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監修:三木 崇弘

昼夜逆転、落ち着きがない…1歳半ごろの育てにくさは発達相談の対象?

1歳半ごろの子どもが、どうしても昼夜逆転してしまう、ほかの子と比べて落ち着きがない気がする…このような育てにくさを感じている方はいませんか。この漫画では、わが子の育てにくさに悩むパパとママについて描いています。ひとり歩きなどの運動発達には大きな遅れを感じなくても、どうも育てにくいと感じる状況は、発達相談の対象になるのでしょうか。「わが子の発達が、ちょっと気になる」という方はぜひ参考にしてください。

ⓒママリ

ⓒママリ

ⓒママリ

ⓒママリ

「この程度で…」と思わずに、相談してみて

1歳6か月ごろで悩む発達の遅れは、運動面だけとは限りません。この漫画に出てくるように、昼夜逆転や落ち着きのなさに悩む方もいるでしょう。

身体的な発達は特に問題ないように思えると「育てにくいだけで相談するなんて考えすぎかな」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。結果として発達障害があってもなくても、親や子どもが困っている段階で相談してみると、今必要なサポートに出合うきっかけになります。

次の記事からは、1歳6か月健康診査での確認項目や、療育を受けるメリット、夫婦の子どもへの向き合い方などについてお伝えします。ぜひ参考にしてくださいね。

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漫画監修:児童精神科医 三木崇弘

イラスト:たけ

記事の監修

フリーランス児童精神科医

三木 崇弘

兵庫県姫路市出身。愛媛大学医学部卒、東京医科歯科大学大学院修了(医学博士)、早稲田大学ビジネススクール在学中。

愛媛県内の病院で初期研修・小児科後期研修を終え、国立成育医療研究センターこころの診療部で児童精神科医として6年間勤務。
愛媛時代は保護者との座談会や研修会などを行う。東京に転勤後は学校教員向けの研修などを通じて教育現場を覗く。
子どもの暮らしを医療以外の側面からも見つめる重要性を実感し、病院を退職。

2019年4月よりフリーランス。“問題のある子”に関わる各機関(クリニック、公立小中学校スクールカウンセラー、児童相談所、児童養護施設、児童自立支援施設、保健所など)での現場体験を重視し、医療・教育・福祉・行政の各分野で臨床活動をしている。
知的障害支援「あいプロジェクト」代表。

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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