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ネガティブを早く断ち切る、先輩ママの不満解消方法
子どもに対していつも平常心でふるまいたい、そう思っていても、親だって人間。イライラしたり、心が不安定になることもありますよね。
一方、自分の気持ちがネガティブになりやすい場面とその対処法を知っておけば、一度ネガティブになった気持ちを早く断ち切れるかもしれません。ここからは、ついネガティブになりやすい状況別に、先輩ママの不満解消方法をお伝えします。
1. 子どもが言うことを聞かない
子どもが言うことを聞いてくれないとき、つい大声で叱りつけてしまうことはありませんか。何度言っても同じことをする、あるいは優しく注意しても聞く耳を持ってくれないときは、特にイライラしやすいでしょう。
先輩ママの対処法
子どもがだだこねモードに入ったとき、親も一緒にヒートアップしないようにするという声がありました。ゴロンと横になってあえて力を抜いてみたり、キッチンまで離れて片耳で音楽を聞いたりと、ネガティブモードに飲み込まれないようにすることが大事なようです。
また、子どもと距離を取る時間を作るという声もありました。一時保育やファミリーサポートに頼るのも手ですね。子どもに言うことを聞かせようとするよりも、自分の気持ちを平穏に保つ方法を探す方が気持ちが楽になりそうです。
2. 子どもの発達や育ち方に不安がある
子どもの発達の遅れなどが気になるときは特に、わが子ができないことにばかり目を向けてしまうことがあるかもしれません。また、トイレトレーニングがうまくいかないなど、よその子どもとわが子を比較して心配になったときも、ついきつくあたってしまうことがあるでしょう。
先輩ママの対処法
言語療育に希望を出し来年から通う事にしました。
心配事があるなら、1度相談してみてはどうでしょう?
わたしもモヤモヤしていたのですが、状態がわかってすっきりしましたよ。
発達については親だけで深く考えずに、専門家に話すと楽になったという声があります。親だけで悩むとモヤモヤし続けてしまうため、相談してみるのも手ですね。
また、トイレトレーニングはうまくいかなければ一度やめて、頭の中から外す手段もあるようです。進まないことにイライラしながら続けるより、少し期間をあけて再開するほうがネガティブな気持ちが長引きにくいでしょう。
そのほか、心を落ち着かせる方法として、子どもが小さかったころの写真を見るという方も。「あのころよりこんなに大きくなった」と、わが子を肯定的な目で見られるようになるかもしれませんね。
3. 家事や仕事の疲れがたまっている
子育てへの疲れのほかに、家事や仕事の疲れでネガティブな気持ちになることもあるでしょう。特に睡眠不足、自分の自由時間がないという状況が続くと、気持ちのコントロールが難しくなるかもしれません。
先輩ママの対処法
自分の疲れでネガティブな気持ちになっている場合は、とにかく休むのが第一という声がありました。ひとまず家事は後回しにして、自身の休息時間を優先するのがよいようです。
便利な家電や冷凍食品、テイクアウトに頼って休む時間を作るのも一つの手ですね。
4. 孤独を感じている
子どもと自分だけの時間が長く、ほぼワンオペ育児をしている方や、引っ越しなどで身近に話し相手がいない方は、孤独でつい子どもに当たってしまうことがあるようです。
親自身が置かれている環境も、感情に影響してきますよね。
先輩ママの対処法
子育ての困りごとを話すような小さな発散ができない状況では、孤独を感じてネガティブになりやすいかも。支援センターなどに出かけて話し相手を見つけられたら、心の中のもやが晴れるかもしれません。
そのほか、家族や託児サービスを頼って友達に会いに行くという方も。子どもを任せる相手を探す手間はありますが、その分リフレッシュできるなら結果としてプラスという考え方もあります。
5. 家族関係に不満がある
夫婦や両親、義両親との関係がうまくいかず、悩んでいるときに子どもに強く当たってしまうこともあるかもしれません。日々関わり合う関係性だからこそ、不満がたまることもあるでしょう。
先輩ママの対処法
特に夫との関係では、会話を増やすことや、嫌だったことはためずに話すことを勧める声がありました。
一方、相手が義両親の場合など、腹を割って話して解決するのが難しい場合は、地域の保健師など第三者に話を聞いてもらうのがよいという声も。あなたの状況に合う手段で、気持ちを軽くする方法を探してみてくださいね。
頑張りすぎないことが大事
子どもに対する怒りが抑えられない、イライラが止まらない、虐待してしまうかもしれない…そんなときは親の心の中に、イライラや不安がたまっているのかもしれません。
その部分に目を向けて、悩みや不安を和らげるための対処ができれば、子どもに向き合うときの気持ちにもゆとりが生まれる可能性があります。たたいたり、怒鳴ったりしないように我慢するだけではなく、あなた自身の心をケアすることで、結果として穏やかな子育てができるようになるとよいですね。