子供が怪我をした!その時親としての対応はどうしたらいい?
子育てに怪我はつきもの!特に保育園での怪我は、びっくりします。
そのような怪我についての私の体験談を書かせて頂きます。特に長男は怪我をしたり、させたりとトラブルメーカーでしたので、さまざまなエピソードをご紹介します!
私が思う対応策
子供が保育園や幼稚園などで怪我をしたというとき、親としてどのような対応をすべきでしょうか?
数回にわたり子供の怪我を経験して私なりに考えたことを挙げてみます。ご参考になさってください。
- 先生の話を聞き、状況を理解する。
- 怪我をした場合は病院へ行くなど、状況に応じた処置をする。
- いずれの場合も子供に話を聞く。
- 怪我をさせた場合は子供の話、先生の話を照らし合わせ、相手に謝罪。
私の体験談とそこから学んだ対応策
それでは私の体験談です。長男と長女で分けてご紹介いたします!
長男のエピソードは2つ。1つは自身の怪我は骨折。そして相手に骨折させてしまった年長のときの出来事です。長女の怪我は頭を打つというものでした。
子供の怪我とその時の保育園の対応、先生の一言をご紹介します。
体験談1.転んで骨折してしまった
何しろ長男は多動でしたので、怪我はつきもの。保育園に入る前に半年ほど通った幼稚園でも窓から飛び降り、歯茎を切るという怪我…。
そして、保育園では園庭を鬼ごっこで走っていて石につまずいて転倒。右腕を骨折。
すぐに先生が病院に連れて行くという迅速な対応をしてくれ、治療ができました。全治1ヶ月の骨折でギブスをはめた長男は痛々しかったです…。園からの電話で私は病院に駆け付けました。
病院で担任の先生2名は頭を下げられ口々に仰いました。「申し訳ございません」。先生方は涙ぐんでおられました。「目が行き届かなかったのです。私たちの責任です」。私は驚いてしまいました。「やめて下さい。仕方ないのです。頭をお上げください」。
このような大人のやりとりをギブスをはめた息子がきょとんとして聞いていました。
先生の対応:「お子さんの怪我は責任者である私が負うべき痛手」
息子が怪我をしたその夜、保育園の園長先生、担任の先生方2名が我が家を訪問。菓子折りまでご持参され、謝罪にいらっしゃいました。
開口一番、園長先生から「申し訳ございません」と謝られました。先生方もそろって頭を下げられましたので、こちらの方が申し訳ないという気持ちになりました。
「いいんです。仕方ないです。うちの子は落ち着かない子なので、預かって頂けるだけで有難いんです」という私の言葉を聞き、園長先生は仰いました。
「そんなこと、言ってはいけません。お子さんは宝です。怪我をしていいなんていうことはありません。お子さんの怪我は責任者である私が負うべき痛手なんです」
その日、家にいた主人も感激していました。「園長先生は素晴らしいお方だ。社会人としても見習うべきところがあるなあ。この園に変えてよかった」。主人は珍しく涙ぐんでいました。
体験談2. 間接的に相手の子供に怪我をさせてしまった
こちらは長男が相手に怪我をさせてしまったというエピソードです。
先生の話によれば、教室内で子供同士になり遊んでいたときある男の子が走っていて、同じく走っていたうちの子供にぶつかり転んでしまいました。
その子はその拍子に椅子にぶつかり、腕を骨折したそうです。先生方はその子を病院に連れて行きました。
手を出したわけではありませんでした。しかし長男もものすごい勢いで室内を走っていたそうです。ですから、お友達の怪我はうちの子のせいでもあるのです。
先生の対応:「これは誰が悪いということではありません」
先生からその話を聞き、私は驚いて、園長先生に言いました。「謝らせて下さい。その子の家に行きます」。
でも、先生はこうおっしゃいました。「いいんです。これは誰が悪いということではなく、事故です」。
園長先生のお言葉に従うものの、内心私は何か腑に落ちませんでしたが、申し訳ないという私の気持ちは相手に伝えて下さるとのことでした。
親が直接相手に気持ちを伝えて解決することと、親同士ではなく先生を介することで解決することもあるのだなあと感じました。
体験談3.滑り台から落ち、頭を打ってしまった
次に長女の怪我の時の話をします。長女は年少のときでした。
公園で遊んでいるときに滑り台から落ち、頭を打ちました。どうも、お友達が後ろから次々に来て、のんびりしていた娘は滑り台の横から地面に転落してしまったそうです。
こちらも先生方が病院に連れて行ってくださいました。私は電話で呼び出され、病院に向かいました。
大事には至らなかったものの…
私が駆けつけた折にはぶつけた頭の検査が済み、異常なしと言われたところでした。先生2名が頭を下げました。「申し訳ございません。行き届きませんでした」。
娘は尋常でない大人の様子に驚き、口もきけず固まっていました。私は娘を抱きしめて「いいんです」というのが精いっぱいでした。
日頃から滑り台の危険さは承知していましたので仕方ないと思う反面、「何とかならなかったのかしら」とも思いました。
でも私はその思いは口にしませんでした。長男のこともあったからです。それに幸い、娘は大きな怪我ではなかったので。
ただそれ以来、娘は滑り台に近づかず、先生にしがみつくようになってしまいました。長男のことがなければ、もっと強く言えたかもしれません。母として複雑でした。
保育園ママの皆様へ
私の体験談はいかがでしたか?いずれのケースも保育園との連携で事なきを得ました。皆様も日頃、担任の先生とのコミュ二ケーションを密にして、いざというときに備えましょう。
皆様のお子さんがお怪我なく、楽しい保育園ライフを送れるよう、願っております!