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2歳0ヶ月~2歳11ヶ月で楽しみたい、成長に合わせたおすすめの遊び方

2歳ごろになった子供は、しっかりとした足取りで歩き、走る、跳ぶ、蹴るなど、動きのバリエーションがどんどん広がっていきます。また、想像力が育ち、見立て遊び、なりきり遊びができるようになる時期です。ママとの触れ合いもより一層楽しくなってくるでしょう。この記事では、2歳0ヶ月~2歳11ヶ月の子供ができることと、遊び方のヒントをお伝えします。

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1. イメージする力が育つ

2歳ごろの子供は想像力が育ち「〇〇みたい」といったイメージができるようになります。例えばオレンジ色の丸を見て「みかんみたい」と話すようなことです。子供によっては言葉を組み合わせた二語文で、頭の中のイメージを伝えられる子もいます。

また、想像したものを体の動きなどで表現できるようになります。たとえば、ハイハイをして「ワンワン」と言う、ジャンプして「ケロケロ」と言うなど、絵本やテレビで見たことがある生き物をまねる様子が見られるかもしれませんね。

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おすすめの遊び:見立て遊び

子供 遊び PIXTA

想像力を使って遊ぶことを楽しむ時期です。粘土で作ったものを「ドーナツ」「パン」などに見立てて遊びましょう。一緒に遊ぶ大人と「これはドーナツね」などと決め、同じイメージを持って遊びます。少し慣れてきたら「〇〇ちゃんはパン屋さんね」というと、店員になりきる姿も見られるでしょう。

見立て遊びをし始めた時期は、おままごとには大人の助言が必要です。しかし、2歳代後半ごろには友だち同士で遊べるようになり「お店屋さんごっこ」「お医者さんごっこ」など、さまざまなごっこ遊びに発展していきます。

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2. 人と関わる楽しさを感じる

子供 遊び PIXTA

2歳ごろは自分の意思を伝える力が身に付いてきて、人と関わる楽しさを体感していくとき。自分が感じた喜びや驚きを周りの人と共有しようと「あ!」「見て!」と声を掛ける姿が見られるかもしれません。

まだ一人で遊ぶ「一人遊び」や、他の子の遊びを傍観する「傍観遊び」が主ですが、大人の働きかけによっては、みんなで一緒に楽しむことに魅力を感じられる時期でもあります。相手と共感するという精神的な成長も楽しみな時期ですね。

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おすすめの遊び:追いかけっこ遊び

「〇〇ちゃん待て待て~」と、大人が追いかける、追いかけっこ遊びを楽しんでみましょう。主に1対1の関わりを楽しむ時期のため、自分が追われることを楽しむでしょう。

もしも公園などでお友達がいれば、みんなで遊ぶのもおすすめです。大人が追いかける役になり、子供たちを順番に「待て~」と追いかけてあげて。「追いかけっこ」という一つの遊びを友達と共に楽しむ経験が、みんなで遊ぶ楽しさの発見につながります。やがて幼稚園に入園するころになると、追いかけっこのルールを理解し、友達同士でも楽しめるようになるでしょう。

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3. ジャンプができる

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2歳6ヶ月ごろになると太ももの力がつき、ジャンプができる子が増えてきます。うれしいときや楽しいとき、ピョンピョンと跳び上がる様子はかわいらしいですね。

お散歩のときに小さな石を跳び越えたり、家の中の小さな段差から跳び下りたりして遊ぶ様子が見られるかもしれませんね。安全に配慮した上で、ジャンプを取り入れて遊んでみましょう。

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おすすめ遊び:へびジャンプ

縄跳びなどのひもをへびに見立ててにょろにょろと揺らし、その上をジャンプで跳び越えて遊んでみましょう。子供のジャンプ力に合わせて、ひもの揺らし方を調整してくださいね。

「跳べるかな?」「上手にできたね!」など声を掛けながら遊ぶことで、子供はジャンプの楽しさを実感できるでしょう。

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4. ボールを蹴ることができる

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歩くことに慣れ、上手に体のバランスを取れるようになります。だんだんと、片足を振り上げてボールを蹴ることができるようになるでしょう。

やわらかいボールを蹴り、転がっていく後を追いかけて楽しむ姿も見られるようになります。遊びのバリエーションとして、ボール遊びも取り入れてみましょう。

おすすめの遊び:ボールキック遊び

平らな場所に大人と子供で少し距離を取って立ち、子供が蹴ったボールを大人が蹴り返して遊びましょう。届かない場合は距離を近くして再チャレンジを。

動くボールを蹴るのはまだ難しいかもしれません。転がっているボールを蹴ろうとしてうまくいかないときは、ボールを止めてあげるとよいでしょう。

上手になってきたら、大きめのカゴや大人の脚の間をゴールに見立て、サッカーのようにボールを蹴り入れる遊びもおすすめ。室内では、新聞紙を丸くしてボール状にして遊ぶこともできますよ。外遊びに行けない日は試してみてくださいね。

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子供のチャレンジ精神を刺激する遊びを

子供 遊ぶ PIXTA

2歳代は心も体も成長し、楽しめる遊びが増えてきます。成長に合わせていろいろな遊びを試してみましょう。「まだ難しいかな?」と思えることも、難易度を調整しながらチャレンジさせてみると、意外とできるかもしれません。子供が「やってみたい!」と思えるような、チャレンジ精神を刺激する遊びを取り入れられるとよいですね。

この時期には、できることや好きなことに個人差があるものです。ほかの子供と比べたりせず、わが子が好きなことを思いっきりさせてあげましょう。

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