赤ちゃんへの絵本選びはどうしていますか?
0〜1歳の時期は本人の好きなものがまだ把握できず、絵本選びは迷ってしまいますよね。読んであげても果たして分かっているのかどうか…。
筆者もいろいろ検索してみたり、児童館などで人におすすめを聞いてみたりしていました。ときには図書館で借りて読み聞かせをしてみて、その反応によって購入をしていました。
いろいろと試行錯誤をしてみて、わが子の気に入った絵本がいくつかあったので紹介します。
わが家ではこれがお気に入り!喜んでくれた絵本7選
絵本が大好きだった筆者の子。毎日「読んで」とおねだり攻撃が絶えませんでした。
気に入った絵本は何度も何度も読むので気づけばボロボロに。セロハンテープで補修をしながら読んだものです。
そんなわが子のお気に入りだった本を年齢別に紹介します。
0~1歳のころのお気に入り
まだ意思の伝達ができない時期ではありますが、楽しんでいるかどうかちょっとした反応をみてみましょう。この時期は内容よりも音の繰り返しのほうが喜ぶようです。
筆者自身も絵本選びは手探り状態でした。この時期わが子への読み聞かせで反応が良かった絵本はこちらです。
1.赤ちゃんが笑う『いないいないばあ』
本屋さんで「赤ちゃんが笑うんです」と書かれたおすすめのポップを見かけ、見本で読んであげたところ「ばあ」のページで本当に笑ったのがこちらの絵本。
この反応に驚いて即購入し、毎日のように読み聞かせをしたものです。毎回は笑いませんでしたが、「おっ!」という反応を見せたりとみているこちらも楽しかった一冊。
2.電車の音が心地よい『がたん ごとん がたん ごとん』
思えばうちの子の電車好きはこの一冊から始まったのかもしれません。
「がたん ごとん がたん ごとん」「のせてくださーい」という文章の繰り返しですが、乗ってくるものはコップにスプーン、バナナにリンゴなど、離乳食が始まると身近にあるもの。
次は何が乗るのかと、くぎ付けでした。
3.カラフルな絵と読みやすい音『ゆめ にこにこ』
単語と擬音語で耳に心地よい、リズム感のある絵本。筆者は何度も読み返していたので、ボロボロになってテープで補修して愛用していました。
2歳になる少し前には子供が自分で絵本を開きながら「いわ ごつごつ」「つき しーん」と読んでいたのには驚きです。読んでいて楽しい擬音語は子供にも覚えやすかったようです。
1~2歳のころのお気に入り
おしゃべりが上手になってきて、自分で読んでもらいたい本を選ぶようになっていた時期。気に入った本はほぼ毎日、ボロボロになるまで読んでいました。
0~1歳のころにお気に入りだった本は1~2歳のころも好きでしたが、それに加えて遊び要素がある本に興味を持つようになりました。
1.ママと探そう『きんぎょが にげた』
水槽から逃げた金魚。部屋のあちこちに逃げていきます。「どこに逃げたかな?」と一緒に探すのが楽しくて毎日めくっていました。
筆者はあまりにも毎日読んでいたので、子供はどこに隠れているのか覚えてしまったのですがあえて「どこかな~?」と言い、一緒に探すことを楽しみながら読んでいました。
2.カラフルな絵に夢中『はらぺこあおむし』
子供の絵本として有名な、『はらぺこあおむし』。幼少期に読んだことがあるママもいるのでは?筆者の子供も、カラフルな絵と絵本に穴があいている仕掛けにはまっていました。
筆者の子供が好きなページは、チーズやスイカ、アイスクリームなど、ずらりと並んだ食べ物のページ。食べ物への興味は、ここに登場するあおむし同様の年頃ですよね。
2歳以降のお気に入り
電車好きな筆者の子供がこの時期一番気に入っていたのは電車の図鑑。薄いものから始まり、3歳を過ぎてからは全国の電車が載っている分厚いものを一人で眺めるようになりました。
しかし、読み聞かせにはストーリー性のあるものを好むように。「これは何?」「どうしてなのかな?」と質問もしながら、楽しく読んでいました。
1.トイトレの準備に『ノンタンおしっこしーしー』
ノンタンのシリーズはあいさつを学ばせたり、友達と遊ぶときのルールを教えたりするのに良い絵本でした。わが子はノンタンのドジっぷりが気に入っていたようです。
中でも『ノンタンおしっこしーしー』は、トイレトレーニングの準備の一環として読ませていました。トイレでおしっこをする、という未知の領域に興味を持つきっかけになったと思います。
2.食べたくなってしまうかも『しろくまちゃんのほっとけーき』
こぐまちゃんの絵本も大好きなシリーズでした。かわいいこぐまちゃんとしろくまちゃんの絵から始まり、すっかりクマ好きに。
シリーズの中でもこの『しろくまちゃんのほっとけーき』がダントツ。フライパンにホットケーキの元を落としてから「やけたかな?」と待ち遠しく思っているページは何度も読んだものです。
この絵本をきっかけにして料理に興味を持ち、ご飯作りをお手伝いしてくれるようになりました。
絵本を通して視野を広げよう
絵本の世界は実にさまざまで、いろいろな種類があります。実際に広い世界を見せてあげることが難しいことでも、絵本を通してならたくさんのことを教えてあげられますね。
とはいえ、親が読んであげたい絵本と子供が興味を持つ絵本は一致しないことも。自分の子供がどんな絵本に興味を持つのか、楽しみながら見つけてあげてくださいね。
親自身も学ぶことが多い絵本。子供との読み聞かせタイムがより充実したものになりますように。