1. トップ
  2. 妊娠
  3. 妊娠中期(5〜7ヵ月)
  4. 妊娠7ヶ月
  5. 【医療監修】妊娠26週目の胎児の様子と妊婦に起こりやすいトラブルとは?
  6. 4ページ目

監修:清水なほみ

【医療監修】妊娠26週目の胎児の様子と妊婦に起こりやすいトラブルとは?

PIXTA

妊娠26週目の妊婦さんにおすすめの過ごし方と注意点をご紹介します。

体重の増やしすぎに気をつけましょう

妊娠26週目になると胎児は急激に成長し、体重増加のペースが上がります。定期的に体重をチェックし、管理を心がけましょう。

もともと運動習慣がない方が急に運動を始めるのは難しいため、健診の際に相談してみるとよいでしょう。栄養士などが、おすすめのレシピなどを共有してくれることもありますよ。

体調の変化に気をつけましょう

この頃は、体調が安定してきて過ごしやすい時期です。しかし、妊娠中はいつ何があるかわかりません。次のような兆候があったら場合、切迫早産が疑われるため、すぐに受診しましょう。

  • 下腹部の痛み(しばらく安静にしても治らない、痛みが強まる)
  • おなかの張り(しばらく安静にしても治まらない)
  • 性器から出血した
  • 破水した

切迫早産には、細菌感染や子宮頸管が短いことなど、いくつか原因があります。切迫早産と診断された場合は原則的に安静が必要となります。切迫早産の状態によっては入院が必要になる場合もあります。医師の指示に従って、一日でも長く赤ちゃんがおなかの中にいられるように対処しましょう。

【医療監修】切迫流産や切迫早産の治療薬ウテメリンとは?副作用と費用

関連記事:

【医療監修】切迫流産や切迫早産の治療薬ウテメリンとは?副作用と費用

切迫流産や切迫早産と診断された際に使うウテメリン。状態によって服用する…

おりものが増えるので、清潔を心がけましょう

おりものが増え、外陰部がかゆくなることがあります。刺激の弱い石けんで洗うなど、清潔を心がけてください。ただし、洗いすぎもよくありません。気になるときは医師に相談しましょう。

【医療監修】外陰炎とは?かゆみを引き起こす原因と予防法、体験談もご紹介

関連記事:

【医療監修】外陰炎とは?かゆみを引き起こす原因と予防法、体験談もご紹介

外陰炎は女性に多い病気とされていますが、発症する原因はさまざまです。今…

出典元:

妊娠26週目はゆったり過ごして

ヨガ 日本 PIXTA

妊娠26週目になると、おなかが大きくなることによるマイナートラブルに見舞われやすくなります。動きづらくなることでストレスがたまり、好きなものをどんどん食べてしまう人もいるかもしれません。

リラックスを心がけ、イライラしたときは周囲の人に話を聞いてもらってストレスをためないようにしましょう。散歩など、適度な運動もよいですよ。

記事の監修

ポートサイド女性総合クリニック〜ビバリータ〜 院長

清水なほみ

通常の婦人科診療のみならず、最新の脳科学×心理学×医学を統合的に駆使した診療を行う婦人科医。日本で100名しか習得者がいない、トランスフォーメーショナルコーチのテクニックを学び、診療の現場においても、3年間で延べ6000人の患者に同テクニックを用いて診療を行っている。
中学時代のいじめや研修医時代のうつ経験から、「病は気から」を科学的に解明するための研鑽を積む。何気ない会話の中で患者に気付きを与え、片頭痛やイライラをあっさり「忘れさせる」診療には定評がある。5分で病気の「本当の原因」を見抜くため、患者からは「先生は占い師ですか!」と驚かれる。

おすすめ記事

「妊娠26週目」 についてもっと詳しく知る

出典元一覧

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧