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おっぱいを飲ませる上手な姿勢は?母乳が足りているかの判断基準は?助産師がアドバイス

初めての子育てや、久しぶりの子育てになる方は、赤ちゃんとの生活に不安を抱いている方が多いのではないでしょうか?自分の授乳が正解なのかわからない、赤ちゃんがうまく飲めているのかわからないという方もいるかもしれません。2020年6月25日、インスタグラムのママリ公式アカウントにて、じょさんしonline代表の助産師・杉浦加菜子さんを招いてインスタライブを実施。ママの質問に答えてもらいました。今回は、授乳のコツについて紹介します。

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授乳にまつわるよくある疑問に助産師さんが回答!

新米ママにとって、授乳は大きな悩みの一つ。ママリで下記のような質問がありました。

生後12日目です。
母乳は出るのですが、なかなか口の大きさと乳頭のサイズが合わないらしく一発で飲めません。
飲めてもしっかり吸えてるのか不安です。
夜はできるだけ母乳をのませ、まだぐずるようならミルクを飲ませていますが、栄養がいってなかったらどうしようと毎日不安です。
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今回は、インスタライブでの助産師・杉浦さんのアドバイスをご紹介します。あくまでも一般的なアドバイスであることを念頭に置き、参考にしてくださいね。

授乳の姿勢は?うまくいくコツは?

赤ちゃん  授乳  PIXTA

ーーおっぱいを飲ませる上手な姿勢はありますか?

杉浦さん:一般的は病院等で教えていただくのは、「横抱き」「縦抱き」「フットボール抱き」の主に3つがあると思います。どの姿勢のときでも気を付けて頂きたいのが、赤ちゃんのあごの向きです。あごを下に向けた状態でおっぱいを飲んだり、逆に上に向けた状態で飲ませたりすると、飲みづらくなります。

大人も飲み物をストローなどで飲むとき、下を向いた状態では飲めないですよね。なので、主に次の3点がポイントとなります。

  • 赤ちゃんの首を少しだけ上向きにする
  • 鼻から口にかけて乳首をちょんちょんちょんとくっつけてみる
  • 赤ちゃんが口を開けた瞬間に乳首をぱくっと加えさせる

赤ちゃんの口が小さいときに乳首をくわえさせてしまうと、先の部分しか吸えないので、乳首がすごく痛くなってしまう原因に。飲めるおっぱいの量も少なくなってしまいます。赤ちゃんが口を開けた瞬間に乳輪周りまでガブッとくわえるようにしてあげると良いです。

また授乳のしやすさは、赤ちゃんの出生体重やママの乳首の柔らかさも関係してきます。乳首が固いと感じたときはしっかりほぐして柔らかくしておくことが大切です。

赤ちゃんが小さく生まれた場合は口も小さいでしょう。ママの乳首が大きいと飲めるようになるまでに時間が掛かるかもしれません。しかし赤ちゃんが大きくなると共に口も大きく成長します。大きく開けられるようになれば自然と飲める量も増えてくるので心配はいらないでしょう。

赤ちゃんが乳首をくわえたかどうかの判断基準は?

赤ちゃん  授乳  amana images

ーーうまく乳首をくわえたと分かるような、赤ちゃんの唇の形など判断基準はありますか?

杉浦さん:アヒルのお口みたいになると良いです。上唇は上向きに、下唇は下に向いている状態が一番良い状態の口の開き方です。

授乳中、赤ちゃんを抱っこするコツは?

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ーーフットボール抱きが難しそうだというコメントもありますね。

杉浦さん:抱き上げるときにご自身の腕だけで支えると、とても重くて腕がつらくなってしまいます。横抱きでもフットボール抱きでも、どのような抱き方であっても、下に授乳クッションや普通のクッション、またはタオルを挟むとちょうどよい高さになりますよ。いろいろ試してみて自分が楽な姿勢で授乳できるようになれば良いと思います。

母乳の量が足りているかの判断基準は?

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ーー母乳が足りているか心配になるという質問があったのですが、そこの判断基準は何かありますか?

杉浦さん:判断基準は主に以下の4つあります。

  • おしっこの量
  • 赤ちゃんが元気かどうか
  • 授乳後おっぱいの張りが減った
  • 赤ちゃんののどがゴクゴク動いているかどうか

赤ちゃんのおしっこの回数や量、機嫌の良さはしっかり見てあげてください。もしいつもと違うように感じた際は病院に一度相談してみることがおすすめです。

さらに、授乳前にあった胸の張りが、授乳後にはなくなって楽に感じたら赤ちゃんは母乳を飲めています。

他にも、赤ちゃんが母乳を飲んでいるときには喉の動きが「ごくんごくん」という動きになります。しかしあまり飲めていないときは、空気が漏れているようなクチュクチュといった音が聞こえます。のどの動きも観察してみましょう。

――母乳量が足りているかというのは、すごく皆さんが悩まれることですよね。

杉浦さん:あと、体重が増えているかどうかが一番大事ですね。

赤ちゃんの体重の確認方法は?

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――入院中は、専用スケールがあって授乳前と後に体重の変化を確認できたと思います。しかし自宅にはスケールが無い場合が多い。大人が使う体重計にそのまま乗せるわけにもいかないし…というときの体重の確認の仕方というのはあるのでしょうか?

杉浦さん:どうしても体重を確認したいときの一つの方法は、どの家庭にもあるような大人用の体重計を使います。まず、お母さん自身と赤ちゃんが抱っこした状態で体重計に乗って量り、その後お母さんだけ乗って体重を量ります。そして、2人の体重からママの体重を引くと、赤ちゃんのおおよその体重は分かると思います。

あともう一つは、ショッピングモールや保健所などにあるスケールで測ってもらうのも良いと思います。授乳室に置いてあるところも多いですよ。

深刻に悩み過ぎず、自分に合った方法を見つけよう

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哺乳瓶に入ったミルクとは違って、母乳はどれだけ飲めているのかが目に見えないので、不安になるママは多いはず。特に、初めての子育てとなると不安も大きくなりますよね。

授乳の姿勢、乳首のくわえさせ方、授乳中の抱っこのコツ、そして母乳が足りているかどうかのポイントを頭に入れておくと、少し気持ちが楽になりませんか?助産師・杉浦さんからのアドバイスをお守り代わりにしてくださいね。

また、どうしても赤ちゃんの気になることがある場合は、産院やかかりつけの小児科など医療機関に相談してみましょう。

杉浦加菜子さんプロフィール

©じょさんしonline

助産師・看護師・保健師。じょさんしonline代表、マタニティヨガ講師、わらべうたベビーマッサージ講師。

愛知県出身、2児の母。都内の病院で勤務後、転勤族の夫について愛知県、東京都、オランダに在住。オランダで妊娠・出産・育児を経験。

じょさんしonline

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