うちの子の離乳食は多すぎ？丸飲みに注意しつつ、母乳やミルクで調整を

うちの子、離乳食を食べ過ぎ？ママたちの悩み

離乳食初期の悩みとしてよく耳にする「なかなか食べない」「泣いて拒否する」「特定の食材を嫌がる」といった声。一方、与えれば与えただけ食べ、特に好き嫌いがない赤ちゃんもいます。

周囲からすれば「よく食べるなら問題ないんじゃないか」と思うのかもしれませんが、当事者のママからすれば「本当にこんなにたくさんの量を食べていて大丈夫なのか。このまま増やしていって良いのか」と不安になるものです。

せっかく食べたがっているのならもっとあげたい。でも体への負担や太りすぎないかが気になってしまう。そんなママたちの声です。　

ママの迷いを解消するだけでなく、赤ちゃん自身がご機嫌で離乳食ライフを続けていくために、どのような対処法があるのでしょうか？

離乳食初期の赤ちゃんが食べてよい量はどれくらい？

一般的に離乳食には、赤ちゃんの月齢や離乳食の進み具合ごとに、与える量の目安が記載されています。たとえば生後5〜6ヶ月の離乳食初期なら、はじめての食材は小さじ1から。慣れてきたら2さじ、3さじと少しずつ増やします。

「離乳食を始めて間もない頃は消化機能が十分ではありません。特にたんぱく質は消化に時間がかかり、胃腸に負担がかかります」と指摘するのは、保育園で管理栄養士として働く小杉文佳さん。目安の量が決まっているのは、赤ちゃんの体を思ってのことなのです。

また、「早い段階からたくさん与え過ぎると丸飲みの癖がつく可能性があります」と小杉さん。やはり、目安とされる量は守ったほうがよいのですね。