- 厚生労働省「保育所保育指針解説」(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000202211.pdf,2021年4月12日最終閲覧)
「3歳児のわがまま」ママ・パパのイライラ対策
ここまでは、子どものわがままへの対処法を考えました。いろいろ工夫して頑張っても、うまくいかない日もあると思います。
ここからは、3歳児特有のわがままに毎日付き合っている親のストレスを、少しでも軽くするためにできることを考えてみましょう。
子育てはまだ始まったばかり。今はとても想像できないかもしれませんが、幼いわが子もやがて大きくなりティーンエージャーの反抗期に入ることでしょう。「小さいころはかわいくて良かった」と今のこの大変さを懐かしく感じる日が来きます。
今、子どものわがまま同様、親のストレスもうまくコントロールできるようになっておくと、まだまだ続く子育てに向き合う上で役立つこと間違いなしですよ。
このわがままも“今だけ”と思う
これはあきらめるということではなく、「子育てを楽しむ気持ちを思い出す」ということです。毎回ではなく、できそうなときだけで大丈夫。「今だけ…今だけ…」と言い聞かせるというより、「いつか懐かしく思い出す日のために今を覚えておこう」というイメージです。
今は楽しんでいる余裕なんてないと思いますよね。でも、本当に懐かしくなるんです。3歳児のわがままよりもっと大変で複雑なことがいろいろあるから。「泣いているくらいの方がかわいかった…」と感じます。実感をこめて書いています。
わがままを言って泣いているときは、ママも一緒に泣きたくなりますよね。それもよいと思います。
でも、ちょっと気持ちに余裕のある日がたまにあったら、ぜひ泣いている顔を写真に撮ったり「かわいい~」と言いながら、抱きしめたりしてみてください。「これもかわいいのかも」と思っていると子どもにも愛情が伝わって、泣きやんだり落ち着いてきたりするかもしれません。
ギャン泣きされても気にしないで。「かわいい~」のモードになるだけで、ママのストレスはかなり軽くなるものですよ。ぜひ試してみてください。
自分の小さいころを思い浮かべてみる
子育てをしていると、「これくらいのときの自分は、どんな感じだったんだろう」と思うことがあるかもしれません。親に聞いてみるのもいいですね。
筆者も、母に自分が小さかったときの様子を聞いたことがありますが、「気持ちに余裕がなくて、ほとんど記憶がない」と言われてしまいました。私は3人きょうだいなので、きっと母も毎日必死だったのでしょうね。
でも、よくよく聞いてみると、「繊細で怖がり、よく泣いていた」と、とても手がかかったことがわかりました。それでも愛情たっぷりに育ててくれた母には感謝いっぱいです。
親になると、視点が変わります。親としての責任感からか、いつもは親として上から目線で子どもを見ているかもしれません。子育てするには何歩か先を見る視点は欠かせませんが、たまには子どもと同じ目線になって向き合うと、子どもの伝えたいことに気づけるかもしれませんよ。
自分を大切にする時間を作る
出産して一番うれしいいのは、自分一人の時間を持つこと。赤ちゃんのときは一緒に爆睡していたかもしれませんが、少し大きくなると、お昼寝中や夜寝かしつけた後の時間が貴重に感じますよね。
自分をいたわる時間を作るように心がけてください。なんとなくスマホをいじったりボーっとSNSを見たりしているうちに眠ってしまう、ということのくり返しにならないようにしましょう。
「人は自分をいたわるのと同じようにして、人を愛するものだ」と筆者は考えています。
自分を大切にできる人は、疲れている人をいたわったり傷ついた人の気持ちに寄り添ったりできます。自分がしてこらってうれしいことを相手にもしてあげられるからです。
子育ても同じ。親が自分の心のケアができていると、子どもと向き合う気持ちの余裕が生まれ、子どもにとって何が良いかが見えてくるものです。
親も人間。自分のことを大切にし、「今日もよく頑張った」と褒めたりねぎらったししてあげてくださいね。夫婦でお互いに声をかけ合うのも元気が出ますよ。
子どものわがままも、親のストレスも、上手にコントロールして










