- 1回の授乳で200~220ml、1日4回程度
- 離乳食後に140〜220ml
ミルク+2回食(生後6ヶ月~9ヶ月頃)
- 1回の授乳で200~220ml、1日3回程度
- 離乳食後に140〜160ml
ミルク+3回食(生後9ヶ月頃~)
- 1回の授乳で200~220ml、1日2回程度
- 離乳食後に80〜120ml
1歳を過ぎて、食べ物をうまくかんでつぶせるようになり、1日に摂取する栄養のほとんどを食事から取るようになれば、離乳は完了したといえます。
ただし、ミルクは、子供の離乳の進み具合や状況に応じて与えてよく、離乳が完了したあとでまだ飲んでいても問題はありません。
- 厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」(https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf,2023年1月31日最終閲覧)
お世話で気をつけたいポイント
赤ちゃん一人一人に個性があるように、ミルクを飲む量もそれぞれ異なります。ご紹介した量や回数はあくまでも目安であり、その通りでないからといって気にする必要はありません。
むしろ、ミルクを飲んで満足そうにしているか、苦しがっていないかなど、赤ちゃんの様子を観察しながらお世話することが大切です。
体重は増えている?
飲む量が少なめの赤ちゃんでも少しずつ体重が増えていて、その子なりに成長していれば大丈夫です。新生児期の赤ちゃんであれば、1日に25~30gくらいの割合で体重が増えていれば問題ありません。外出できるようになったら、地域の保健センターや児童館などで、毎月体重測定をしてみるのもよいでしょう。
おしっこは出ている?
十分に水分を取らないとおしっこの回数が減ります。赤ちゃんは脱水を起こしやすいため、おしっこの色や量、回数を日頃からチェックしましょう。
ミルクを飲みすぎの場合もある?
赤ちゃんが泣きだすと、つい「おなかがすいているのかな?」と1日の目安量を考えずにミルクを与えてしまいがち。
新生児期の赤ちゃんは、ミルクを与えるだけ飲んでしまうこともあるので、特におなかがすいているわけでもないのに、必要以上にミルクを飲み過ぎてしまう場合もあります。
ミルクをあげたのにすぐ泣き出してしまう場合は、空腹やミルクを欲している以外に理由がないか確認してみて、ミルクを与えすぎないように注意してください。










