手作りベビー用品10選
いざ、手作りのものを作ってみよう、と決意したところでどんなものがあるのか、どんなものなら作れるのか、いろいろと悩んでしまいますよね。
そこで、今回は比較的簡単に作れるものから、ベビー服までおすすめの手作りベビー用品をご紹介していきます。自分にも作れそうだな、と感じるものがあれば、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
1.手作りほんわかミトン
かわいらしいミトンのご紹介です。お好みの布と糸を用意して、型紙に沿って縫っていくだけなので初心者でも簡単に作れますよ。ミシンを持ってないという方は、ベビー用で小さいので手縫いでも無理なく、作れます。手作りすると愛着がさらにわきますね。
作り方
1.二つ折りにした布の上に型紙を置き、縫い代分7~8mmとって四角く裁断します。
2.刺繍したり消しゴムはんこを押したりしたい場合は、布が平らなうちにしておきます。
3.端の始末は、両端の縫い代部分に仮止めをして、ゴムを伸ばしながらジグザグミシンで止めます。
4.型紙通りに縫っていきます。縫い終わりの始末は、糸を長めに残して切り、玉結びをしてから切ります。
5.最後に手首のところの縫い代は片側に倒して縫い、できあがりです。
2.手作りがらがらおもちゃ
手に付けて、ふると音の出るおもちゃです。鈴やレースなど全て100均で揃えられる材料ばかりなので、安く簡単にできますよ。ガラガラおもちゃは市販でも売っていますが、手作りだと柔らかくて、あたたかみを感じられますね。当たっても痛くないのでいいですよね。
材料
- 好きな生地(リストバンド部分には、タオルが柔らかくておすすめ): 幅2.5cm、長さ20cm
- 鈴
- マジックテープ
- レース
- フエルト
作り方
1.生地を縦22cm×横7cmに切り、レースを写真の位置に縫います。レースが内側になるように中表に半分に折り、下を返し口に残して回りを縫います。表に返し、返し口を縫ったら、輪にできるように、マジックテープをレース側と、無地のタオル側の端につけます。
2.鈴が入るサイズに生地を切ります。丸い生地達を返し口を残して縫います。表に返して鈴を入れ、入れ口をまつり縫いで閉じます。
3.好きなモチーフをフエルトで作り、鈴部分に縫い付け、リストバンド部分に鈴部分を縫い付けてできあがりです。
3.初めてでも挑戦しやすいベビースタイ
初めての方が挑戦しやすいものにスタイがあります。写真のスタイはピンクとリボンでとてもかわいくできあがっています。自分の好きな生地で、簡単に作れてしまうのでおすすめですよ。家にあるいらなくなった洋服などをリメイクとして、使ってもいいですね。
材料
- ダブルガーゼ:6重ガーゼ
- マジックテープ
- チャコペン
- 型紙
作り方
1.型紙に沿って生地を切り、生地を中表にして重ね、待ち針で生地を仮止めします。
2.型に沿ってミシンで縫います。1cm程度の縫い代を残して生地を切りとります。
3.残しておいた縫っていない部分から、生地をひっくり返して、アイロンをかけます。縫っていなかった部分を縫い目が見えないように手縫いします。洗濯時のホツレ、ズレ防止にフチを縫います。マジックテープかスナップボタンを付けてできあがりです。
4.リバーシブルスタイ
リバーシブルで使用できるスタイです。生地を両面に縫い付ければ、リバーシブルになりますよ。型紙もいろいろあるので、赤ちゃんに合ったものを選んで作ってみましょう。刺繍やアップリケなどをつけて、自分でだけのオリジナル感を持たせても素敵ですね。
作り方
1.切り抜いた型紙を2枚はぎ合わせて、中表にあわせたスタイ用布の上に置き、直接、線描きします。中表にあわせたまま、そのまま縫ってしまいます。縫い終わってから、1cmの縫い代分を残して、裁ちます。
2.返した時糸がつらないように、丸くカーブになった所は、切込みを入れます。ダブルガーゼなのでほつれないように、ぐるっと一周ジグザグ縫いをしていきます。形を整えてぐるっと一周、端にミシンをかけステッチしました。この時、返し口の処理は、縫い線を折ってアイロンをかけて置き、そのまま、一緒に端にミシンをかけてできあがりです。
5.タオルガーゼのベビースタイ
赤ちゃんの肌は、大人よりも敏感です。そんな赤ちゃんにタオルガーゼで作るスタイはいかがでしょうか。ふんわりやわらかな素材感で使っていて、気持ちがいいですし、見た目にもふんわりと優しい印象になりますよね。縫うときは普通の生地とは違った感触なので注意してみてくださいね。
材料
- ダブルガーゼ:28cm×23cm1枚
- ダブルガーゼ:28cm×13cm1枚
- ダブルガーゼ:28cm×34cm1枚
- キルト芯:28cm×34cm1枚
- プラスナップボタン:1組
作り方
1.生地を半分に折り、「わ」になった部分を型紙に合わせて裁断します。表地の上布と下布は、先に生地の一辺を真っ直ぐに裁断し、その生地端と型紙の上布/下布のカット位置を合わせて裁断すします。表地、裏地、芯地をそれぞれ裁断します。
2.上布と下布を中表に合わせ、縫い代1cmで縫い合わせます。縫い代をアイロンで割ります。裏地とキルト芯を合わせます。裏地の裏面と接着キルト芯の「のり」がついた面をあわせ、ガーゼ生地の上からアイロンを当てます。
3.下から「芯地→裏地→表地」の順番になるように重ね、表地と裏地は中表に合わせます。生地をまち針で止め、返し口を5~6cm残して生地端から7mmのラインを縫います。1周縫ったら、カーブのきつい部分に切り込みを入れます。首周り先端はV字にカットします。返し口から指を入れ、ひっくり返します。先端部分は目打ちなどを使って丁寧に出し、アイロンで形を整えます。
4.生地端から2~3mmのラインを、ぐるりと1周縫います。目打ちで穴を開け、プラスナップボタンを付けたらできあがりです。
6.ベビードレス
少し裁縫になれているという方には、ベビードレスなどの洋服類はいかがでしょうか。お店では売っていない、特別なお洋服が作れますよ。赤ちゃんが病院から自宅に帰る時に着ることが多い、セレモニードレスは手作りしたいという方も多いですよね。
作り方
1.型紙に沿って、使用する生地を裁断します。前身頃と袖口にレースをつけます。見返しの始末をします。
2.袖ダーツを縫い、袖付けをします。脇と袖下を続けて縫います。衿ぐりにバイアスをつけ、見返し布の端と続けて縫い、返してまつり縫いをします。ボタンホールを縫い、ボタンをつけてできあがりです。
7.ダブルガーゼハンカチ
赤ちゃんはハンカチ類をたくさん使うので、手作りで作っておいてはいかがですか。何枚あっても重宝しますよ。ママも出産の入院時に準備リストの中にタオルハンカチやガーゼハンカチと記載があるので、自分用に手作りしてもいいかもしれませんね。
材料
- ダブルガーゼ:25cm×25cm2枚
- ミシンとミシン糸
作り方
1.生地を裁断します。まち針で留め、返し口を5~6cm残して生地端から1cmのラインをぐるりと1周縫います。四隅を切り落とします。
2.縫い代をアイロンで割り、返し口から表にひっくり返します。ひっくり返ったら、内側から先端の丸い平たい物を使って辺と角を出します。角は目打ちなどを使って表側から出します。
3.アイロンで縫い代を落ち着かせたら、四辺を生地端から2~3mmのラインでぐるりと1周縫います。アイロンで形を整えてできあがりです。
8.かわいいトトロ着ぐるみ
キャラクターがかわいい着ぐるみです。こんなよう洋服が作れてしまったら、周りの人から感心されること間違いなしですね。大人用を作るのとは違って、子ども用はサイズが小さいので、洋服づくりにチャレンジしてみたい方には第一歩としておすすめですよ。
材料
- フリース
- ダブルガーゼ
- ウォッシャブルフェルト
- 手芸わた
- ソフトゴムテープ
- プラスチックスナップ
作り方
1.生地はあらかじめ地直ししておき、型紙に沿って生地を配置し裁断します。
2.トトロの顔部分を作ります。ウォッシャブルフェルトで作った顔パーツをのせ、手縫いで縫い合わせます。 フード側面と中央を縫い合わせ、縫い代を割ります。耳を作ります。顔部分と耳とフードを縫い合わせ、縫い代を割り、最後にヒゲを縫い付けます。
3.おなか部分に三日月の模様のフェルトパーツを縫い付けます。表地の前身頃とおなか部分を縫い合わせます。前後身頃袖ぐりと、袖を縫い合わせ、縫い代を割ります。袖下から脇下までを一気に縫い合わせます。
4.身頃襟ぐりにフードを縫い合わせ、縫い代を割ります。前あき~フードの縫い代を折り、まつります。股ぐりをあき止まりまで縫います。 股下を縫い合わせ、縫い代を割ります。 裏地を合わせ、前開き~フード、袖口、裾口をまつります。前開きにスナップボタンをつけます。袖口、裾口にゴムテープを通してできあがりです。
9.赤ちゃん肌着
赤ちゃん肌着です。新生児の肌着というとほんとうに小さいので、意外と簡単に作れてしまいますよ。綿で作ってあげると赤ちゃんの敏感な肌にはうれしいですね。止める部分もボタンやスナップなどではなく、紐なので縫い付けるだけとお手軽にできます。
材料
- 適した生地
- 手縫い糸
- バイアステープふちどりタイプ
作り方
1.型紙を切り取り、生地の向きに気を付けて裁断します。見頃の肩を表で折り伏せ縫いします。肩と同じ要領で、そで下、そでつけを始末します。
2.前および衿ぐりにバイアステープを縫い付けます。ひもをつけたらできあがりです。
10.ベビーおくるみ
おくるみは1枚持っているといろいろな場面で使えて、便利ですよね。自宅のいらなくなった服や生地でも作れるので探してみてはいかがでしょうか。景品や粗品でもらったフリースやブランケットなどでも秋冬用の素敵な、おくるみが作れそうですね。
材料
- 生地
- 春夏用:4重ガーゼ
- 秋冬用:フリース等
作り方
1.型紙を切り取り、生地に配置し裁断します。頭部分の顔側と、表のお腹側に、バイアステープを縫い付けます。
2.頭と表を、後ろ部分へ合わせ、ずれないようにしつけをして縫い合わせます。縁全体にバイアステープを縫い付け、マジックテープをつけてできあがりです。
簡単にできる手作りキット5選
1.ベビースタイ手作りキット
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生まれてくる大切な赤ちゃんに自分で手作りしてみたり、お友達の出産のお祝いに作ってあげたりと様々な使い方ができるキットです。
赤ちゃんへの肌触りがやさしいガーゼ素材のスタイ、ウサギのアップリケがポイントになっていて、とてもかわいらしいですよ。
2.ナチュラルぬいぐるみキット
ナチュラルなデザインがかわいらしい、ぬいぐるみとがらがらのセットです。オーガニックコットンで作られるので、優しい肌触りになってうれしいですね。
素朴な色合いや、ふんわりとした質感が赤ちゃんらしくて思わずにっこりしてしまいますね。ふんわりと柔らかいのでぶつけてけがをする心配も大丈夫ですね。
3.わんちゃんのぬいぐるみ
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オーガニックコットンのやさしい風合いの手作りキットです。お顔の模様がキュートなブルテリアのぬいぐるみは犬好きにはたまらないかわいらしさですね。
くたくた感がとても癒されます。型抜き済パターンが付いているので作るのも簡単です。オーガニックコットンは、とても柔らかく肌触りは抜群ですよ。
4.くまさんの帽子と靴のセット
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お揃いの帽子と靴で、おしゃれにかわいくコーディネイトができるキットです。なかなか市販のものでお気に入りが見つからないときもありますよね。
そんな時に、思い切って手作りで作ってみるのはいかがですか。帽子や靴が手作りでできるなんて、知った人はみんなびっくりですよ。
5.ころころさいころおもちゃ
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6重織ガーゼ生地から作るころころとかわいいサイコロの手作りキットです。パンダの柄がなんともかわいらしいですよね。
カラフルな4色のパンダとドットを組み合わせたデザインは一目ぼれしてしまいそうですよね。縫いしろの取り方によって、サイズも好みの大きさにして作れますよ。
手作り時間でゆったりぜいたく気分を味わおう
なかなか忙しくて手作りで何かを作る時間が取れないという方も多いですよね。でも、そんな時こそ隙間時間を使ってはじめてみると意外なストレス発散になることを発見できます。
また、妊娠中の過ごし方のひとつとして、手作り時間を設けてみるのもいいですよね。自分だけのゆったりした時間の中で、贈る人を思った手作り用品を作ってみましょう。
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