感じ方は人それぞれ、気を付けたいNG言動3つ
日々、赤ちゃんのお世話に追われていると、ママという立場から抜け出した自分に戻る時間は少なくなるものですよね。そんなとき、古くからの友人と話せるとホッとする方はいるでしょう。
かつてのように日々の愚痴を聞き合ったり、近況報告し合ったりしたいところですが、友人同士で今の状況や立場はそれぞれ違うもの。相手の立場を思いやりながら会話ができるとよいですね。
ここからは、先輩ママの声を参考にしつつ、育児中に友人とやり取りする際の注意点についてお伝えします。
1. 今日のうちの子、見て!
グループラインのメンバーは優しいのできちんと反応くれてますが、正直子どもいない方に離乳食の話とか育児話しても分からないし何で自分のことしか考えられないのかなー。っていつも思います😢
(中略)
母親同士で子どもの話や悩み事を話したり盛り上がるのは同じ立場ですし分かり合えるので全然良い事だと思いますが😊
かわいいわが子の姿を、仲が良い友人に見てほしいと思うことはあるかもしれません。ただ、連絡先に写真などを送信する頻度は抑えたいものですね。友人はどう返事をすればいいか悩んだり、返信が面倒になったりする可能性があります。
写真を共有するなら、家族としてわが子をかわいがっている身内にとどめておくのが無難です。
また、SNSへの投稿も要注意。「今日の○○ちゃん」など、アルバムがてら投稿しているつもりでも、人によっては「他人の子どもの写真ばかり流れてくるのが嫌だ」と感じることも。友人の中でも、子どもの写真にコメントし合う仲の人限定など、公開範囲を絞っておくとよいでしょう。
2. あなたも生んだほうがいいよ
自分自身が「子どもを生んでよかった」と思っていると、仲が良い友人に純粋に勧めたいと思う気持ちになるかもしれません。しかし、何が幸せかを決めるのは本人だけ。「あなたもこうしたらいいよ」という伝え方は避けたいところ。
子どもがいることが幸せだと感じる人もいればそうでない人もいます。また、望んでもその通りにならないこともたくさんあるものです。いろいろな事情や価値観があることを頭に置き、お互いを認め合うような会話を心がけましょう。
3. 育児は大変だよ~
赤ちゃんのお世話は大変。つい、人に聞いてもらいたくなりますよね。そんなときに友人と話す機会があると、うれしさやホッとする気持ちから、マシンガントークになることも。しかし、苦労話が長くなりすぎると「育児だけが大変ということ?」と、趣旨を誤解されてしまうことがあります。
そうならないためには「あなたは最近どう?」など、相手の話も聞くようにし、一方的に話さないことが大切。話を聞き合い「あなたも頑張っているね」「お互いに頑張ろうね」と言い合えれば、その後もよい関係を続けられるはずですよ。
お互いに認め合ってこそ、よい関係でいられる
気心知れた間柄だからこそ、思いやりや配慮が大切。会話をする前にひと呼吸おくと、冷静な判断をして発言できますよ。
ママという立場に縛られやすい育児中の時期だからこそ、立場を忘れて付き合える古くからの友人は貴重な存在。ちょっとした配慮で、お互いにホッとするような会話ができるとよいですね。