バナナは冷凍保存もできる
バナナは冷凍保存も可能です。ただし、冷凍するのは十分熟したバナナにしましょう。皮に黒い斑点が出てきたタイミングが目安です。皮をむいてまるごと1本ラップでつつみ、保存袋に入れて冷凍します。解凍したバナナは、ミキサーでスムージーのようにしてもおいしく食べられますね。
また、輪切りにしてから保存用袋に入れて冷凍するのもおすすめです。冷凍庫から出して少しおいておくと、ひんやりおいしいバナナアイスとして食べられますし、解凍してからさらに加熱すればそのまま離乳食に使えますよ。
- 松尾みゆき(著)「はじめてでもカンタン離乳食」P50-51(PHP研究所,2014年)
- スミフルジャパン「もっと長続き バナナ通の保存方法」(https://www.sumifru.co.jp/recipe/save/,2020年10月16日最終閲覧)
- ドール「バナナの冷凍保存」(https://www.dole.co.jp/banana/preservation/,2020年10月16日最終閲覧)
- ニチレイフーズ「果物の冷凍」(https://www.nichireifoods.co.jp/enjoy/basic/detail_09.html,2020年10月16日最終閲覧)
離乳食に適したバナナの選び方
バナナはスーパーや八百屋などでよく見かけていつでも買うことのできる果物ですが、離乳食に使用する際には、バナナの選び方にも注目してみましょう。
離乳食に適したバナナの選び方のポイントは以下の3点。
- シュガースポットと呼ばれる皮の表面に黒い斑点がある熟したもの
- しっかり熟していて全体的に色が黄色いもの
- 太くて短めのものが甘くておいしい
これらの特徴がない場合、まだ緑色のものはしっかり熟していないので、買ってから家で追熟させてみると甘くなります。また、熟し過ぎて中まで黒くなってしまったものは、なるべく離乳食には使用しないほうがよいでしょう。
バナナを使った離乳食メニュー
甘くてやわらかいバナナは、離乳食初期から食べられるためよく使う人はいるでしょう。そのままでもおいしいですが、毎日のように食べていると味に飽きてしまい赤ちゃんが食べてくれなくなることも。
インスタグラムで見つけた、バナナを使った離乳食のレシピをご紹介します。
離乳食初期:バナナペースト
離乳食初期から与えることができるバナナ。やわらかく食べやすいバナナは、はじめのうちはペースト状にしてあげたり、他の食材と混ぜてみたりと万能な食材です。
火も包丁も使わず調理できるため、忙しいときに離乳食作りにぴったりですね。
バナナペーストの材料
- バナナ(熟してきているもの)
- お湯:少々
バナナペーストの作り方
- バナナの皮をむいて1cm幅の輪切りにする
- 輪切りにしたものを1つずつラップでくるみ、保存袋に入れて冷凍
- 使う分だけ取り出し、様子を見ながら20秒前後ずつレンジで加熱
- 温めたバナナをつぶしたらできあがり
バナナペーストを作るときは、できるだけ熟しているバナナを使用すると柔らかくて裏ごしする必要がないためおすすめです。つぶしたバナナがもったりしていたら、お湯を少し加えてのばすといいですよ。
また、変色を避けるため購入したらそのまま冷凍して食べるときに温めるようにすることがポイントです。初めてのバナナもおいしく食べることができそうですね。