1. トップ
  2. 赤ちゃん・育児
  3. 新生児・乳児育児の基礎知識
  4. 母乳育児・授乳・ミルク
  5. 赤ちゃんに与える粉ミルクの量は?月齢ごとの目安と離乳食に合わせた飲ませ方
  6. 3ページ目

赤ちゃんに与える粉ミルクの量は?月齢ごとの目安と離乳食に合わせた飲ませ方

  • 1回の授乳で200~220ml、1日4回程度
  • 離乳食後に140〜220ml

ミルク+2回食(生後6ヶ月~9ヶ月頃)

  • 1回の授乳で200~220ml、1日3回程度
  • 離乳食後に140〜160ml

ミルク+3回食(生後9ヶ月頃~)

  • 1回の授乳で200~220ml、1日2回程度
  • 離乳食後に80〜120ml

1歳を過ぎて、食べ物をうまくかんでつぶせるようになり、1日に摂取する栄養のほとんどを食事から取るようになれば、離乳は完了したといえます。

ただし、ミルクは、子供の離乳の進み具合や状況に応じて与えてよく、離乳が完了したあとでまだ飲んでいても問題はありません。

うちの子の離乳食は多すぎ?丸飲みに注意しつつ、母乳やミルクで調整を

関連記事:

うちの子の離乳食は多すぎ?丸飲みに注意しつつ、母乳やミルクで調整を

離乳食を嫌がらず、機嫌よく「ごっくん」する赤ちゃん。用意した量をあっと…

プレミアム記事
出典元:

お世話で気をつけたいポイント

赤ちゃん 体重 PIXTA

赤ちゃん一人一人に個性があるように、ミルクを飲む量もそれぞれ異なります。ご紹介した量や回数はあくまでも目安であり、その通りでないからといって気にする必要はありません。

むしろ、ミルクを飲んで満足そうにしているか、苦しがっていないかなど、赤ちゃんの様子を観察しながらお世話することが大切です。

体重は増えている?

飲む量が少なめの赤ちゃんでも少しずつ体重が増えていて、その子なりに成長していれば大丈夫です。新生児期の赤ちゃんであれば、1日に25~30gくらいの割合で体重が増えていれば問題ありません。外出できるようになったら、地域の保健センターや児童館などで、毎月体重測定をしてみるのもよいでしょう。

おしっこは出ている?

十分に水分を取らないとおしっこの回数が減ります。赤ちゃんは脱水を起こしやすいため、おしっこの色や量、回数を日頃からチェックしましょう。

ミルクを飲みすぎの場合もある?

赤ちゃんが泣きだすと、つい「おなかがすいているのかな?」と1日の目安量を考えずにミルクを与えてしまいがち。

新生児期の赤ちゃんは、ミルクを与えるだけ飲んでしまうこともあるので、特におなかがすいているわけでもないのに、必要以上にミルクを飲み過ぎてしまう場合もあります。

ミルクをあげたのにすぐ泣き出してしまう場合は、空腹やミルクを欲している以外に理由がないか確認してみて、ミルクを与えすぎないように注意してください。

離乳食が始まったら食べる量とミルクのバランスをとって

おすすめ記事

「粉ミルク」「量」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧