イヤイヤ期の壁って?
イヤイヤ期は、子供から宣言されたり、何か明確なサインがあるわけではありません。子供の行動や言動で、もしかしてこれは…と気づくママがほとんどだと思います。怒ってはだめだと頭ではわかっているものの、どうしてもがまんの限界で感情的になってしまうこともありますよね。
「ママリ」でも、イヤイヤ期の子に対して感情的になってしまうママからの声がありました。
ちょっと前から1日中機嫌悪くてすぐ怒るし物投げるし怒るとどこでも寝転ぶし叫ぶし、あーイヤイヤに足突っ込んだか?と思ってます!
あんなに1日中私とラブラブやったのに息子と倦怠期に入ったー😭😭😭(笑)
少し前までは多少大変でも、言うことを聞いてくれたり素直だったりしたのが、なかなか伝わらず何を言ってもイヤ!と突っぱねられてしまう…。このように悩んでいるママ、多くいるようです。
イヤイヤ期に手を焼き、気分が落ち込んでしまうこともありますよね。筆者もその一人でした。明確な対処法や解決法が見つからない場合、誰かに相談したり共有したりすることで、気持ちが楽になることもありますよ。
大変なイヤイヤ期。ママたちの思いや接し方を紹介
イヤイヤ期の子に対し怒ってしまい、自己嫌悪になっていませんか?イヤイヤと言われるたび、つらく当たってしまうと疲れも増すうえに「またやってしまった…」とつらくなりますよね。
仕方ない、と分かっていても心が痛むのはどんなママでも一緒。いったい、ほかのママたちはどんなふうに接しているのでしょうか?また、どんな思いを抱えているのでしょう?ママリに寄せられた声を紹介します。
自己流の対応をしている
このように、自己流であっても親子で楽しい気持ちになれるのは素晴らしいこと。ママだって毎日冷静な判断ができるわけではなく、疲れるときだってあります。そんなとき、少しでもママの気持ちが楽になったら子供にも伝わり、笑顔が生まれるかもしれません。
筆者の場合、現在小学2年生の長男がイヤイヤ期だったときは実践できなかったこと。5ヶ月になる次男のイヤイヤ期が到来したら、少しでも楽しくなるようなことを見つけて乗り切りたいと思いました。
ママも子供も日々成長
ママも子供と日々成長し、いろいろなことを学んでいきます。今日後悔したことは、明日から気をつければ大丈夫。
筆者もよく日中イヤイヤで大泣きし、疲れて眠る息子の寝顔を見ながら「ごめんね、明日はもっと楽しく遊べるようにしないとね」と、少しつらい思いをしたことがありました。そんな気持ちも、少なからず子供には伝わるのではないでしょうか。今では自然と笑顔が増えていったように思えます。
ママの許容範囲を把握しましょう
こうしなきゃいけないのかな?ママだからしっかりしなきゃ!と思う必要はありません。心身共に参ってしまってはどうしようもありません。
筆者は息子のイヤイヤ期のとき、「怒ってはだめだ」と母から言われものすごく無理をした時期がありました。ですが、怒らない代わりに笑顔がないということに気づきました。
それからは、まず母に何といわれようと自分自身がどの程度頑張れるのか、どのくらいなら自然に笑えるのか自分の許容範囲でやっていこうと決めました。その結果、とても楽になったことを覚えています。周りの意見は絶対ではありません。これをしなければ、と守り抜く必要はないんです。
イヤイヤスイッチを知ろう
子供にとって、理由なくイヤイヤな態度をしているのかもしれませんが、よく見ていると少しきっかけが分かるかもしれません。
筆者の息子の場合は「ダメだよ」という言葉がきっかけで、よくイヤイヤが発動していました。なのでその言葉を極力使わず、代わりになる言葉がないか考えました。
イヤイヤ期はすぐに終わるものではないですが、少しずつ減らせていけたらうれしいですよね。
イヤイヤのあるある?
食事のときのイヤイヤは、自分の食事もなかなか進まず大変ですよね。わが家ではごはんどきのイヤイヤが多く、筆者自身もイライラしてしまい家族とけんかしてしまうことも。
このままではごはんの時間が憂鬱になってしまうとおもい、考えた末にひっくり返されても無反応という行動をしてみました。いつもは怒られてまた泣いて…と繰り返していたのですが無反応にしてみた結果、息子はきょとん顔。不思議と構うよりもおとなしくなりました。
あのきょとん顔が、今でもかわいくて笑ってしまったのを覚えています。
どうしようもない夜のイヤイヤ…
ただでさえなだめるのは大変なのに、夜泣きまで始まってしまうと相当つらいのではないでしょうか。
筆者の場合はとにかく絵本を読みました。その絵本も夕方から寝る間の時間で機嫌がよいときを見計らい、「どの絵本を読む?」と息子と一緒に選んでいました。寝つきはそれで解決。
ですが、夜泣きともなると家族やご近所の方へ迷惑になっていないかなど気になりますよね。筆者はひたすら抱っこしてあやしてもきりがなかったため、一緒に遊んで泣き止ませたりしていました。
長いようで短い時間と割り切る
今思えば卒乳やミルクの卒業、離乳食の始まりやたっちができたときなどは成長がうれしい反面、少しだけ寂しさを感じることがありました。だんだんと1人でいろいろなことができるようになっていきますよね。
このイヤイヤはつらい時期でもありますが、貴重な時期でもあります。だからといってママの時間も大切。ほんの少しでもよいので息抜きの時間を作りつつ、子供の自我が成長する貴重な時期を大切にできればイヤイヤ期の壁を乗り越えられるのではないのでしょうか。
イヤイヤ期もいつかは思い出に
イヤイヤ期真っ最中のママたち、本当に毎日お疲れ様です。いつ終わるのかな、疲れるなと思っていても、子供たちは大好きなママだからこそ、困らせたり自我をぶつけたりしながら成長しているのかもしれません。
過ぎてしまえば「あのときのイヤイヤはかわいかった」と思える日が来るはずです。今この画面越しで悩んでいるママも、1人で抱え込まないようにしてくださいね。母親やお友だち、他のママたちと意見や不安を分かち合いましょう。