1. トップ
  2. 子育て・家族
  3. 子育て・家族の基礎知識
  4. 幼児育児・子育ての基礎知識
  5. 「1歳~2歳で遊んだ、女の子のおもちゃ」遍歴。わが家の場合はこうでした!

「1歳~2歳で遊んだ、女の子のおもちゃ」遍歴。わが家の場合はこうでした!

1~2歳は0歳の頃に比べて活動範囲も広がり、遊べるおもちゃの種類も増えてきますよね。ですが、まだ意志表示がしっかりとはできない分、親も子供にどんなおもちゃを買ってあげたらよいのか迷ってしまうもの。今回は筆者の体験談から、現在5歳の娘に1~2歳当時どのようなおもちゃを買っていたか、またどのように遊んでいたかを紹介します。これから1~2歳を迎えるお子さんがいるママのおもちゃ選びに、少しでも参考になれば幸いです。

PIXTA

わが家の娘を紹介します

まずはわが家の娘のことを紹介したいと思います。

娘は2014年1月生まれ。今は幼稚園の年長で、きょうだいはいません。今回お話する1~2歳頃は、できることがぐっと増え、急に活動的になってきた頃でした。1歳2ヶ月頃にマイシューズでのお散歩デビューをし、1歳半過ぎ頃には家から一番近い公園まで、2人で歩いて遊びに行くのが日課に。

おしゃべりな筆者に似たのか、月齢が低いときから比較的言葉が早く、早生まれだったわりには単語や二語文が出るのもスムーズ。「○○したい!」とよく自分の要求を伝えてくる子供でした。

当時から変わらず、お外遊びも室内遊びも大好き!今はプラスして歌って踊るのも大好き!という活発な女の子です。

わが子のおもちゃ遍歴

ここからは、わが家の娘が1~2歳頃によく遊んでいたおもちゃを、いくつかピックアップして紹介します。

「この頃はどんなおもちゃを使っていたかな…」と、当時を思い返してみると、今現在でも使っているものがちらほら。長く使えていることが「よいおもちゃ」の定義に当てはまるとは正直言い切れませんが、娘の興味と遊び方のバリエーションなどがうまくリンクしたのかな、と思っています。

1歳~1歳半ころ

あんよができるようになり、マイシューズをゲットし、無事に公園デビューを果たした1歳前半の頃。それまで持っていなかった、外遊び用のおもちゃを新しく購入しました。

室内遊び用のおもちゃも、以前より自分で創意工夫して好きなように遊べるようなものが増えてきたのが、この頃です。

つみき

つみき PIXTA

室内遊びのおもちゃのなかで、特に気に入ってよく遊んでいたのは木製のつみきでした。

買い与えたのは1歳の誕生日の頃。それまで手全体で物を握っていたのが、少しずつ5本の指だけでつかむようになったので、よりいろいろな形のものをつかんだら楽しんでくれそうだな、と思い購入しました。

最初は両手に一つずつつみきを持ってカチカチと打ち付ける、付属の収納箱からひたすらつみきを出すなど簡単な動作の遊びが多かったですが、次第に2個3個…とつみきを積んでいく遊びをするように。筆者が「すごーい!」と褒めるたびに、ニコニコしながら更にもう1個積もうと奮闘する姿が印象的でした。

購入するつみきを、木目調のものではなく色が塗られているものを選んでおけば、余計な本やおもちゃを買わずに色の名前を教える際にも使えたかもな、と今更ながら思います。

出番は以前と比べて減ったものの、娘が5歳になった今でも現役で使われています。最近では、ずいぶんと凝った大作を作っては「ママ見て~!」と報告しに来てくれます。

お砂場セット

娘がとことこ歩けるようになったのが大体1歳半の頃。最初は家の周辺のみでのお散歩にとどめていたのが、次第に近所の公園まで親子で歩いて行けるようになったので、「何か公園で遊べるものを買おう」と思い購入したのがお砂場セットです。

最初は、スコップを渡しても砂の堀り方が分からず叩くだけでしたが、周りのお友だちが砂遊びをしているのを見て次第に遊び方を覚えていきました。

砂に触れる楽しさだけでなく、近くで遊んでいる同月齢くらいの子やその子のママと「貸して」「どうぞ」の意思表示、やりとりをするきっかけ作りにもなり、子供はもちろん、親にとっても「持っていて良かったな」と感じました。

ミッフィー砂あそび7点セット

カラフルなミッフィーのお砂場セットです。スコップや熊手、バケツなどいたる所にミッフィーちゃんがいっぱい!お砂場遊びを盛り上げてくれますよ。

バケツの形はよくあるプリン型ではないので、砂を詰めて型抜きをするとお城のような形を作れます。お花モチーフのじょうろを使って、水路を作るのもおすすめ。

スコップと熊手の持ち手は細すぎないので、小さな子供の手でも握りやすい仕様となっています。収納するためのビニール袋が付属しているのもうれしいポイントです。

1歳半~2歳ころ

言葉数も増え、自分のやりたいことや気持ちを伝えられるようになってきた1歳半~2歳頃。

それまでよりも、頭を使って遊ぶタイプのおもちゃの数が増えてきました。また外遊び用のおもちゃでは、大好きな子供が多いシャボン玉を本人用にとうとう購入。

最初にきちんと使い方・遊び方を教えないといけないけれど、次第に1人でも遊べるようになりつつあるな、と感じた時期でした。

型はめパズル

以前よりもいっそう手先・指先の使い方が上手になってきた娘に買ったのが、型はめパズルです。わが家では下記で紹介するサウンドパズルを購入しました。

普通の型はめパズルでも十分楽しめそうな気もしたのですが、正しい位置にはめたとき動物の鳴き声が聞けることで「この動物はこんな鳴き声で鳴くんだ」と理解を深めてほしいと思い、こちらをセレクト。

娘は最初のうちは単純にパズルとして楽しんでいましたが、成長するにつれて「これ、ニャンニャン(猫)」と動物の名前を覚えるのに使ったり、ごっこ遊びの一員として他のおもちゃと一緒に使ったりと、どんどん遊び方のバリエーションが増えていきました。「子供の柔軟な発想力はすごいな…」と感心しながら娘を見ていたのを思い出します。

 Melissa & Doug 木製サウンドパズル・ファーム

アメリカの大手玩具メーカーMelissa & Doug(メリッサ&ダグ)のロングセラー木製パズルです。見ていてワクワクするカラーリングが素敵です。

かわいい動物たちがデザインされたピースを正しい場所にセットすると、イラストに合わせた動物の鳴き声が聞こえてきます。パズルピースには、つまみ付きなので、小さな子供でも簡単にピースをはめたり、外したりすることができます。

遊日を通して指先の器用さや、目と手の協応動作を養えます。

シャボン玉

シャボン玉 amana images

1歳半~2歳ころはお昼寝する回数が減ってきたこともあり、お天気が良い日は毎日のように公園へ行って外遊びをしていました。

この頃になると、親が話している内容を理解し行動に移せることが増えてきたので、満を持してシャボン玉を渡してみることに。それまでは「間違ってシャボン玉液を飲み込んでしまったら大変…」とちゅうちょして娘にはやらせていませんでした。

「(液を)ちょんちょんしてふぅ~ってしてごらん」と、何回かお手本を見せると、娘もまねしてやるように。吹く息が強すぎてきちんと膨らまないことが多かったのが、だんだんとうまく吹けるようになりました。いつもより大きなシャボン玉ができると大喜び!「まてまて~」と自分が作ったシャボン玉を追いかけていました。

最近では、100円ショップなどでもさまざまな種類のシャボン玉を見かけます。吹くタイプだけでなく、レバーを引くとシャボン玉が出てくるようなタイプのものもあるので、シャボン玉をやらせてあげたいけれど液の誤飲が心配、というママでも安心ですよ。

水を使用するお絵かきセット

この時期になると、親が持っている筆記用具を見て「(自分も)やりたい!」ということが増えてきたので、何かお絵かきを楽しめるものを…と探して見つけたのが、水を使用するお絵かきセットです。

最初は小さい子向けのクレヨンなどを渡していたのですが、筆圧が弱いので思ったよりも紙に描けないな…と思い、追加で買い足してみました。

水を使って描くので、テーブルや床を汚してしまう心配をせずのびのびと使わせられるのが、親としてもいいなと感じました。娘はペンで描くのはもちろんのこと、自分の手をぬらして手形を押せるのが気に入ったらしく、よくぺったんぺったんしていました。

スイスイおえかき ミッフィー はじめてのスイスイおえかき[na]

持ちやすい形状の専用ペンとスタンプが付いたおもちゃ。

インクではなくお水を使うため、手や服、室内が汚れる心配もなし。乾くと描いたものが消えるので何度でも繰り返し遊べ、手型をつけたりスタンプを推したりして楽しめます。

クリスマスプレゼントはこれにしました!

1月生まれの娘にとって、クリスマス~誕生日シーズンはさまざまなプレゼントを親やサンタさん、親類などからもらえるうれしい時期で一気におもちゃが増えます。

「誕生日でプレゼントを渡すのだから、クリスマスは物を渡すのではなく、思い出に残ることを経験させよう」と、サンタさんに会えるイベントに家族で参加したことも。小さいから当時のことは忘れてしまっているかな?と思いきや、意外と覚えていて「このときサンタさんからぬいぐるみをもらったよね!」と話してくます。

電子キーボード

娘がもうすぐ2歳になるときのクリスマスプレゼントに選んだのが、電子キーボードでした。

それまで鍵盤が内蔵されているピアノ絵本や、たいこ絵本などを何度か購入したことがあったのですが、本の部分がめくっているうちに破けてくる、付属のバチを無くしてしまうなど、少々勝手が悪いものでした。そのため、思い切って電子キーボードをプレゼントしてみることに。

渡した当初は「まだ小さいのに電子キーボードなんて先走りすぎたかな?」とも思いましたが、ボタン一つ押すだけで聞いたこともないような楽器の音が出てきたり、自動演奏で自分が知っている曲が流れてきたりすることに大喜び!すぐさま飛びついてきました。

5歳の今でも、通っている幼稚園でメロディオン(ピアニカ)の授業があるので、習ってきた曲を自宅でも練習、自分の好きな数字キーを押して「どんな音が出るかな?」と楽しそうに使っています。

【納期約7〜10日】SA-76 ミニキーボード [CASIO カシオ][SA76] 62112401

100もの音色が出せる切り替えボタンやテンポ変更ボタン、楽しい音が鳴る5種類のドラムパッド、10曲の自動演奏内蔵など、これ1台で音楽に関する機能がしっかりと網羅されている、すぐれものの電子キーボードです。鍵盤一つ一つが重たくないので、小さな子供でも簡単に音を出すことができますよ。

電源は乾電池、別売りACアダプター利用の2通り選べるので、お好みの場所で楽しむことが可能です。重量1.4kgと持ち運べる重さです。

2歳の誕生日プレゼントはこれにしました!

2歳のお誕生日には、「より手先・指先を使って遊べるもの」、「すでに持っているおもちゃとリンクして遊べるもの」をテーマにしておもちゃを選びました。

ごっこ遊びが楽しくなってくる時期でもあったので、持っているぬいぐるみなどと一緒に並べ、おままごとなどを親子でよくやっていました。

レゴブロック

つみきは持っていたけれど、ブロックは持っていなかった娘に、誕生日プレゼントとしてレゴブロックを選びました。

対象年齢が大きい子向けになると一つのブロックの大きさが小さくなり、誤飲してしまうかも…と思い、はじめてのブロック遊び向けのものを購入しました。

積んでいくつみきとは違い、ブロック同士をはめる動作に最初は少々手間取っていましたが、慣れてくると自分で作った形がそのまま持てることがうれしいようで、さまざまな作品を作っていました。

レゴ デュプロ ピンクのコンテナデラックス

はじめてのレゴ遊びにぴったりのセットです。一つ一つのブロックが大きいので、小さな子供でもつかみやすくなっています。

まど、ウサギ、ニワトリ、数字や絵がプリントされたブロック、女の子のお人形などの基本ブロックが入っているので、組み立て遊びや数遊び、ごっこ遊びなど、さまざまな遊び方で楽しめます。

お片づけに便利なレゴ型のコンテナ入りなので、わざわざ片付けるためのケースを用意しなくてもいい点がうれしいですね。

木のコンロセット

おままごと PIXTA

出産祝いで木製のおままごとセット(野菜・果物や包丁、まな板などのセット)をもらっていた娘に、もっと楽しんでもらいたいなと思いおままごとセットと同様に木製のキッチンセット(コンロ台、お鍋、フライパン、ターナーなどのセット)を選びました。

筆者のまねごとをよくする時期だったので、自分用のお料理ツールが増えたことに娘は大喜び!野菜などをトントン切って、フライパンにのせ、自分の口で「ジュージュー」と言いながら料理作りを楽しんでいました。

ときには拾ってきたどんぐりや、自分でちぎった折り紙を使って「これは○○だよ!」と、できあがった料理を見せに来てくれました。

さまざまなジャンルのおもちゃを見てみると面白いですよ

おもちゃ PIXTA

わが家では、今現在もさまざまなおもちゃが少しずつ増えていますが、娘のおもちゃコーナーを見ていて思うのは「いろいろなジャンルのおもちゃを持っていると、遊び方の幅が広がるな」ということ。

室内用のおもちゃばかりでは、公園に行ったときに遊具以外の楽しみがない。室内用のおもちゃも似たような系統のおもちゃばかりだと、遊び方に偏りが出るな、と娘を見ていて思います。

また、子供の性別向けではないおもちゃでも楽しそうに遊ぶ姿を、意外とよく見かけました。「うちの子は男の子(女の子)だから、こんなおもちゃで遊ぶのは…」と決めつけず、本人が興味を示すおもちゃを一度渡してみるのもよいかもしれません。

そして対象年齢が多少大きい子向けのおもちゃでも、その子の月齢なりにできる範囲内で楽しむものなのだ、というのも娘を見ていて実感しました。もちろんパーツが細かすぎる、とがった部分があるなど危険なおもちゃは無理ですが、「こんなお兄さん・お姉さん向けのおもちゃを買っても大丈夫かな?楽しめるかな?」と悩むのであれば、買ってあげてもよいのでは、と筆者は思います。

遊び方の種類が増えて活動も活発になってくる1歳~2歳、おもちゃを通していろいろな経験をさせてあげてくださいね。

おすすめ記事

「女の子」「おもちゃ」 についてもっと詳しく知る

本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

カテゴリー一覧