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二語文が出たら?言葉の成長をサポートする関わり方のヒント

子供が1歳半~2歳ごろになると「わんわん いた」「ごはん ちょうだい」など、2つの言葉がつながった「二語文」を話すようになります。二語文では、動詞を使ったり、2つの名詞を組み合わせて意思表示したりできるようになり、一語文よりも会話に近いやりとりができます。二語文が出始めたら、子供がさらにやり取りを楽しめるような働きかけしていきたいものですね。今回は、二語文を話し始めた子供の言葉の成長をサポートする関わり方をご紹介します。

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二語文を話す子供の姿

1歳半~2歳ごろにかけて、二語文を話し始める子が増えます。話せる言葉の数が100~200語ほどに達すると、だんだんと二語文が出てくるようになるでしょう。

二語文とは「ボール とって」「わんわん いた」など、名詞と動詞がセットになった言葉、あるいは「ママ こっち」「ぼく ごはん」など、名詞と名詞との組み合わせで意思を伝える言葉です。

二語文を話す子供は2つの言葉につながりがあることを理解し、ママが「ジュースは?」と聞くと「飲む」と答えるようになるでしょう。ものごとの前後関係や、ものの用途についてわかるからこそ、二語文を発することができるのです。

また、動詞に「ない」をつけて「しない」「食べない」なども言えるようになります。自己主張が強くなったと感じるかもしれません。思ったことを言葉にする力がぐんぐんついてきたあかしですね。

出典元:

子供の表現したい気持ちをふくらませる接し方

わが子が二語文を話すようになったら、さらに子供の表現したい気持ちを高め、伝わる楽しさを感じられるような接し方をしたいものです。ここからはその例を挙げてお伝えします。

絵本の展開に沿って会話をする

2歳 amana images

二語文が出たなら、次の段階は三語文です。言葉と言葉の組み合わせに、助詞(は、に、へなど)や、接続詞(だから、でもなど)を足して使うようになります。

三語文を話すには「靴を履く、歩く、公園へ行く」というような事柄が起きる順序、そして「手を洗うときれいになる」などといった因果関係を理解できることが必要です。この力を引き出すためには、絵本が役に立つでしょう。

絵本の展開に沿いながら、ママの質問に子供が答えるやり取りをします。例えば以下のようなやりとりです。

ママ:ねこさんはお散歩でどこへいくのかな?
子供:公園

(ページをめくる)

ママ:公園に着いたら何をするのかな?
子供:ブランコ

(ページをめくる)

ママ:ブランコでどうするの?
子供:乗るの

こうした話の流れが頭の中に入っていくと、「公園で ブランコに 乗るの」などというような文章につながっていきます。

絵本のほかに、普段の生活の中でお手伝いをお願いしてみるのもおすすめ。例えば「洗濯物をたたむ」「運ぶ」「片付ける」など一連の流れをやってみましょう。実際に子供が体験することで、より順序への理解が深まるはずです。

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なんで?に答える

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二語文を話すころ「これ なに?」「どうして?」などの質問が多くなります。さまざまな事柄への興味や言葉で伝えたい気持ちの表れと考えられるでしょう。

このとき、子供の中で芽生えた「知りたい」といった気持ちを尊重してあげることが大切です。質問にはできる限り答えてあげてください。子供の好奇心を満たしてあげることで、話せる言葉はますます増えていきます。

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見えているものごとを話し合う

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二語文が出るころには、簡単な会話ができるようになります。まだつたない発語で、意味がわからないこともあるかもしれませんが、できるだけ聞いてあげてください。そのことが、子供が伝える楽しさを感じる機会になります。

子供が「しろ わんわん」と話したら、大人は「本当だ、白いわんわんだね。ボールで遊んでいるね」など、共感しつつ、見えている状態をプラスして伝えるようにしましょう。

そうすると、子供は「わんわん ボールね」などの返答をするでしょう。最初はオウム返しかもしれませんが、子供は一生懸命に言葉を選んだり理解したりしながら、会話をしようとします。前向きにコミュニケーションができるよう、会話が広がるような声掛けをしてあげてくださいね。

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楽しいやりとりで言葉の力を伸ばそう

2歳 PIXTA

子供が二語文を話せるようになり、組み合わせられる言葉が増えていくと、いよいよ大人との会話ができるようになります。思ったことや見たことを一生懸命に伝えようとするわが子の姿はかわいらしく、たくましさも感じるでしょう。

まだまだ発音や言葉の数は未熟ですが、子供は身近な大人と会話を繰り返していくことで、どんどんお話が上手になっていきます。

忙しい毎日の中で、子供の話を聞いたり、返答をしてあげたりするのは大変ですが、無理のない範囲で子供の気持ちを受け止め、気持ちを伝えあう機会を持ってあげられるとよいですね。

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