペーストを耐熱容器に入れる
- 一緒に電子レンジで温める(600wで40秒)
玉ねぎペーストとかぼちゃペーストを作り置きしていれば、混ぜてチンするだけのお手軽レシピです。忙しいママさんには最適ですね。
初期:玉ねぎの甘さで魚も食べやすい「玉ねぎとかぼちゃの魚だし煮」
材料
- 魚:10g
- かぼちゃ:10g
- 玉ねぎ:10g
- だし汁:大さじ2
作り方
- 魚は解凍し、よくほぐす。玉ねぎとかぼちゃは蒸してペースト状にする
- 耐熱容器に1を入れ、ラップをかけてレンジで40秒ほど加熱する
魚が入っているので、体を作るのに必要なタンパク質やカルシウムを撮ることができます。体がどんどん成長していく幼児には最適ですね。
初期:なすと玉ねぎの魚そぼろ煮
材料
- 魚:10g
- なす:10g
- 玉ねぎ:20g
- だし汁:1/4カップ
- 水溶き片栗粉:適量
作り方
- 魚は解凍し、ほぐす
- 玉ねぎはみじん切りにし、少量の水を加えてレンジで1分加熱する
- なすの皮を剥き、耐熱容器に入れてなすが浸るくらい水を加えて1分30秒ほど加熱する
- なすをみじん切りにする
- 小鍋で1、2を煮込み、魚を加える
- 最後に片栗粉でとろみをつければ出来あがり
魚を使っているので、幼児の成長に必要なカルシウムを摂ることができます。ナスと玉ねぎの爽やかな色合いが、幼児の食欲をそそります。
中期:先輩ママの「野菜とひじきの炊き込みご飯」
初めて炊き込みごはんを作ったのですが、分からない事だらけで(T ^ T)
人参と玉ねぎをみじん切りし、ひじきも細かくきり、0.5合のお米と水をおかゆの線の0.5まで入れ、おかゆモードで炊き込みごはんを作ったのですが、、、
普通のお粥は7倍粥を食べさせていたのですが、
レシピ通り0.5号のお米に0.5の線までにしたのですがコレって何倍粥なんでしょう?
後期:彩り野菜と鶏肉のグリル
画像:ameblo.jp
様々な野菜を一斉に食べる事のできる、ヘルシーな一品です。シンプルな味付けで、野菜本来の美味しさを味わう事ができます。
材料(大人2人+幼児1人)
- 鶏肉:1枚
- にんじん:1/3本
- ピーマン:1個
- パプリカ:1個
- 玉ねぎ:1/2個
- さつまいも:1本
- かぼちゃ:1/4個
- 塩:適量
- ミックスハーブ:適量
- ドライパセリ:適量
作り方
- さつまいもとにんじんを切り、茹でる
- 鶏肉の脂身を取り除き、玉ねぎと一緒に茹でる
- オーブンを200℃に予熱する
- クッキングシートを敷いた鉄板に材料を並べて200℃のオーブンで15~20分ほど焼いたら完成
大きなお皿に盛りつけるなどすると華やかな雰囲気が出るので、特別な日にはちょうどいいかもしれないですね。
手作業で骨取り済み!mogcookの冷凍魚なら手間なくお魚離乳食が作れます
画像:mogcook.com
通信販売で小分けサイズの冷凍お魚を販売している「mogcook」では、1パック10gという小さなサイズでパッキングした魚を販売しています。お魚は手作業で骨を取り除いています。
皮つき商品・皮なし商品を販売しており、手間や栄養面を考慮して選ぶことができますよ。(今回紹介したレシピの一部はmogcook様からご協力いただき掲載しております)
玉ねぎの甘さでお野菜の離乳食も進みますよ!
いかがでしたか?トマトやほうれん草など味にくせがある野菜も玉ねぎと一緒にスープなどで調理すると、あら不思議!玉ねぎの甘さで食べやすくなりますよ。
玉ねぎは年中手に入り、甘みがあって食べやすい野菜です。スープや味噌汁、煮物や炒め物と万能野菜の玉ねぎを離乳食に取り入れて、幼児に美味しい離乳食を食べさせましょう!