4歳児が順調に成長するために知っておきたいポイント
4歳児は、好き嫌いがあっても少しずついろいろなものを食べる努力ができるようになり始める時期。好き嫌いがひどい子どもでも、食べられる物だけを与えるのではなく、いろいろな食材から栄養がとれるように工夫してみましょう。
必要な栄養素をしっかりと摂取
成長の基本となるのはやはり食事です。子どもの成長を促すためには、たんぱく質・カルシウム・ビタミンD・ビタミンKを積極的に摂取させるようにしてください。各栄養素の働きと含有される食品は次のとおりです。
糖質
活動のエネルギー源、体脂肪の原料(ごはん・パン・麺類・砂糖など)
たんぱく質
筋肉・内臓を作る原料(肉類・魚類・卵・豆類など)
カルシウム
歯・骨の原料、乳幼児期では特に吸収率が高まる(乳製品・小魚・ひじき・えんどう豆など)
ビタミンD
骨の代謝を促す、カルシウムの代謝に必要(カツオ・キクラゲ・干しシイタケ・シャケ・カレイなど)
ビタミンK
骨の形成に必要(焼きのり・生のほうれん草・大豆油・ひきわり納豆など)
まず、4歳児の体重を増やすには、脂肪になる糖質と筋肉になるたんぱく質を意識してください。カルシウム・ビタミンD・ビタミンKは体重に関係する栄養素ではありませんが、骨を作る働きがあるので身長を伸ばすために必要な栄養素です。
※アレルギーを含む食品が記載されております。子どものアレルギーを把握のうえ十分に気を付け、食べさせた後に気になることがあれば、受診するようにしてください。
- e-ヘルスネット「炭水化物 / 糖質(たんすいかぶつ / とうしつ)」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-018.html,2022年4月14日最終閲覧)
- e-ヘルスネット「たんぱく質(たんぱくしつ)」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-044.html,2022年4月14日最終閲覧)
- 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「「健康食品」の安全性・有効性情報」(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail660.html,2022年4月14日最終閲覧)
- 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「カルシウム解説」(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail660.html,2022年4月14日最終閲覧)
- 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「ビタミンD解説」(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail221.html,2022年4月14日最終閲覧)
- 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所「ビタミンK解説」(https://hfnet.nibiohn.go.jp/contents/detail17.html,2022年4月14日最終閲覧)










