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監修:佐藤りか

デザイン重視で選んだ服は子どもの事故につながることも。購入時に外せない子ども服選びのポイント

寒さも厳しくなり、外出時には子どもにアウターを着せる方もいると思います。子どもの服はどのようなものを選んでいますか?子ども向けには、キャラクターものや、デザインがかわいいもの、カラフルな配色で選んだりなど選択の基準はさまざま。しかし子ども服や着せ方によってはけがの原因になることもあります。今回は子ども服を選ぶ際や着せる際に注意したいポイントについて紹介します。

PIXTA

子ども服で注意すべきポイント

子どもの服は種類が豊富。お店に行ったりショッピングサイトをのぞいたりすると、いろいろなデザインのものが売られています。

子ども服を購入する際は、どのような点を意識しますか?見た目のかわいさだけで選ぶ、長く着せたいからと大きいサイズの服を選ぶ、といったことはしていませんか?

じつは、着せている服によっては子どものけがの原因になることがあります。子ども服を選ぶ際に気をつけて欲しいポイントを紹介します。

フード

すべり台 PIXTA

フードは後頭部の方についているので、子どもの視野には入りにくい分、遊具やドアノブなどに突然引っ掛かり転倒する可能性があります。

また、他のお友だちがふざけて引っ張ってしまうなどの危険性もあるため、できるだけフードがついていないもしくは、スナップボタンなどで着脱できるタイプのアウターを選びましょう。

ファスナー

ドアノブ PIXTA

ファスナーにはプラスチックタイプのものや金属タイプのものがあります。金属タイプの場合、何かの拍子に腕や顔、首などに引っかき傷を作ってしまう場合がありますので注意。

また、ファスナーを開閉する際に髪の毛や皮膚を挟んでしまう可能性もあるので慎重に扱いましょう。

上着やボトムスの裾

三輪車 PIXTA

アウターの前を開けたまま着ている場合や、サイズが大きいボトムスを着用した場合、裾が遊具や乗り物の車輪などに挟まってしまい事故を招く危険性があります。

アウターを着せるときは、前をしっかり閉じた状態にする、サイズが合った服を着せることを意識しましょう。

ボタンや装飾

電車 PIXTA

子ども服の中にはボタンや装飾が施されている場合があります。ボタンや装飾は、外れてしまうと誤飲を招く危険性があります。

取れかかっているボタンがあればしっかり付け直し、装飾も取れやすくないか確認したうえで着せるようにしましょう。

靴下、着ぐるみ

けんか PIXTA

子ども用の靴下や着ぐるみには、滑り止めがついていないものもあります。滑り止めがないものを室内ではかせてしまうと滑って転倒する危険性があります。

室内では靴下をはかせない、素足が出せるデザインの着ぐるみを選ぶなどを意識しましょう。もし室内で靴下をはかせなければならない場合は滑り止めがついたものを選ぶようにすると安心です。

出典元:

子ども服は安全第一で選びましょう

子供服 amana images

子どもにはかわいい服を着せたいと思う方もいると思います。しかし、安全性で選ぶことも忘れないようにしましょう。

保育園や幼稚園に通園しているならば、親の目が届かない時間が増えます。万が一を考えて衣類を選ぶようにしたいですね。子どもの月齢や動きに合わせて、最適な服選びをしましょう。

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記事の監修

株式会社子育て研究所 代表取締役

佐藤りか

株式会社子育て研究所代表、教育コンサルタント。
ベネッセコーポレーションなど教育業界で長年勤務。幼児教育から高等教育まで幅広く知見を深める。その後、株式会社子育て研究所代表取締役に就任。子どもとママ向けのアットホームなサイト「アフェクション」、編集業「ものかき」などの運営を手掛け、自身の執筆・監修や講和も多数。各種ビジネスコンテストで大賞や優秀賞の受賞歴がある。その他、東京都主催「TOKYO STARTUP GATEWAY」にてメンター&講師を務める。プライベートでは2児ママとして仕事と家庭の両立を強く意識して活動中。

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