新生児は生後1ヶ月ころから本性を現す!魔の3週目をご存知ですか?
生後1ヶ月前後は、「子育てって思っていたより楽かな?」と錯覚してしまうほど、赤ちゃんは1日のほとんどの時間、ぐっすりと良く寝てくれることが多いんですよね~。
生後まもない赤ちゃんは、2~3時間おきの授乳の際に、数分~10分程度目を開けていますが、それ以外はぐっすりと眠っている、、、という状態が多く、親族やお友達の”生まれたての新生児”を見に行っても、大抵「寝顔」しか見られないと思います。
しかし、平穏は長くは続かない!
刻一刻と変化していく赤ちゃんの反応に、時には「えー!昨日まではこうだったのに、なんで?」と、ママを困らせることになるでしょう。
生後3週目~1ヶ月あたりに現れる、赤ちゃんの睡眠パターンの変化もその一つ。この頃から、赤ちゃんの覚醒時間が少しずつ長くなってきて、1日に1~2回は、1時間以上起きている状態が現れます。
まだまだ昼夜の区別ができていない赤ちゃんは、しばしば夕方以降にその覚醒時間が訪れるのですが、「なぜか夕方はグズグズして泣き止まない!」という行動をとる赤ちゃんが、結構多いのです。これが黄昏泣き(=夕方の黄昏時にグズグズする)なのです。
ママにとっては初めての「困り事」であり、それは0歳児育児の大変なことの幕開けでしょう。
なぜ赤ちゃんは夕方にグズることが多いの?黄昏泣きを解説
ママにとって、赤ちゃんが泣いている理由が分からないことはストレスの一つですよね。
理由が分かれば対応方法を考えられます。もし対応不可能だとしても、理由が分かっているかどうかで、ママの精神状態に影響してくるのではないでしょうか。
赤ちゃんが泣く理由は、空腹、暑さ、寒さ、疲労、不安、苛立ちなどちょっとした不快を感じていることを知らせたいだけで、泣くことがお世話をしてくれる人とのコミュニケーションとなっているのです。
黄昏泣きへの対処法はあるの?
泣いている理由がわからないことがストレスになりますが、分かったとしても毎日夕方から数時間泣き叫ばれるのは、ママにとっては大変であるのは間違いありません。
「夕方時にグズられる」というのは、この後の子育ての中でもしばしば、いや、かなり頻繁に起こる厄介事です。黄昏泣きについては、だいたい生後5ヶ月~6ヶ月には自然となくなっていきます。それまでと思って対処していきましょう。
- 抱っこして縦方向に揺らしてあげる
- 「大丈夫だよ〜」と優しく話しかけ続けてあげる
- 胎教で聞かせていた音楽をかけてあげる
「全国黄昏泣き選手権」があったら間違いなく入賞していただろう娘がいる私の経験上、有効だったのは1つ目の方法です!
小刻みではなく、結構な落差をつけてあげたほうが、赤ちゃんの気が紛れるようですね。
最終的に4つ目の方法までいきつくと、ママの心に悟りが開けていて、赤ちゃんの泣き声が全く気にならなくなるのでご安心ください。(笑)
解決方法がわからなくても、原因がわかるだけでママの心は安定します!
「黄昏泣き」以外にも、子育ては大変なことの連続。
そしてその多くは、赤ちゃんの成長を待つしか解決方法がないので、目の前の困った行動に狭い視野で向き合うのではなく、一歩引いて「客観的に観察」してみてください。
視点をちょっと引くだけで見える範囲は広がり、赤ちゃんが泣いている原因が分かることもあります。原因が分かるだけで、きっとママの心はずいぶん安定することでしょう!
「心が安定しているママの存在」が、泣き叫ぶ赤ちゃんにとって、何よりの癒やしに繋がると感じますよ!