離乳食にベビーフードはいつから使える?
ベビーフードは、離乳食初期から食べられます。ですが、離乳食初期向けのベビーフードなら最初から何でもOKと言うわけではありません。
離乳食の進め方の基本は、まずはおかゆからスタートします。1週間ほどおかゆだけ食べて野菜に進み、2か月目から豆腐や白身魚を食べ始めます。また、食べる量は、各食材を1日1種類、ひとさじからスタートします。2~3日同じ食材を食べ、体調に変化がなく食べられたら次の食材に進みます。
このように、1つずつ少しずつ食べ進めていくのが離乳食ですので、ベビーフードを選ぶときのポイントは、その商品の原材料名を確認し「食べていない食材が1種類」のものを選ぶことです。
ベビーフードのメリットは?
ベビーフードの最大のメリットと言えば、容器を開けるだけで衛生的で安心な離乳食を赤ちゃんに与えられることです。しかし、メリットはそれだけではありません。
取り入れにくい食材を使う時に役立つ
普段食卓に上がりにくい食材や少量だけ食べさせたい時などは、ベビーフードがあれば取り入れやすいです。 調理が難しい食材も、ベビーフードを使うと手軽に食べさせることができますね。
外出時、非常時に役立つ
手作りの離乳食は、外出時の保存状態に気をつけなければいけません。一方ベビーフードは、密閉された状態で販売されていますので衛生面で安心です。
また、ママ・パパが体調不良で手作りが難しいときや、災害が起きた時などには、ベビーフードが大活躍します。ベビーフードは長期保存ができるので、普段は手作りがメインのご家庭も3日分程度のベビーフードを備蓄していると、もしもの時に安心です。
ベビーフードを手作り離乳食と併用する方法
手作りの離乳食とベビーフードを取り入れることで、普段の離乳食作りのメニューの幅が広がります。今回はその一部を紹介します。
果物や野菜のペーストポタージュ(5か月以降)
材料は、育児用ミルクと果物や野菜のペースト。ミルクを通常通り作り、器の中でベビーフードと混ぜるだけ。7か月ごろを目安に、ミルクをヨーグルトに変えても美味しいですよ。
ソースに変身おしゃれメニュー(6か月以降)
豆腐や魚、肉をゆがいたものに、果物や野菜のペーストや煮物、シチューなどのベビーフードをかければ、おしゃれなソースに変身です。
ベビーフードのごはんおやき(9か月以降)
材料は、おかゆ又はご飯とベビーフード。ベビーフードは、ちく前煮や肉じゃが、ポテトグラタンなどのおかずメニューを使います。ご飯とベビーフードを5:1の割合で混ぜてフライパンで両面を焼くだけカンタンお焼きです。焼く時はオーブンシートの上で焼けば油いらずです。
月齢別おすすめベビーフード
離乳食は月齢に合わせて進めていきますよね。同じように、ベビーフードの内容も赤ちゃんの月齢に合わせて作られています。
月齢別のおすすめ商品を全部で30種類、ボリュームたっぷりでご紹介します。赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合に合った商品を探してみてくださいね。
離乳食初期 5~6か月向けのベビーフード
離乳食初期である生後5~6か月ごろ、この時期に大切なのは「食べることに慣れる」ということです。口の中のものが無くなったら次のものを入れていきます。離乳食初期はこうして飲み込む練習を焦らず繰り返して進めます。目安量は守りつつ、食べる量が少なくても心配しすぎないようにしましょう。
ゴックン期といわれるこの時期の離乳食の状態は、赤ちゃんが難なく飲み込むことができるペースト状であることが基本です。うまく飲み込めるようになったら、少しずつ粒々が残るような固さのものに進めていきましょう。
また、離乳食初期は「素材の味」に慣れることが大事な時期なので、ベビーフードを選ぶ際は、特に味つけのされていない、素材の味を生かした商品を選びましょう。
離乳食の回数は、離乳食をスタートして1か月程度が経過し、おかゆ・野菜・豆腐や白身の魚がどれも食べられるようになった段階で、2回食に進めていきます。2回食に進んでも、この時期に離乳食から得られるエネルギーはごくわずか。不足した分は母乳やミルクでしっかりと補いましょう。
厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド(2019年3月)」には、母乳育児の場合は生後6か月ごろから鉄欠乏が起こりやすいと記載されています。母乳育児の方は、鉄を積極的に取り入れるようにしましょう。
和光堂「 ベビーのそうめん 」
ストックしておくととても便利な、和光堂の「ベビーそうめん」。
「ベビーそうめん」は一般的な乾麺のそうめんより早くゆでることができるので、面倒な下ごしらえなしで、おいしい麺料理がすぐに作れます!
ゆで時間が短いことは調理時間の短縮につながりますよね。レンジ調理がOKなのも忙しいママパパにはうれしい点。
また、この商品はあらかじめ食べやすい長さにカットしてあり、「長さを調節する」という一手間を省けるのもうれしいポイント。
ゆで時間を変えることで、離乳食の進み具合に合ったやわらかさに調整可能で、毎日の離乳食の味方ですよ。
袋は毎日の利用に便利なファスナーつき。こうした細かい配慮もありがたいですね。
和光堂「コーンクリームスープ」
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生後5か月頃から幼児期まで、安心してメニューに取り入れられる和光堂の「コーンクリームスープ」。
北海道産のスイートコーンを使用した、やさしい甘さに仕上がったコーンクリームスープは、ソースとしても利用できて大活躍します。離乳食のメニューの幅がぐっと広がりますよ。
1包に対してお湯30mlを基本とし、お子さんの離乳食の進み具合に応じて調整してくださいね。
SO・DA・TU「野菜フレーク 」
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乳児用規格適用食品で、野菜本来のおいしさと栄養を余すことなくそのまま詰め込んだ野菜フレークです。
種類は「じゃがいも」と「かぼちゃ」。北海道ですくすく育った素材が使われています。
湯冷ましの分量を変えるだけで、赤ちゃんの成長に合わせた野菜ペーストが作れます。成長に合わせて、いろんな固さで利用できるので離乳食が進んでも残すことなく使えます。
- 消費者庁「乳児用食品の規格基準が適用される食品に対する表示」(https://www.nishi.or.jp/jigyoshajoho/shokuhinkanrenjoho/kanrentsuchi/tsuchi-h24.files/nyuuyoujigaiyou240725.pdf,2021年3月25日最終閲覧)
キユーピーベビーフード 「かぼちゃとさつまいも」
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生後5か月頃から取り入れられる、キューピーベビーフード 「かぼちゃとさつまいも」。国産のかぼちゃとさつまいもを、裏ごししてなめらかなペーストにした商品です。
そのままでも、他の食材と合わせても、さまざまな用途で使えます。
ママパパにとっては気になる着色料、保存料、香料は使用していないので、心配なく赤ちゃんに食べさせてあげられますね。
素材として使えば離乳食期に長く使えるのでストックしておいても大丈夫です。
和光堂 手作り応援 「緑黄色野菜3種パック」
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離乳食初期である生後5か月ころから使える、和光堂の「緑黄色野菜3種パック」。ほうれん草と小松菜、かぼちゃとさつまいも、にんじんとトマトという3種類の野菜ペーストがあっという間に作れる商品です。
子どもにはなるべくいろいろな食材を経験してほしいと願いますが、野菜ペーストを3種類も作るにはどうしても時間が必要になりますよね。
この商品を使えば野菜を切って、お湯でゆでて、潰して、うらごし…と、いった手間のかかる作業が省けるので忙しいママやパパにぴったり。
分量のお湯を加えて、混ぜ合わせるだけのお手軽さはうれしい限り。忙しいママパパの味方になってくれるでしょう。
キユーピーベビーフード 「3種のくだもの」
離乳食初期の初めてのデザートにぴったりなベビーフードが、キユーピーベビーフード「3種のくだもの」。りんご、バナナ、オレンジの三種類の果汁が入ったフードです。
瓶入りなので保存性が高く、持ち運びにも便利。1日で使い切ることを考えて使えば、1回分は別の容器にとり、残りはキャップをして冷蔵庫に保存すればOK。
1日では使い切れないなと思う場合は、あらかじめ必要な量に小分けしておいて、冷凍保存も可能です。
離乳食中期 7~8か月向けのベビーフード
離乳食中期にあたる7~8か月ごろは、まず2回食のまま進めていきましょう。
中期に入ると、上あごと舌を使って食べ物をつぶせるようになります。モグモグと口を動かして、まとめて飲み込むことを覚えます。飲み込みやすいようにとろみなどをつけてあげると良いですね。
中期に入ったばかりのころは初期と同じで、スプーンを下唇にのせ、上唇が閉じるのを焦らず待つようにします。初期に比べて、食べられる食材が増える時期なので、さまざまな食材を取り入れ、赤ちゃんに新しい味や舌触りを経験させてあげましょう。
だしと食材の味で美味しければ、特に味付けする必要はありません。味付けをする場合は、しょう油や味噌で、食材の味をそのまま生かせるごく薄味にとどめるようにしましょう。
離乳食中期は2回食での食事リズムが定着し始め、食べる量も少しずつではありますが増えてくるころ。しかし離乳食だけで摂取できる栄養素・エネルギーは、1日に必要とする3割ほどです。離乳食を食べさせたあとは、母乳やミルクで不足する栄養素・エネルギーを補うようにしましょうね。
- 厚生労働省「2.乳児・小児」(https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10901000-Kenkoukyoku-Soumuka/0000042642.pdf,2021年3月25日最終閲覧)
- 森 恵子 北島 葉子「離乳期の食事 ・栄養素量把握のための基礎的研究」(https://core.ac.uk/download/pdf/143641919.pdf,2021年3月25日最終閲覧)
キユーピーベビーフード「ささみと緑黄色野菜」
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キューピーベビーフード「ささみと緑黄色野菜」は、鶏ささみ、かぼちゃ、にんじんなどをじっくり煮込んだスープを、赤ちゃんが食べやすいように裏ごししている商品です。
コンパクトな瓶詰タイプなので、持ち運びに便利でで、外出先など食器が用意できない場合も、ふたを開ければそのまま食べさせることができます。
一度封を開けたものはその日のうちに食べきるようにしましょう。
素材としての利用もできるので、たくさんストックしたら、離乳食が進むのに合わせて他の料理にしてもよいですね。
和光堂 「鶏ささみと野菜」
生後7か月頃から使用できる、鶏ささみと野菜を滑らかに裏ごしした和光堂 「鶏ささみと野菜」。
ひとさじ分を1個ずつキューブ状にフリーズドライ加工した商品です。フリーズドライにすることで、素材そのものの色や味、香り、そして栄養価がキープされています。
使う際は、キューブ1コに対してお湯5mL(小さじ1杯)を加えて混ぜ合わせるだけ。とても簡単で忙しいときに助かりますね。
着色料・保存料・香料・食塩・砂糖不使用となっており、赤ちゃんにぴったりな商品となっています。
離乳食作りの時間短縮にもなるので、ごはんが待ちきれない赤ちゃんを待たせることなく用意できますね。
キユーピーベビーフード「角切り野菜ミックス 」
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大根、じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、かぼちゃ、セロリを角切りにして作られた、キューピーベビーフード「角切り野菜ミックス」。
素材の味を生かした薄味に仕上げられているため、この商品だけでも十分に1つのメニューにできます。
もちろん素材としておかゆのなどの具材にもできますし、他の食材に掛け合わせても使いやすいので離乳食のレパートリー増やしにも一役買ってくれるでしょう。
生後7か月ごろから離乳食に取り入れられるように作られていますが、ペースト状ではないので最初は赤ちゃんの様子を見ながら使うようにしましょう。
キユーピーベビーフード「白身魚と野菜の雑炊」
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キューピーベビーフード「白身魚と野菜の雑炊」は、かれいとにんじんや大根などの野菜をかつおと昆布のだしで炊いて作られている商品です。素材が生きた豊かな香りに仕上げられた。
対象月齢は生後7か月からとなっていますが、7か月まで使えないとか7か月が来たから使って大丈夫、とせず、子どもの離乳食の進み具合を見て判断しましょう。
レトルトパウチ食品なので、そのまま使うことは可能ですが、あたためることでよりおいしく食べることができるでしょう。
加熱した場合は、よく混ぜてから熱さのムラをなくして食べさせるようにして、やけどには十分に注意してくださいね。
キユーピーベビーフード 「野菜入りチキンライス」
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生後7か月ごろから食べさせてあげられる、キューピーベビーフード 「野菜入りチキンライス」。
瓶詰タイプなので、お皿を使わずにそのまま食べさせられます。よりおいしく食べるには、必要な分量を別の容器に移し、ラップをしてレンジで加熱すればOKです。
離乳食を進めるとお肉を食べさせてあげたくなりますが、離乳食用にお肉を下ごしらえするのはなかなか手間のかかる作業です。
そんなとき、「野菜入りチキンライス」ならやわらかい鶏肉が入っているのでうれしいですね。鶏肉のほかにもにんじん、玉ねぎ、お米を合わせて作られているのでこれ1つでメインとしても使えますね。
小麦・卵・乳・そば・落花生・えび・かにを使わずに作られているため、これらのアレルギーを持つお子さんにもご利用いただけます。
和光堂 「ひらめと卵のおじや」
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和光堂「ひらめと卵のおじや」は、ひらめ、にんじんや大根などの野菜、卵黄そぼろをお米と一緒にかつお昆布だしでじっくり煮込んで作られている商品です。
離乳食には白身魚を使うことが多いですが、ひらめを離乳食のためだけに買うのはなかなかむずかしいですよね。しかしこうした商品を使えば簡単にお魚を離乳食に取り入れられるので便利です。
また、ここで使われているひらめは離乳食中期のころの子どもに食べやすくほぐされているので、きっと赤ちゃんもパクパク食べられるはず。
着色料、保存料、香料は不使用なので、赤ちゃんにも安心してあげられますね。
離乳食後期 9~11か月向けのベビーフード
離乳食後期は、歯ぐきで食べ物をつぶして食べるということを覚える時期です。歯ぐきでつぶす力を引き出すために、これまでのように食材をペーストにしたり細かくカットするよりも、形を残しつつやわらかく調理するようにしましょう。
離乳食後期は食事のリズムを大切にしながら2回食から3回食に進めていきましょう。赤ちゃんの食欲に合わせて量を増やし、食べ物に手を伸ばし始めたらそろそろ「手づかみ食べ」がスタートできる合図。離乳食の内容もつかみやすい形状のものを取り入れながら、どんどんつかみ食べをさせてあげましょう。
そしてこの時期は、食べることは楽しいことだということ家族と一緒に食卓を囲みながら体験させてあげることも大切になってきます。
和光堂 1食分の野菜が摂れる[八宝菜」
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こちらは、離乳食後期ころの子どもの1食分に必要とされる野菜が取れる「八宝菜」です。
赤ちゃんが完食できる秘密は野菜と鶏肉に鶏ガラ・ホタテからとられたおいしいスープ。
1食に必要な野菜をふんだんに使い、フードと同じようなスープを作るのは忙しいママパパにとってハードルが高いもの。こうした商品はとても助かりますね。
よりおいしく食べるには湯煎や電子レンジで加熱すればOK。時間をかけずに離乳食を用意することができます。
さらに、7大アレルゲン不使用なため、これらのアレルギーを持つお子さんも安心なやさしいベビーフードです。
森永乳業 「鶏肉と6種野菜の炊き込みごはん」
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1日に摂取する栄養のほとんどを離乳食から摂るようになる離乳食後期には、通常の食事では鉄分とカルシウムが不足しがち。
そんな離乳食後期のお悩みをサポートしてくれるのが森永乳業の「鶏肉と6種野菜の炊き込みごはん」。
この時期の子どもに必要な鉄分とカルシウムを1袋で1食分摂ることがでいます。
また材料には鶏肉とにんじんや大根をはじめとした、たっぷり6種類の野菜が使われているのもうれしいですね。
1食で6種類もの野菜を取り入れるのは簡単ではありません。手軽に国内産の野菜が6種類も取り入れられるのはとっても助かりますね。
ボリュームも120gとたっぷりあるので、食事量が必要な赤ちゃんにもぴったりです。
和光堂 「牛肉のすき焼き風ごはん」
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食べさせられるお肉のレパートリーも増える離乳食後期。しかし牛肉を赤ちゃんが食べやすいように調理しようとすると時間や手間がかかり大変です。
そんな牛肉を食べやすくおいしく仕上げているのが和光堂の「牛肉のすき焼き風ごはん」。牛肉とにんじん、白菜などを和風だしとお米を加えて煮込んだベビーフードです。
7大アレルゲンと呼ばれる、卵・小麦粉・乳製品・えび・かに、そば、小麦、落花生を使っていません。また醤油については、小麦粉不使用なものを使っています。こうした細やかな配慮もうれしいですね。
レトルト製法で作られているため、封を開けてすぐに使えますが、湯煎で1~2分またはレンジで約30秒ほど温めるとよりおいしく食べられます。温度を確認してやけどさせないよう、赤ちゃんに食べさせてあげましょう。
キユーピーベビーフード「すまいるカップやわらか鶏の五目うどん」
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たっぷりと120gのキューピーベビーフード「すまいるカップやわらか鶏の五目うどん」。
やわらかく仕上げられた鶏肉とにんじんや大根などの野菜と一緒に煮込み、和風に仕上がっています。
おでかけ先などへの持ち運びに便利なコンパクトサイズなのもうれしいですね。外出先で利用した場合も、瓶もののように持ち帰らず、外出先に捨てる場所があればそこで捨てることができるパッケージなのもありがたいです。
また、このまま電子レンジ加熱が可能なのも2つ目のうれしいポイント。加熱した際には、火傷には十分に注意してください。
和光堂「レバー入りハヤシライス 」
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鉄分の不足しやすい離乳食後期。この時期に積極的に取り入れたい食材といえばレバーですね。ただ栄養豊富なレバーですが、下処理が大変なこともあり、思うように離乳食に取り入れられないのが正直なところ。
こうしたとき、この和光堂「レバー入りハヤシライス 」のようにレバーが入っているベビーフードはとっても便利。
この「レバー入りハヤシライス」は野菜がたっぷりのハヤシソースに裏ごししたレバーが加えてあるので味や香りにクセのあるレバーも食べやすく仕上がっています。
成長に欠かせない鉄分の補給にもぴったりで日々の離乳食に取り入れやすいのでぜひお試しください。
和光堂「お魚とじゃがいものクリームグラタン」
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できるだけ食べさせてあげたいお魚ですが、加熱するとパサつきがちで食べにくくなる場合もあり、離乳食にとりいれるにはレパートリーが限られてくることもありますよね。
そんなときに役に立つのが、ソースが絡まってパサつかず食べやすい、和光堂の「お魚とじゃがいものクリームグラタン」。
野菜はじゃがいもだけでなく、にんじん、キャベツ、ブロッコリー、かぼちゃとたっぷりの種類が入っていて、気持ち的にも大満足なグラタンですよ。
もちろん調理済みの商品なので袋を開ければそのまま食べられますが、温めることでよりしくおいしく感じられるでしょう。
そのままあげてみてなかなか食が進まないようなら、ぜひ温めて再チャレンジしてみてくださいね。
離乳食完了期 12~18か月向けのベビーフード
離乳食完了期と呼ばれる、生後12か月~18か月の時期は、大人と同じ1日3回の食事である3回食のリズムを大切にしていきたい時期です。
このころは離乳食によって必要な栄養のほとんどを摂るようになり、子どもによっては母乳やミルクを卒業していく時期でもありますね。
前歯が生えている子も増えるので、前歯でかみ取る練習をスタートする時期にもなります。ご飯は手づかみ食べで食べやすい一口サイズのミニおにぎりにしたり、ゆで野菜はスティック状にするなど、赤ちゃんが自分で食べられるようにアシストしていきましょう。
赤ちゃんは食べこぼしをしながら一口の量を覚え、食器やスプーンを使って自分1人で食べる準備を少しずつ始めていきます。ベビーフードを選ぶ目安としては肉団子くらいの歯ぐきで噛める固さに仕上がったもので、自分で食べられる楽しさを伝えていきましょう。
和光堂 ビッグサイズのグーグーキッチン 「海鮮五目中華あんかけ」
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和光堂 ビッグサイズのグーグーキッチン 「海鮮五目中華あんかけ」は、やわらかい白身魚だんごとたっぷりな野菜を、鶏ガラのスープがみうまみが効いたあんに絡められ、食欲をかき立てるもの
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着色料・保存料・香料は一切使用しておらず、乳幼児用規格適用食品となっています。
大きめ具材の1つとして入っている白身魚ボールはたらすり身でできています。たらは離乳食でも使いやすいお魚ですが、すり身だんごにはなかなかできないので、こうした商品はありがたいですね。
材料に使われているわかめはえび・かにが混ざる方法で採取されているようなので、こうしたアレルギーがある方は注意してください。
manma 「四季の離乳食 」11か月×6個セット
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滋賀県産の旬の野菜を使用した特別感のあるベビーフード、 manma「四季の離乳食」1か月×6個セット。
現在のセット内容:「11か月~とまとの鯛おじや」×2個、「11か月~かぼちゃの鶏そぼろおじや」×2個、「11か月~さつまいものおじや」×2個。
離乳食に使用している野菜はすべて、栽培期間中の化学合成農薬・化学肥料(窒素成分)不使用で育てられたもの。アレルギー特定原材料7品目不使用で、食品添加物も不使用。野菜のおいしさがそのまま伝わるセット。
なかなか一般的なドラッグストアなどで目にすることの少ないベビーフードですが、素材や原材料がどのように育てられたものかが気になるママパパにおすすめです。
和光堂 ビッグサイズのグーグーキッチン 「煮込みハンバーグ」
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入っている具も、量もビッグサイズな、大満足の食べごたえのある和光堂 ビッグサイズのグーグーキッチン 「煮込みハンバーグ」。やわらかいハンバーグと野菜をコクのあるデミグラス風ソースで仕上げられています。
具材は大きめですが、もちろんこの時期の赤ちゃんにとって食べやすく、かみやすい大きさです。ただ入っているコーンの薄皮がはがれてしまい、飲み込みづらくなることもあるようなので、食事の際には十分に注意して見守りましょう。
着色料・保存料・香料はすべて不使用で、乳幼児用規格適用食品です。家族のメニューがハンバーグという日に、赤ちゃんはこのハンバーグにして家族一緒に「ハンバーグデー」を楽しむのも良いですね。
和光堂 BIGサイズの栄養マルシェ「 具だくさん豚汁弁当」彩り野菜の豚丼と具だくさん豚汁
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1歳4か月頃から取り入れられる、和光堂のBIGサイズの栄養マルシェ「具だくさん豚汁弁当」は野菜が彩りよく入った豚丼と具だくさん豚汁のセットです。
丼と汁物がセットになった、見た目も栄養バランスもボリュームも満足なセットになっています。
商品名に「弁当」とあるように、お弁当として外出先であげるさいにも、スプーンがセットになっているのでとっても使いやすいですね。
7大アレルゲン不使用なので、これらのアレルギーを持つお子さんママにもおすすめですよ。
グリコ「 1歳からの幼児食 野菜カレー」
グリコ「1歳からの幼児食 野菜カレー」は、辛味成分を一切使わずに、野菜と乳製品でやさしいまろやかな味に仕上がっているカレーです。
使われている野菜の種類はなんと10種類。ご飯に掛けるだけのお手軽メニューなのに野菜がたっぷり摂れるのはうれしいですよね。。
1歳を迎えて、はじめてのカレーデビューにぴったりの商品。辛味はありませんが、香りはまぎれもなくカレーなので、子どもの食欲がそそられるはずです。 具材も大きめで食べごたえが感じられるのも良いですね。
和光堂 BIGサイズの栄養マルシェ「 和風御膳」鮭と根菜の五目ごはんと豆腐と野菜の京風煮
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1歳4か月頃から取り入れられる、離乳食後期~離乳食卒業までを対象とした、和光堂のBIGサイズの栄養マルシェ「和風御膳」。
名前に「和風」が入っていることからわかるように、味付けはだしを中心とした和風の仕上がり。鮭と根菜の五目ごはん、豆腐と野菜の京風煮がセットになっている商品です。
量はよく食べる赤ちゃんも満足できる210g入り。主食とおかずが入っており、おでかけにもとても便利です。
容器が電子レンジにも対応しているので出先に電子レンジがあれば温めてさらにおいしく食べられますよ。
おかずとして使用されている野菜は国産野菜100%なので国産へのこだわりがあるママやパパにもおすすめ。これ1つで主食・副菜がととのうので、非常用にもおすすめです。
添加物や食材にこだわりたい方におすすめのベビーフード
ママの中には、赤ちゃんに添加物を一切使用していないもの、また有機栽培の食材にこだわったベビーフードを積極的にあげたいとお考えの方もいるかもしれません。
大切なわが子には安心・安全が保証されているものを食べさせてあげたいのは親心ですよね。ここからはこだわりがたくさん詰まった商品をご紹介します。
JAS有機ベビーフード「初期4〜6か月から選べる12種セット」
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購入する際に自分で12種選べる、JAS有機ベビーフード「初期4~6ヶ月頃から選べる12種セット」。
全国の有機米、有機野菜、有機果物の有機栽培農家と提携し、素材を確保しています。使っている調味料も全部有機みそ、有機醤油、天然だしでこだわりの込められた商品です。
原材料となる有機素材が入手できない場合は、加工をお休みする徹底ぶり。
月齢に合わせて、初期・中期・後期と種類豊富なメニューから選ぶことができ、食べさせるものに困ることなくとても便利です。
地球畑「オーガニックベビーフードお試しセット」
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まるで手作りしたようなやさしい味わいが楽しめるのが、地球畑の「オーガニックベビーフードお試しセット」。
有機米と旬の有機野菜を使ったベビーフード5種類の中から、2種類を選ぶことができます。
内容としては、有機米のお粥、有機かぼちゃと味噌のおかゆ、かつお荒節・有機野菜のお粥、鶏と有機野菜のおかゆ、しらすと有機野菜のおかゆとなっています。
どの商品も無添加・無着色。ベビーフードでも素材の味を楽しんでほしいと考えるママやパパにおすすめです。
Gerber(ガーバー)「オートミール30食・ピューレ3食のセット」
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こちらは、生後7か月以上を対象とした、Gerber(ガーバー)「オートミール30食・ピューレ3食のセット」です。
ガーバーのオーガニック製品は、とても厳しいとされる審査をクリアし、USDAオーガニック認証取得。
海外の食品は大丈夫かな、と心配になる方もいるかもしれませんが、こちらは人工香料・遺伝子組み換え作物不使用・甘味料不使用・塩不使用・でん粉ベビーフード不使用と、細かく情報が出ているのが安心ですね。
また、ビタミン、ミネラル、鉄分を含んでおり、栄養面でも配慮されています。
利用する際は、開封後は1時間以内に冷蔵庫に入れて、1日以内に使いきるようにしましょう。
みよい 「みよいさん家のとても甘い有機かぼちゃ」
原材料は有機かぼちゃのみ!それでいて、糖度20度という甘さを誇る「みよいさん家のとても甘い有機かぼちゃ」。
原材料のかぼちゃは北海道森町で有機栽培により愛情たっぷりで育てられています。JIS認定の有機加工食品なので、安心して子どもに食べさせられますよ。
離乳食用の素材としてはペーストのままでも、スープにしても、カボチャ入りケーキなどしても使える万能素材です。
赤ちゃんはもちろん、大人の食事にも便利に使えるので、この味が大好きになったらずっと愛用できるのもうれしいですね。
Only Organic 「オーガニックベビーフードお試しセット」
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ニュージーランド産の100%オーガニックにこだわったベビーフード「Only Organic」。野菜や果物、乳製品などの原材料はすべてオーガニック育ち、牧草牛(グラスフェッドビーフ)や平飼い鶏(フリーレンジチキン)もオーガニックのものを使用しています。
生後10か月頃から取り入れられる、レンジ利用のみで調理が終わる、栄養たっぷりな離乳食です。これは忙しいママやパパにとって非常に便利ですよね。
豊かな大自然の広がるニュージーランドだからこそ生み出せる味わいが感じられるお得なセットは、チキンボロネーゼ・マンゴーチキンココナッツライス・ベジタブルラザニアが各2つずつ入っています。
離乳食はついついメニューが偏りがちになるので、こうしたベビーフードを取り入れて食の幅を広げるのも良いですね。
Green Mind「 赤ちゃんのためのお粥」
楽天ファームで作られたオーガニックにんじんがたっぷり入ったGreen Mind「 赤ちゃんのためのお粥」です。
赤ちゃんが食べる食材は、できるだけ国産のものにしたいと思うママやパパは多いのではないでしょうか。しかし自分たちですべて国産の食材、しかもオーガニックの食材をそろえるとなるとむずかしいですよね。
しかしこうした国産素材をふんだんに使ったベビーフードがあれば、そうした希望は簡単にかなえられますよね。
仕事に家事と毎日忙しくしていても、離乳食作りに疲れてしまっても、できるだけ安心のもてる食事を用意できるのがうれしいですね。
離乳食にうまくベビーフードを取り入れて、ストレスを減らしましょう
離乳食の時期は、うまく食べられなかったり遊び食べをしたり、ときには出された食器をひっくり返したりと、親にとってはストレスがかかる場合も少なくありません。気持ちに余裕があれば笑顔で見守ることもできますが、そうできないこともありますよね。
ご紹介したように、たくさんのベビーフードが販売されていますので、うまく取り入れながら乗り切っていきましょう。
監修:離乳食インストラクター協会代表理事 中田馨(なかたかおり)
一般社団法人 離乳食インストラクター協会代表理事。0〜2歳対象の家庭保育所の代表でもあり、現役保育士歴は20年以上。我が子の離乳食をきっかけに離乳食に興味を持ち、離乳食ブログ「中田馨『和の離乳食レシピ』blog」を開設。現在までに3,000以上の離乳食レシピを掲載している。また、離乳食インストラクターとして離乳食の進め方や和の離乳食の作り方の講座を全国で開催しているほか、離乳食インストラクターの養成も積極的に行っている。