ベビーシートはいつから?
ベビーシートはチャイルドシートの分類のひとつで、乳児を寝かせることが目的とされたチャイルドシートです。対象月齢は生後10ヶ月くらいまで、体重10kg未満とされています。
日本では、道路交通法によって6歳未満の子供が車に乗車する際はベビーシート(チャイルドシート)を使用することが義務づけられています。新生児でも、病院からの退院の際マイカーを利用する場合はベビーシートを使用しなければなりません。
出産直前に慌てて用意することにならないよう、事前に準備しておきましょう。
- 国土交通省「チャイルドシートに関するよくある質問」国土交通省(https://www.mlit.go.jp/jidosha/child/faq.htm)
- 神奈川県警察「チャイルドシートQ&A」神奈川県警察(https://www.police.pref.kanagawa.jp/mes/mesf2012.htm)
- JAF「はじめてのチャイルドシート乳児専用タイプ」JAF(http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/P1_1/index.htm)
新生児から使うベビーシートの種類
新生児から使えるチャイルドシートのタイプと、取り付け方や乗せ方のコツをご紹介します。赤ちゃんが生まれる前にチェックしておきましょう!
新生児から使えるチャイルドシートには、大きく分けて3種類あります。それぞれのメリットとデメリットをご紹介します。
新生児専用のベビーシート
新生児から1歳頃まで使用可能です。1年間しか使えないように感じられますが、これからきょうだいが生まれる可能性を考慮すると、上の子が使い終わってもまた使うことができますね。
産院からの退院など、生まれてすぐのタイミングで取り付けて使えます。はじめてのチャイルドシートは乳児専用、もしくは乳幼児兼用タイプを買いましょう。
新生児から幼児期まで使えるチャイルドシート
新生児から4歳前後までの期間に活用できるチャイルドシートです。乳児専用より長く使えるため、経済的負担が乳児用より少ないというメリットがあります。
赤ちゃんが大きくなるにつれてだんだんハーネスの長さを変更したり、場合によっては取り付けを変更して(ベッドタイプからイスに等)その時の成長に合わせて使う必要があります。
新生児から7歳前後まで使えるチャイルドシート
これ一台あればチャイルドシートの使用義務がなくなる7歳前後までを過ごすことができるため、経済的負担が少ないというのが最大のメリットです。
買い替えの必要がないように感じるのですが、このタイプを購入するときには、下にきょうだいが生まれたときのことを考慮する必要があります。「子どもは1人」という家庭にはよいですね。
新生児のベビーシートはレンタルもあります
チャイルドシートのレンタルは、1ヶ月ごとの価格で見ると購入よりも安価で、赤ちゃんにとってもジャストサイズのチャイルドシートを常に準備してあげられるという点でもメリットがあります。
赤ちゃんはすぐに大きくなるので「旅行や帰省のときしかチャイルドシートは使わない」という方は、チャイルドシートのレンタルサービスを利用するというのも一つの手です。
チャイルドシートレンタルについての口コミ
チャイルドシートレンタルの場合は、付ける手間を考えると、軽量で簡単に設置できるものがおすすめですよ!新生児なら、新生児から1歳くらいまでの専用タイプが軽くて付け替えも楽です。
- JAF「はじめてのチャイルドシート」JAF(http://www.jaf.or.jp/eco-safety/safety/childseat/P1/)
- ダスキン「チャイルドシートレンタル」かしてネット(https://www.kasite.net/contents/childseat.html)
新生児から使えるおすすめベビーシート5選
新生児から使えるおすすめのチャイルドシートをご紹介します。それぞれのご家庭の生活スタイルなども考えて、チャイルドシートを選びましょう!
1.コンビ「クルムーヴ スマート エッグショック JJ」
コンビ史上最少サイズとしているこちらの商品は、機能性が高くコンビのチャイルドシートの中でも人気が高い商品です。
いくつかの機能の中で最も赤ちゃんと家族を安心させるのは、「エッグクッション」。衝撃を吸収する素材のクッションを使用しているため、少しの振動や衝撃からも赤ちゃんを守ってれます。背中部分のクッションを従来の商品より広くし、頭の部分は厚みをプラスして安全性をより充実させています。
またすぐに汗っかきの赤ちゃんに嬉しい、吸水性に優れた「1秒タオル」を使用しています。シートをまるっと外して洗うのはなかなか大変ですが、こちらは簡単に取り外しできます。そのため、汗をかく時期でも清潔に保つことができます。
チャイルドシートでは珍しい、日よけも付いているこちらの商品。「スリープシェル」という機能で、窓から差し込む光が直接当たらないようにしてくれます。日よけだけでなく、走行音や車内の音も軽減してくれるため、よく眠る赤ちゃんに嬉しい機能です。
他にも、赤ちゃんの成長に合わせてベッドレストが8段階ある点や360度回転するという機能もあります。色はグレーとブラウンの2色、本体の重さは10.4kgです。
コンビ チャイルドシートの口コミ
使い心地はとてもいいですよー
他のものを使ったことがないので比較はできませんが、回転できるので乗り降りが楽!エッグショッククッションが頭とおしり好きなほうに入れられる!日よけが大きいので日が当たらない!
乗せればほぼ寝ちゃいます( ^ω^ )
360度回転するのは嬉しいですね!上記の声以外にも肩紐ベルトを調整する際にコツがいるようで、店員さんに使い方をちゃんと教えてもらった方がよい、という方が何名かいました。
2. コンビ グッドキャリー
新生児から1歳ごろまで使えるチャイルドシートです。使える期間は短いですが、軽量で簡単に取り外しができるので、移動が多いママにはおすすめです!
コンビ グッドキャリー YWの口コミ
車の中で気持ちよく揺られて、赤ちゃんが寝てしまった!というのはよくあることですが、そのままベビーキャリーとして車の外へ移動できるので、赤ちゃんを起こさずに楽に移動できますね!
3.アップリカ フラディアシリーズ
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からだをまっすぐに支える、平らなベッド型です。赤ちゃんの成長に合わせて頭部.胸部.姿勢を守る「マモールメディカルシート」がついていることで、頭や腰を赤ちゃんにとって無理のない姿勢に保ってくれます。日差しが強いときに赤ちゃんを守るフレックスシェードも、赤ちゃんの安眠空間を作ってくれます。
新生児から4歳頃まで、3ステップで子供の成長に合わせたスタイルで使用できます。しっかりとした広々設計で、そのままオムツ変えもできて便利です。
アップリカ フラディアシリーズの口コミ
窓の方を向いて寝かせていると、日差しが気になるので、日よけも大活躍しています💓
オムツ替えもできちゃいますよ💓
新生児の頃はベッド型なので、車種によっては、車内が少し狭くなってしまいますので、実際に車に乗せてみるなどして検討するとよいでしょう。陽射しが強い時は、日よけが便利ですね!
4.アップリカ ディアターン プラス
新生児の頃は平らなベッド式にできるアップリカです。頭から爪先まで守る柔らかなクッションで赤ちゃんもすやすやと眠ってくれます。
回転させるのも片手で軽くできます。赤ちゃんを抱っこして車に連れてくるママのことをよく考えられていますね。
アップリカ ディアターン プラスの口コミ
首座ってからは横向きで窓の方に向けて、シートを起こして座らせてます。
3〜4カ月の間でギャン泣きし始めた時期があったので、起こすようになってからは落ち着きました!
ドアのうえの取っ手にメリーを下げてるのでジーっとそれを見つめてます♪
乗せた時に眠そうな時は予めシートを倒していますが、座ったままでもシートベルトのおかげか、シートにすっぽりはまってるせいか、首がガクッとなってる事はないのでそのまま寝かせてます!
新生児の身体には安心の柔らかいクッションをシートに採用しているので、衝撃にも強く、赤ちゃんも気持ちよくてゆらゆら寝てしまうようです。赤ちゃんの成長に応じて3ステップで角度を変えられる機能も便利です!
5.マムズキャリー レジェプレミアム
比較的軽量で、新生児から4歳頃までと長く使えます。大きな魅力は価格です。お手頃価格でチャイルドシートを購入したいと考えている方におすすめです!
新生児からベビーシートの使用は法律で定められています
警察庁のデータによると、チャイルドシートを着用していない6歳未満の子供が事故にあった場合、着用時と比較して、死亡率が約25.7倍になると言われています。
こんな悲しい事故を少しでも防ぐためにチャイルドシートの着用は法律で義務づけられています。ご家庭の車や生活スタイルにあったチャイルドシートを選んで、赤ちゃんと安全に楽しくお出かけしましょう!
- 警察庁「子供を守るチャイルドシート」警察庁(https://www.npa.go.jp/koutsuu/kikaku/childseat/index.htm)