洋服を片付けるときのポイント。まずは汚れを落とすことが大切
洋服をしまうときに、クローゼットにかけていたものをそのままたたんで収納していませんか。衣類は目に見えなくても、実はいろいろな汚れがついているもの。
そのまま片付けてしまうと、黄ばみ、シミ、カビ、虫食いの原因になってしまいます。これらを防ぐためにも、どの洋服もしまう前には「しまい洗い」を行いましょう。
また、タンスやクローゼットに入れてあるスーツやジャケットなどは、湿気を含んでいる可能性があるため、天気が良く空気の乾燥した日を選んで、風に当てるなどして乾燥させてからしまうことが大切です。
「しまい洗い」をする際には以下のようなことに注意しましょう。
- 洗濯の際、すすぎにはきれいな水を
- 洗濯後はしっかりと乾燥する
- シミ抜きは素早く行うのが鉄則
- 汚れのひどいもの、シミが落ちないものはクリーニングに
特に頻繁に洗えないスーツやジャケットなどの襟元、袖口、ポケット口などは汗や皮脂がつきやすいので、片付ける前にチェックすることが大切です。自宅で洗濯が可能なものを洗う場合、すすぎをするときはきれいな水で洗いましょう。
シミがついてしまったらすぐに取るのがよいのですが、しまう前に気づいたときに気づくことも。シミ取りをしてしまい洗いをします。自分で落としきれない場合はクリーニング店に依頼するのもひとつの方法です。
クリーニング店では、シミの成分に応じて段階的にシミ抜きの処理をしてくれます。
- 全国クリーニング生活衛生同業組合「衣替え・衣類のケア情報」(http://www.zenkuren.or.jp/user/koromogae,2017年11月10日最終閲覧)
- エステー「季節のくらし」(http://www.st-c.co.jp/plus/season/2015_10/,2017年11月10日最終閲覧)
大人の衣替えと収納にはちょっとしたコツがある
衣替えというと、たくさんの衣類があふれて憂うつに思う方もいるかも知れません。でもこのようなときこそ持っている衣類を見直す絶好のチャンス。必要な洋服だけを残すようにして収納スペースを有効に使い上手に収納しましょう。
残った洋服は、洋服の種類ごとに分けてまとめ、収納場所にラベルなどをつけるなどして工夫をしながら整理します。ちょっとした収納のコツを知っておくだけで日々の洋服選びも楽しくなりそうですね。