ずっと眠っている新生児の赤ちゃんに起こし方ってあるの?
新生児や生まれて間もない赤ちゃんはよく眠ることが多いでしょう。あまりにもずっと眠っているので心配になってくるママもいるかもしれません。
新生児には2~3時間ごとの授乳が必要です。しかし授乳の時間を過ぎても寝ている場合そのまま寝かせておくべきか起こして授乳するべきが悩む方も少なくありません。
そもそも新生児期の赤ちゃんの睡眠リズムはどのようになっているのでしょうか?なかなか起きてくれないときにどのようにすれば良いのかについて紹介します。
新生児・赤ちゃんの睡眠リズムは?
新生児期の赤ちゃんは寝る・母乳やミルクを飲むを繰り返しています。まだ昼夜の区別がついておらず1日の平均睡眠時間が16~18時間とされています。
生まれたばかりのころは1日の7割近くを寝て過ごしている赤ちゃんも、生後3ヶ月あたりになれば昼の間に長く起きている子が多くなります。しかし赤ちゃんの睡眠時間は個人差が大きく、ママからすればあまり寝ないと感じる赤ちゃんもいます。
赤ちゃんの睡眠の質について
睡眠には深い眠りのノンレム睡眠と、浅い眠りのレム睡眠があります。一般的に大人の場合、睡眠全体の15~20%がレム睡眠ですが、新生児では約50%がレム睡眠とされています。
つまり新生児期の赤ちゃんはよく眠るものの、大人と比べて浅い睡眠が多いためちょっとした物音や刺激などですぐに起きてしまうのです。
新生児・赤ちゃんが起きない原因
赤ちゃんがすぐに眠ってしまう原因ですが、脳の急速な発達のためと考えられています。上記で解説したレム睡眠には起きている間に受け取った情報を整理する働きがあるとされ、夢を見るのもこの浅い眠りの最中です。
新生児はママのお腹の中から外での生活に変わったばかりで、脳にさまざまな刺激を受けています。その刺激を処理して脳を発達させるために多くの睡眠が必要になるとされています。
寝ている新生児・赤ちゃんは無理矢理起こしてもいい?
眠っている赤ちゃんは起きるまでそっとしておいてあげたいママも多いかもしれません。しかし産婦人科にもよりますが、新生児期の赤ちゃんは3時間ごとに起こして授乳するよう指導されることがあります。
そうしたときは産院からの指導に従って授乳を行いましょう。また次にあげる場合には母乳不足が心配されますので、このようなケースでも授乳時間を気にした方が良いかもしれません。
赤ちゃんの体重があまり増えない
赤ちゃんの体重が増えていないのは母乳不足が心配されます。ただし1日ごとに体重を気にするのではなく、1週間といった単位で順調に増加しているかみてみましょう。
赤ちゃんの1週間の体重増加は、新生児期は120~240gが目安とされます。また生後2~3ヶ月にはそれまでに比べて体重の増加が緩やかになります。適正な体重かどうか心配な場合はかかりつけの医師などに相談すると良いでしょう。
うんちやおしっこの量・回数が少ない
母乳が少ない場合にはうんちやおしっこの量・回数にも影響が出てきます。おしっこの回数としては1日に4~6回が目安となりますので、そのくらいおむつ交換をしていれば問題ないでしょう。
また母乳はうんちの出も良くするとされ、中には授乳の度に排便をする赤ちゃんもいるくらいです。赤ちゃんのうんちの回数は1日3回程度を目安として考えると良いでしょう。
新生児・赤ちゃんの起こし方と体験談を紹介
もし授乳時間に赤ちゃんを起こすことにした場合、どのようにすれば良いのでしょうか。赤ちゃんを効果的に起こす方法とママさんの体験談などをみていきましょう。
新生児・赤ちゃんをうまく起こす方法は?
まずは、新生児期の赤ちゃんを起こす主な方法を二つを紹介します。
おむつ替えをする
おむつ替えをしたり、服を着替えさせたりするのは目覚めさせやすい方法の一つといえます。3時間おきの授乳前後にはうんちやおしっこをしている場合が多くあります。
寝ている赤ちゃんに授乳したいというときには、おむつを替えて目を覚ましてから行うと良いでしょう。
足裏を刺激する
多くのママが産婦人科で助産師などに教わるポピュラーな起こし方があります。それが赤ちゃんの足裏を刺激するという方法です。
こちょこちょとくすぐる、指の腹でこするようにするなどさまざまなやり方があるようです。おむつを替えたり、名前を呼んだり、あるいはトントンと肩を叩いても起きないというときにはこうした方法を試してみてはいかがでしょうか。
新生児・赤ちゃんの起こし方体験談
新生児・赤ちゃんの起こし方に関する体験談を紹介します。
いろいろな手段で起こしています
おむつ替えや体をゆするなど、考えうる限りの方法で赤ちゃんを一生懸命起こそうとしているんですね。
寝ながら飲んでくれるときも
それでも起きなければ起こしてあげた方がいいですね。足の裏をぎゅーっと力強く擦ったら泣いて起きます!産院で教わりました!
赤ちゃんは寝たままでもおっぱいやミルクを飲んでくれる事もあるようですね。足の裏をつねったり刺激したりするのは、やはり赤ちゃんの起こし方として効果的と言えるかもしれません。
新生児期は3時間ごとの授乳を
この時期ですし、脱水になっても怖いですし。
長くても4時間以内には起こした方がいいですよ。
体重を増やすためでもありますし、1ヶ月検診までは守ってあげるといいですよ。
1ヶ月以降は泣いてからでも大丈夫ですし。
足の裏つねったりして起こしてあげてください。
新生児期の赤ちゃんが何時間でも眠ってしまうと、脱水症状などの危険があるのでは?という心配があるママもいます。こちらのママはそのため、1ヶ月までは適度に起こして授乳させることをおすすめしてくれています。
生後3週間後くらいにはちゃんと起きてくれるようになりました
もーほんと何しても
起きてくれませんよね。笑
やっと起きたと思ったら
今度は乳首を上手にくわえられずに泣いて、疲れてすぐ寝るって感じでした(´Д`)笑
仕方なく哺乳瓶口に突っ込んでも飲んでもらえませんでした!
退院後の体重測定でも増えが悪いと指摘され、起きて飲んでくれないことにあせってました(´Д`)
でも生後3週間くらい経つ頃には
ちゃんと起きて飲んでくれるようになったと思います(>_<)!
特にこれといった対策はしてないんですが、、笑
根気よく起こそうとするぐらいですかね!笑
新生児期赤ちゃんがずっと寝ていると、起こさなきゃと精神的に追い詰められてしまうママもいるかもしれません。赤ちゃんには個人差があり、母乳を飲む量もそれぞれです。
赤ちゃんの体重や授乳の時間をそこまで神経質に気にせず、おおらかな気持ちで育児するのが良いのではないでしょうか。
母乳外来に相談しましょう
ですが、自分の考えを理解して、アドバイスをくれる助産師さんに会えた時は救われたような気持ちになり、その場で育児に対しての不安を全部吐き出してたくさん泣きました(^^)
家の近くに他の助産師外来やおっぱい外来(母乳外来)があれば、病院を変えてみるのも一つの手ですよ♪
ママ1人で育児をする時間が長いと、不安ばかりが募ってしまうこともあるのではないでしょうか。近くの病院や、市役所などで定期的に育児に関する相談ができる窓口を設けている場合があります。
悩んだときは積極的に利用してみましょう。話を聞いてもらうだけでも気持ちが軽くなりますよ。
新生児期の赤ちゃんは3時間ごとの授乳を目安に
生まれたての赤ちゃんは体重が減少してしまいやすい時期です。おっぱいやミルクを飲む力もまだまだ弱く、体力もないのですぐに眠ってしまいがちです。
せっかく眠っている赤ちゃんを起こすのは心苦しく感じてしまいますが、そのまま放置をしてしまうのもあまりよくありません。積極的に起こして授乳しましょう。
ただし必ずしも3時間ごとの授乳を守らなければならないという訳ではありません。あまり神経質になり過ぎずに、肩の力を抜いて赤ちゃんと過ごす時間を楽しんでくださいね。
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