手頃な価格で手に入る椅子ですが、離乳食の途中で赤ちゃんが立ち上がったり、椅子から降りてしまったりする可能性があるので十分注意しましょう。
5.テーブルにつけるタイプ
テーブルにつけるタイプの椅子は、テーブルで離乳食を食べさせる場合にも、低いテーブルで食べさせる場合にも使うことができます。
しっかりベルトもついているので、子供が椅子から抜け出すことは難しいため、しっかり座って食べることの習慣づけができる椅子です。
特徴
- ダイニングテーブル、こたつなど、どこにでも使える
- 椅子が場所を取らない(取り外して片づけることができる)
- 子供が一人で立ち上がることは難しいため、しっかり座らせられる
- テーブルの厚みによっては取り付けられない
- ほかの椅子よりも耐荷重(座れる最大体重)が低い
また、椅子を取り付けられるテーブルがあれば、自宅以外の場所でも使用できる特徴があり、旅行先や帰省先などの出先でも離乳食用の椅子として使うことができるので大変便利です。
普通の椅子よりもコンパクトで持ち運びもしやすいので、家の中でも複数のテーブルがある家庭や、赤ちゃんと一緒によく出かけるという方には特におすすめです。
テーブルに取り付けるタイプの椅子はとても便利ですが、取り付けて使う椅子なので体重に合った製品を使うようにしましょう。耐荷重はそれぞれのメーカーによるので確認してみてくださいね。
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6.ハイローチェア
新生児のころから使えるハイローチェアのほとんどは、お食事用の椅子として使えるようになっているものがほとんどです。
特徴
- 腰が据わっていなくても、リクライニングで無理のない角度で座らせることができる
- 座り心地が柔らかい
- 食べこぼしなのでカバーなどが汚れる
- 親と一緒に同じテーブルで食べるということはできない
- 1歳前後になると、狭くなる
もともとお昼寝のためなどにハイローチェアを持っている場合は、離乳初期には離乳食用の椅子として活用できます。
腰が据わっていなくても、リクライニング機能があれば、赤ちゃんが1番楽な姿勢で離乳食をあげることができますよ。
ただ、本来椅子として作られたものではないため、1歳ぐらいになると狭いと感じることもあります。
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食事スタイルに合わせて、1番長く使えるものを
椅子に座って食事をすることは、食べることに対するしつけや椅子に座ることの習慣づけにもなるので、離乳食が始まって腰がすわるようになったら、ぜひ赤ちゃん用の椅子を購入することを検討してみてください。
離乳食を食べているときから、椅子に座って食べるという習慣づけをすれば「食事の間はしっかり座る」、「歩き食べをしない」ということが自然と身についていくでしょう。
おすすめしてきたように、離乳食用の椅子にはいろんな形状やタイプがあります。どれを選べばよいか迷ってしまうようなら、家にあるテーブルや食事スタイルなどに合わせて、赤ちゃんが成長しても長く使えるものを選んでみてください。










