ⓒmogu.shan
市販品もあるけれど…離乳食を初期から丁寧に作っているmogu.shanさん
mogu.shanさんは、自身のアカウントでお子さんの離乳食をメインに投稿。1,200人を超えるフォロワーの方々から支持されており、注目されています。写真はどれも統一感があって見やすく、内容からはお子さんへの愛情がしっかりと伝わって来ます。
2018年7月21日より、お子さんの離乳食をスタートしたmogu.shanさん。初期から毎日の献立をていねいに記録されていて、進め方や食材の組み合わせ方など、初めての離乳食で悩まれているママには参考になるものばかり。ぜひチェックしてみてくださいね。
離乳食についての記事をもっと読みたい方は、下記よりごらんください。
離乳食中期~後期まで使える!離乳食初期のペーストの作り方を紹介
離乳食初期では飲み込むことしかできないので、食材はペースト状に。
なんとなく頭の中ではわかっていても、いざ離乳食を始めるなるとどうやってペースト状にするのか分からない…ということも。そんな悩めるママに心強い、mogu.shanさんの投稿を参考にペーストの作り方をご紹介します。今回は、カボチャやキャベツ、白身魚など5種類の食材を使ったペースト作りをピックアップしました。
離乳食初期から離乳食中期、離乳食後期でもさまざまなメニューに使えるペーストは、ぜひこれからの離乳食作りに取り入れてみてください。
- 和光堂「わこちゃんカフェ 5、6ヶ月頃の離乳食の進め方の目安」(https://community.wakodo.co.jp/community/babyfood/my1_1.html,2021年4月7日最終閲覧)
- 松尾みゆき「はじめてでもカンタン 離乳食」13(PHP研究所,2014)
カボチャペースト
かぼちゃ4分の1の大きさを使用。種とわたと皮をとりまーす。
火が通りやすいように小さめの切りました。かぼちゃが浸るくらいお水を入れまーす。
沸騰してから約10分煮ました。ブレンダーを使わず裏ごし。茹で汁を小さじ12杯(大さじ4)投入。 ※1
最初に紹介するのは「カボチャ」を使ったペーストです。たくさん作ってストックしておきましょう。
カボチャをゆでる前に、小さめにカットしておくことで火の入りが早くなるので調理時間の短縮につながります。火を通していない状態だと固いので、カットする際に指を切らないよう注意してください。
カボチャを切るのが苦手という方には、電子レンジで軽く熱すると女性の力でもカットしやすくなるのでおすすめです。筆者自身もカボチャが大好きで、日常的によく使うのですが必ず先に電子レンジで加熱してから切っています。
4分の1カット分で、たくさんのペーストが思っていた以上にできあがるようです。この量を参考に、使う量を調整しつつ作ってみてください。
トマトペースト
トマトはしっかり洗ってスプーンでへたをくり抜きました。
トマトは皮がめくれやすいように十字に切り込みをいれました。
トマトがかぶるくらいのお湯にトマトを入れます。沸騰してから3~4分ぐつぐつ煮ました。
めくれた皮をべろんべろんとむいていきます。
適当にcut 種とかはあえて取りませんでした。
潰す 潰す 潰す(裏漉し)
ぶるぶるをとっていないので水分多めになっています。
今回はげんこつより少し大きいトマトを使って作りました。小さじ13杯分できました。 ※2
まっ赤な色味がきれいなトマトを使ったペーストを紹介します。
トマトをペースト状にするには皮をむく必要がありますが、その際にトマトのおしり部分へ十字に切れ目を入れて加熱すると、皮を気持ちよく剥がすことができますよ。
裏ごしをする際、mogu.shanさんはあえて種などを取り除かなかったとのことですが、赤ちゃんのようすを見て食べにくそうにしていたら取り除いてあげてもよいかもしれません。
酸味を感じる食材であるトマト、お子さんがどんな反応をするのか気になりますね。
キャベツペースト
今回は小さじ3欲しかったので適当に30グラムで作ってみました。
沸騰したお湯の中にキャベツを入れて透明な感じになるまで煮ました。20分くらい煮ました。
めちゃ適当なみじん切り この工程意外と大切でした。たくさん作る時はブレンダー
葉脈…潰す(裏漉し)
水分が多いから茹で汁は小さじ3か4くらい入れてみました。
もっとできるかと思ったけどわずか小さじ4杯でした。 ※3
葉物野菜の一つ、キャベツを使ったペーストの紹介です。
キャベツペーストを作るときのポイントはじっくり加熱すること。mogu.shanさんは20分間コトコトゆでられています。キャベツが透き通ってくるまで待ちましょう。
また、裏ごしする前にみじん切りをしておくことも大切。この作業で裏ごしが楽になります。多めに作るときはブレンダーやフードプロセッサーを使うと作業がグッと軽減され、ママの負担も減るのでおすすめですよ。
白身魚ペースト
だいたいお刺身3枚分くらい
白いところだけにしてお刺身くらいの厚さに切りました
沸騰しているお湯に中に入れて2~3分ほどゆでました。
お魚は濾し器よりすり鉢が向いてるなと思います。
小さじ6の白湯を入れました。小さじ5杯できました。 ※4
続いて、刺身大3枚分で作る「白身魚」のペーストです。夕食に出した刺身から少し拝借し、簡単に作ることができますよ。
沸騰したお湯でゆでたら、すり鉢でペースト状にしていきます。 mogu.shanさんいわく、白身魚は裏ごし器を使うよりもすり鉢がおすすめとのこと。ぜひお試しください。
ひと工夫加えることで、少しでも赤ちゃんの食が進んでくれたらうれしいですね。
ニンジンペースト
今回は細めの人参(中位の半分くらい)
沸騰したら中火で20分 竹串が刺さるまで煮る。
ブレンダーでガーッてやって今回は茹で汁小さじ6入れました。小さじ1の人参が9個できました。 ※5
最後に紹介するのは「ニンジン」を使ったペーストです。
mogu.shanさんがニンジンペーストを作るときは、皮をむいて頭とおしりを切り落とし、カットせずに丸ごとゆでるようにしているとのこと。時間をかけてゆっくりと柔らかくなるまで煮ることがポイント。こうした手間がおいしさにつながっているのでしょうか。
ゆでた後はブレンダーなどで裏ごしして完成。色鮮やかでおいしそうなんニンジンペースト、お子さんもきっとパクパク食べてくれるはず!
離乳食初期から中期、後期まで活躍!さまざまな種類のペーストを作ってみよう
初めての離乳食。未知の味にお子さんと同じくらいママもドキドキするのではないでしょうか。スムーズに食べてくれたり、口をギュッと固く閉じて一向に開けてくれなかったり、急に受け入れるようになってくれたり、急に吐き出されたり…まさに一進一退ですよね。
離乳食初期に必須な「ペースト」。mogu.shanさんのインスタグラムを参考にペースト作り名人になって、ぜひこれからの離乳食に取り入れてみてください。今回紹介した5種類の食材のペーストを含め、さまざまな味を赤ちゃんに教えてあげましょう。
また、mogu.shanさんの離乳食はインスタグラムハッシュタグ「#もぐレピ」で一覧もできます。ぜひチェックしてみてくださいね。