4歳児の成長にとって欠かせないのが、運動です。4歳から5歳ごろになると、友だちと一緒に運動するのを楽しいと感じるようになります。また、自分自身で工夫しながら運動を行える年齢です。
4歳未満の小さな子どもは上手に動くことができないシーンもありますが、4歳を過ぎると全身のバランス能力が発達します。道具を使った遊びにも挑戦したいですね。縄跳びやボール遊びのように、自身の体をコントロールしながら行える運動が適しています。
1日に2時間も3時間も運動をさせる必要はありません。ただ、できれば1日1時間以上は楽しく体を動かすのが理想とされています。家の中でじっとゲームばかりしている子どもの場合、積極的に外で遊ばせてみてはいかがでしょうか。
- 文部科学省「幼児期運動指針」(https://www.mext.go.jp/a_menu/sports/undousisin/1319771.htm,2022年4月14日最終閲覧)
適切な睡眠時間を確保
子どもの健やかな成長には、適切な睡眠時間を確保することも欠かせません。以下の点に注意して、子どもに質の良い睡眠をさせてあげてください。
幼児期の睡眠時間は10~11時間程度確保
3歳から6歳くらいの幼児は、10~11時間程度の睡眠をとるようになります。
また、大人と同様に90分のサイクルでレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返すようになるので、朝起きる時間から90分単位で逆算して寝る時間を決めると、すっきり目覚めやすくなります。
必要以上の昼寝はさせない
赤ちゃんのうちは昼と夜の区別なく寝たり起きたりするものですが、夜に長く寝るようになると昼寝の必要性は減っていきます。
子どもの体が必要としている間は昼寝をさせるのもよいのですが、昼寝が長すぎると夜の睡眠を妨げる可能性があるので、夜寝付きにくい場合には昼寝の長さを見直してみましょう。
寝る前には明るい光を浴びないように
寝つきの悪い子には、寝る前にスマホやタブレットなどの光を浴びさせないように注意してください。
夜に明るい光を浴びすぎると、睡眠や覚醒のリズムに影響を与えてしまうので、子どもが大人と一緒の部屋で眠る際には、直接光が目に入らないように工夫してみましょう。
- e-ヘルスネット「睡眠不足や睡眠障害、子どもへの大きな影響」(https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/heart/k-02-003.html,2022年4月14日最終閲覧)
- 公益社団法人 日本小児保健協会「子どもの睡眠に関する提言」(http://plaza.umin.ac.jp/~jschild/com/011112.html,2023年1月11日最終閲覧)
- 厚生労働省「未就学児の睡眠指針」(https://www.mhlw.go.jp/content/000375711.pdf,2023年1月11日最終閲覧)
食事量が少ない子どもなら間食を活用
食事量が少ない子どもは、3回の食事だけで必要な栄養素がとりきれないということもあるでしょう。そのようなときは、間食を活用してみてください。
おやつにチョコレートやクッキーをあげる代わりに、たんぱく質・糖質・カルシウムが摂取できるシラスおにぎりをあげたり、たんぱく質が豊富なおからクッキーをあげたり…と、おやつで工夫できれば栄養が補えますよ。
4歳児の体重に関するママの疑問やお悩み
実際に4歳の子どもを持つママは、成長や体重についてさまざまなお悩みを抱えているようです。ママリにも以下のようなお悩みの声が寄せられていました。










