年末年始に気をつけておきたいポイント
年末年始は休診する病院が出てくるなど、5月の連休とは違う動きが見られる場合があります。また、今年は新型コロナ感染症により、営業自体が自粛傾向に。
かかりつけ病院などの診療予定は事前に確認しておくなど、状況を把握しつつ、もし連休中に何かあった際のとるべき行動についてもシミュレーションておくとよさそうです。
特に妊娠中の方が年末やお正月にかけて、気をつけておきたいポイントをまとめました。
雪や雨の翌日は、歩くことを控えよう
グッと気温が下がり、突然雪が降ることや道路が凍ることがあります。雪道に慣れていない場合、転倒のリスクがあるため歩くことを控えましょう。可能であればパパや他の大人に付き添ってもらうことがベターです。
雪ではなく雨が降った後でも、気温が下がれば道路が凍結する可能性があるので要注意。
どうしても外出をしなければならない場合は、滑りにくい靴を履き、時間に余裕を持って小さめの歩幅でゆっくり歩くようにしましょう。
- 建設産業専門団体連合会「職場での転倒事故を減らしましょう!」(http://kensenren.or.jp/images/news/150120-05mhlw.pdf,2020年12月24日最終閲覧)
- JISHA中災防「STOP!転倒災害」(https://www.shigarouki.or.jp/news/news_300821.PDF,2020年12月24日最終閲覧)
食生活に気をつけよう
年末はクリスマスから大みそか、年始のお正月に続き、食べ物の誘惑が多い時期。スーパーやショッピングモールに行けば、おいしそうな食べ物がたくさん並んでいるでしょう。特別な日だからと、つい食べてしまうこともあるかもしれません。
塩分のとり過ぎには注意。なるべくバランスのよい食生活を意識しましょう。
感染症対策を念入りにしよう
今年は新型コロナウィルス感染症が拡大しています。さらに、インフルエンザやノロウイルスなど、寒くなるとさまざまな感染症が流行するものです。手洗いやアルコール消毒、家の換気などをこまめにしましょう。
また外出時にはマスクをし、人混みを避けるなど感染症対策を徹底しましょう。同居する家族にも感染症対策をしてもらうことが大切です。
冷え対策も万全にしよう
妊婦さんはおなかに大切な子を抱えているおり、体に負担がかかることは避けたいところ。外出時や家で冷え対策をして、暖かく過ごしながら万全の態勢で年末年始を過ごしましょう。
お風呂はシャワーだけで済ませず、湯ぶねにゆっくり入ると、リラックスできそうですね。ただしのぼせないように注意して、入浴後は手早く着替えましょう。
入浴時以外でも、バケツを使用し足湯をするのもよいようです。
- 中国中央病院「案ずるより産むがやすし」(http://www.kouritu-cch.jp/wordpress/wp-content/themes/kouritu-cch-pc/pdf/umugayasushi201901.pdf,2020年12月14日最終閲覧)
- 綾部市立病院「妊娠おめでとう」(https://www.ayabe-hsp.or.jp/wp-content/uploads/2018/08/pukupuku201803071.pdf,2020年12月14日最終閲覧)
年末年始は気をつけながらゆっくり過ごそう
医師に止められたりしているのでなければ、適度な運動も大切。また、年末年始は夜更かしをしたり生活リズムが狂ったりすることも考えられます。
できるだけ規則正しい生活を意識して過ごしてくださいね。