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乳幼児の塩分過剰摂取に注意しよう!乳幼児の適正塩分量や減塩するコツ

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まずは自宅でできる工夫から解説していきます。

基本となるのは、食材のうまみを活かした調理をすることです。かつお節や煮干し、昆布などでだしをとれば、調味料を使わなくてもしっかりと味が感じられるようになります。肉や魚、野菜のうまみを活用しても良いですね。

またカリウムを多く含む食材を活用するのもおすすめ。カリウムにはナトリウムを排出させる作用があるので、塩分摂取過多になるのを防いでくれます。カリウムはほうれん草・小松菜・とまと・牛乳・りんご・バナナに多く含まれる栄養素です。

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外食時にできる工夫

1歳児と外食をする際には塩分量の調整がしにくいものですが、できるだけ味付けが薄そうなメニューを選ぶことと、つゆにつける料理は与えないことを意識しましょう。

たとえばうどんやそば、ラーメンなどの麺類はつゆと一緒に食べるので、どうしても塩分量が多くなりがちです。1歳児なら1食分で1日の塩分量を超えてしまうこともあるので、食材の中にすでに塩分が含まれているうどんやパンなども避けるようにしてくださいね。

塩分の取り過ぎに気を付けて食事を楽しもう

家族 食事 amana images

1歳児に必要な塩分量はかなり少なく、摂りすぎると「急性塩化ナトリウム中毒」になってしまうリスクもあります。1歳児の摂取塩分量は、ママパパがしっかりとコントロールしてあげましょう。

ご家庭ではなるべく食材のうまみやだしを活用するようにして、調味料を控えることがポイントです。外食は塩分量の調節が難しいですが、なるべく薄味のものを選んで、つゆを使う料理は避けるようにしてください。

料理の取り分けもできるようになる1歳児ですが、塩分過多にならないよう常に注意してあげながら、おいしく、楽しく食事できるように工夫してあげることが大切ですよ。

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