5. 心を無にして、ときには要求をのむ
ママ友は子供が着替えを全力で嫌がったからと言って、パジャマのままランチに連れてきてました😂寒い日だったのに、コートを脱いだら半袖パジャマでした。笑
時にはそのくらい適当?寛大?な心も必要だと思います。
1歳代の子供のかんしゃくは「伝えたいのに伝わらない」というもどかしさを表現する行動のため、がまんを促してやめさせるのは困難でしょう。それならばと心を無にして、ひたすら落ち着くのを待つ、あるいは子供の要求を一度のんでしまうという手もあるようです。
毎回子供のわがままに付き合ってはいられませんが、イライラしてママ自身が疲弊するくらいなら、そういう日があってもよいかもしれません。育児は毎日続くからこそ、どこかで力を抜くことも必要です。
専門家に相談をしたほうがよいケースは
かんしゃくは子供の成長とともにおさまってくることが多いといわれていますが、かんしゃく以外にも気になることがある場合は、医師などに相談したほうがよい場合もあります。相談をするだけでも、ママの心配ごとやつらい気持ちが少し和らぐかもしれません。
たとえば、1歳半を過ぎた段階で以下のような様子が見られ、育てにくさを感じている場合は、相談を検討してみてもよいでしょう。
- 他者と視線が合わない
- 運動発達に遅れがある
- あやしても笑わない
- 一語文が出ていない
- 母親に無関心で、1人でいても平気なようす
上記のような状況があてはまるからといって、必ずしも障害があるというわけではありません。
相談は自治体の窓口や発達専門医、かかりつけの小児科でも大丈夫です。
- 龍ヶ崎市「1歳から2歳未満までの相談」(https://www.city.ryugasaki.ibaraki.jp/fukushi/kosodate/dekakeru/kosodateshien/zadankai/soudan1-2.html,2019年11月26日最終閲覧)
- 松原三智子「1歳6か月児健康診査で保健師が気になる母子の様子 」(https://hus.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=117&item_no=1&attribute_id=22&file_no=1,2019年11月26日最終閲覧)
- 長野県立こども病院「こどもの発達問診票」(http://nagano-child.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/08/shinkeimonshin201907.pdf,2019年11月26日最終閲覧)
- 鳥取県「乳幼児健康診査マニュアル」(https://www.pref.tottori.lg.jp/secure/249478/ippan26.pdf,2019年11月26日最終閲覧)
子供に合った対処法を探しつつ、ママの心も休ませて
今まさに子供のかんしゃくに悩んでいるママは「なんとかかんしゃくを収めたい」「かんしゃくが起きないようにしたい」と考えているかもしれません。しかし、必死に向き合っても思うようにならないこともあるでしょう。
そんなときは自分の対処法を責めたり、うまくいかないことを思い悩んだりするよりも、ママの心を休めることを考えてみてください。この時期のかんしゃくは仕方ない面もあると考え、ときには親側が折れて、真正面から向き合わない日があっても大丈夫です。
子供の社会性と感情のコントロール力が育つにつれて、かんしゃくは収まっていくはずです。それまでは子供に合う対処法を探りつつ、なんとか乗り切っていきましょう。









