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1歳以降のパクパク期、何をどのくらいの量食べさせればよい?
パクパク期(12~18ヶ月)の離乳食は、大人の食事を取り分けるなどが可能になってきます。この時期は、ほとんどの栄養を食事からとるようになるため、しっかりと食べられるようにしましょう。
また、三度の食事で足りない栄養をおやつとして与えます。しかし、必ず与えなければならないものではないため、お子さんの様子を見ながら与えましょう。
1回の食事量の目安は以下の通りです。
1.炭水化物
- 軟飯 約90g
- ごはん 約80g
2.野菜・果物
- 40~50g
3.たんぱく質
- 魚 約15~20g
- お肉 約15~20g
- 豆腐 約50~55g
- 卵 全卵1/2個~2/3個
- 乳製品 約100g
- 和光堂「離乳食完了期 パクパク期 」わこちゃんカフェ(http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/s0314-17.html)
- 上田玲子(監)「新版 離乳食大全科」(主婦の友社)
1歳~1歳半のパクパク期におすすめのお魚レシピ
子供の食べたい気持ちを引き出すパクパク期におすすめのレシピを紹介します!
お魚はその時期に手に入りやすいものや、大人用にお刺身を買ったときに一切れ使うなどお好きなものをお使いください。
おすすめレシピ①魚の人参ゴマポッキー
材料
・魚:10g
・にんじん:20g
・小麦粉18g
・乾燥おから:3g
・きび砂糖:小さじ1/2
・牛乳:大さじ1/2
・小麦粉:適量(まな板用)
・すりごま:適量
作り方
(下ごしらえ)魚は解凍しよくほぐし、人参はすりおろす(皮つきのままでもOK)
1,全ての材料をボウルに入れよく混ぜ合わせラップをし冷蔵庫で1時間寝かせる
2,まな板の上に軽く小麦粉、すりごまをふり綿棒で5mm厚さに伸ばし5mm幅にカットする
3,オーブンシートを敷きトースターで5分焼き裏返し更に5分焼く
きび砂糖の甘味の代わりに、粉チーズ、にんじんの変わりにごぼう、薩摩芋、ひじき等加える食材を変えることでいろいろなアレンジもできます。
おすすめレシピ②魚のカレー竜田揚げ
材料
・魚:10g
・片栗粉:少々
・カレー粉:少々
・マヨネーズ:小さじ1/4
・牛乳:小さじ1/2
・油:少々
作り方
(下ごしらえ)魚は解凍し、カレー粉、マヨネーズ、牛乳で下味をつけ暫く漬けておく
1,魚の汁気を取り、片栗粉をまぶす
2,フライパンに多めの油を熱して魚を揚げ焼く
美味しそうな香りがしてきそうな1品ですね。
おすすめレシピ③魚のタルタルソースかけ
材料
・魚:10g
・玉ねぎ:5g
・パセリ:少々
・茹で卵:5g
・マヨネーズ/牛乳:各小さじ1/4
作り方
(下ごしらえ)玉ねぎとパセリをみじん切りにしておく
1,玉ねぎを耐熱容器に少量の水を加えラップして20秒程加熱する
2,パセリとゆで卵、マヨネーズ、牛乳を混ぜる
3,魚の上に2を乗せてオーブントースターで7~8分程度焼く
クッキングシートを敷きフライパンで蒸し焼きにするとふっくらと仕上がりますよ!魚はムニエルにして焼いておきタルタルソースをつけるのもおすすめです。
おすすめレシピ④にんじんの魚きんぴら
材料
・魚:1パック
・にんじん:20g
・ごま油:少々
・だし汁:大さじ2~3
・オリゴ糖、醤油:各小さじ1/4
作り方
(下ごしらえ)魚を軽くほぐす
1,にんじんを茹でて食べやすくカット
2,鍋にごま油を入れにんじん、魚を入れ炒めだし汁、オリゴ糖、醤油を加え汁気がなくなるまで煮込む
だし汁を多めにし最後に水溶き片栗粉でトロミをつけてアレンジすることもできますよ。
おすすめレシピ⑤魚とひじきのトマト胡麻和え
材料
・魚:10g
・ひじき:10g
・オクラ:1本
・プチトマト:1個
・すり胡麻、醤油、オリゴ糖:各少々
作り方
(下ごしらえ)魚をほぐしておく
1,オクラ、ひじきは茹でてトマト同様食べやすく刻む
2,すり胡麻、醤油、オリゴ糖を混ぜ合わせて、すべての材料を加えて和える
オクラのネバネバした食感、磯の匂いを感じられるひじき、トマトの酸味とお口の中で様々な味が楽しめ、魚の臭みが気になりませんよ。
手作業で骨取り済み!mogcookの冷凍魚なら手間なくお魚離乳食が作れます
画像:mogcook.com
通信販売で小分けサイズの冷凍お魚を販売している「mogcook」では、1パック10gという小さなサイズでパッキングした魚を販売しています。お魚は手作業で骨を取り除いています。
皮つき商品・皮なし商品を販売しており、手間や栄養面を考慮して選ぶことができますよ。(今回紹介したレシピの一部はmogcook様からご協力いただき掲載しております)
1歳以降のパクパク期。この時期ならではの離乳食のお悩みとは?
1歳をすぎると歩き始めたり、意思が出てきたりいよいよ赤ちゃんから卒業!という感じになってきます。これまでの時期とは違うお悩みも出てくるようです…。
お悩みその①口にいれたものをずっとモグモグしている!
口に入れたはいいけど、何やらずっともぐもぐもぐもぐ…よくありますね!もしかするとまだ子供にとって食べることが難しい食材だったのかも!?少し元に戻ってやわらかめの食材をあげて様子をみてみましょう!
お悩みその②1歳1ヶ月今までは食べていたのに…
もともと離乳食拒否があり、試行錯誤しつつここまできて、一時期は何でもよく食べるようになりました!
最近ですが、さらに自我が強くなり、今度は野菜嫌い?というか、副菜が苦手になりました💦
1歳過ぎてからの偏食・食べムラはよく耳にする話です。毎食食べてくれないと、心配し過ぎて疲れてイライラに結びついたりしちゃいますよね!
ちょうどこのころは好き嫌いが出てきて、食べたくないものはどんなにすすめても食べなかったりということがよくあります。
無理やり食べさせて食事自体が嫌いになってはいけないので、食卓には用意し続けつつ、こういう時期だと割り切ることも必要かもしれませんね。
お悩みその③おとなしく座って食べてくれない
食事中でもあちこちに意識がいって、なかなか集中して食べられませんよね(´ヮ`;)
うちは10ヶ月あたりからそんな感じで、すぐに立ち上がっていました。
そういう時は、『もういらないの?ごちそうさまねー』と言って椅子からおろし、食事を強制終了させていました。食べ始めでも、立ったらそんな感じで片付け。
それを繰り返していく内に、最近では立ち上がる回数が減ったかな?とおもいます。
この時期の子供は集中力がとても短く、普段から一か所にじっとしていられないということもあるでしょう。厳しくしつけようとするよりも、自分で楽しく食べられるような手づかみメニューを用意したり、楽しい雰囲気をこころがけをしたりするようにしましょう。
1歳以降は離乳食完了期!食事はママも楽しくをこころがけよう
1歳前は静かに座ってなんでもパクパク食べていたのに、1歳を過ぎたあたりから遊びまわるは、食べ物を投げる、特定のものしか絶対に食べない…などなど食事に関して変化をみせる子供はたくさんいます。
ママは急にどうしちゃったのだろう、と時にはイライラしてしまうことがあると思いますが、それも大抵は一時期のもの。こういうものだ!と割り切って、ママはとなりで自分の食事をにこにこしながら食べましょう。
ママの笑顔につられて、子供もきっと食事が好きになるかもしれません。
※記事内の写真・動画はすべて掲載許可を得ております。
イラスト:アキタヒロミ