赤ちゃんのストロー飲みの練習はいつから?
赤ちゃんが飲み物を吸い上げる力がつくようになるのは、生後7か月~生後8か月ごろです。小さな赤ちゃんはまだ口をすぼめる動作も難しいため、離乳食をスタートする生後5か月くらいのタイミングくらいからがおすすめです。
まずは、飲み口がストローよりも太くて柔らかいスパウトのマグで慣れさせてあげましょう。スパウトのマグは容器を上に傾けると飲み物が口に入るため、哺乳びんと同じような感覚で吸う練習ができます。
生後8か月を過ぎたら、ストローマグを使ったストロー飲みをスタートさせてみてもよいでしょう。ストロー飲みの練習のためには、赤ちゃんの口にフィットしくわえやすいように作られた柔らかく太めの楕円(だえん)状のストローマグを選ぶのがおすすめです。
なかなか吸い上げられないと、飲み物が飲めず赤ちゃんもイライラしてしまいます。吸い上げやすいストローで「飲めた!」という達成感を与えてあげることで、次第にストロー飲みが身についていくでしょう。
先輩ママはいつ赤ちゃんのストロー飲みを始めた?
初めは何も出来ないこと上手くいくわけないこと前提で、とにかく根気強くその子にあったやり方を見つけてあげればいいと思います。
ストローの練習をスタートしたタイミングはそれぞれ異なるようですが、早い人は離乳食開始前後、遅い人は1歳前後で開始したという方多いようです。できるようになるタイミングは赤ちゃんによってさまざま。できないようなら無理して続けず、時間を置いて試してみるのもいいでしょう。
- 日本トイザらス「Pigeon(ピジョン)マグマグ」(https://www.toysrus.co.jp/f/CSfPigeon_magmag.jsp#sec01,2020年10月12日最終閲覧)
- リッチェル「TLIマグシリーズ」(https://www.richell.co.jp/static/baby/05/tlimug.html,2020年10月12日最終閲覧)
ストロー飲みの教え方、練習方法
ストロー飲みを始める時期はわかったけれど、実際にストローでの飲み方の練習はどのよう進めたらよいのか悩む方もいるでしょう。
先輩ママたちが実践していたストロー飲みの教え方や練習方法をご紹介します。
紙パックのお茶で練習!
リッチェルのストローマグで
いろいろな方法でストロー練習に挑戦
やってみたことは、、、
・パックの麦茶であげてみる
・ママリで教えて貰ったリッチェルのいきなりストローマグを使ってみる
・とにかくごはんの時や水分補給の時はストローを使わせる
・中身を変えてみる
・お風呂上がりや散歩の後などのどが渇いた時にあげてみる
・私たちがストローを使ってるところを見せる
息子はめちゃくちゃ時間がかかったので参考にならないかもしれませんが…😭
ストローのスポイト使いで
あげてると、出てこないから吸うようになり、
試しにストローで吸わせてみると
少しずつ吸うようになりました!
最初のうちはコツが掴めずに
飲めたり飲めなかったりでしたが👍
うちの子は哺乳瓶や先が乳首のモノは
飲んでくれないので、ストローマグしか
使えないので、この練習しか出来ずでした^^;
赤ちゃんは初めストローで吸うことが理解できないため、紙パックの麦茶を押して見せたり、パパママが押すと中身が出てくるストローマグで始めてみたり、できるだけわかりやすい方法で試したという声がありました。練習の仕方に悩んでいる方は、先輩ママの練習方法を参考にしてみるとよいかもしれません。
ストロー飲みの練習にも便利!赤ちゃんのストローマグの種類と選び方
赤ちゃんのストローマグには、いろいろなタイプがあります。マグにはそれぞれ対象年齢が示されているため、それを参考にし子どもの年齢と照らし合わせて選ぶのもいいでしょう。
また、使い勝手や機能性を考慮して選ぶのもひとつの方法です。「スパウトからストロー、コップと、長く使えるマグがいい」「ストロー飲みの練習がしたい」、「持ち運びに便利なマグが欲しい」、「夏場のお出かけにも使えるものがいい」など、ポイントを押さえて我が子にぴったりのマグをセレクトしてください。
ストロー飲みはまだ早いけどストローをくわえる練習をさせたいなら、飲み口のみストローになったものやスパウトがおすすめです。初めはストローなしでスタートし、慣れてきたらストローをつけ、ストロー飲みに移行できるものなら長く愛用できるでしょう。
押すと飲み物が出てくるマグ
ストロー飲みのトレーニング用なら、押すと飲み物が出てくるタイプ。親がサポートすることで、ストローを吸えば飲み物が出てくることが理解できるため、ストロー飲みが早く上達しやすくなります。
ストローのあとはコップ飲みをするなど長期間使えるマグが欲しいなら、成長に合わせて口部分を付け替えられるタイプがよいでしょう。一つずつ購入するよりも安く済むかもしれません。
取っ手がついているマグ
マグの中には取っ手のないタイプと取っ手のついたタイプがあります。取っ手のあるマグのメリットは、小さな子どもにも持ちやすく安定しやすいこと。哺乳瓶からマグに移行して間もない赤ちゃんなら、取っ手がある方が持ちやすいでしょう。
取っ手の形状はさまざまで、コップと取っ手が一体になったものから、不要になれば取っ手が取れるタイプのものもあります。
ただし取っ手のついたマグのデメリットは、持ち歩く際に邪魔になることです。大きくなると取っ手なしでも飲めるようになるため、長く使うマグを選ぶなら、取っ手が取り外せるものがいいかもしれません。家で使う際は取っ手のまま、お出かけの際は取っ手を外して使うこともできます。
保冷機能がついているマグ
赤ちゃんの口に入るものは、衛生管理にも気を配りたいですよね。保冷機能がついたマグのメリットは、適温をキープできること。夏場に持ち歩けるマグを選ぶなら、飲み物が傷んだりしないよう、保冷機能がついているマグがベストです。
外出が長時間になる場合は、できるだけ容量の大きいマグがいいかもしれません。フタを付け替えてタンブラーとしても使えるものなら、パパママとの共有もできます。持ち運びしやすいよう、バッグにすっきり収まるスリムなタイプがおすすめです。
保冷機能のついたマグのデメリットは、通常のマグに比べて重たいことです。赤ちゃんがすぐに落としてしまう可能性もあります。また、通常のマグに比べると値段も少し高くなるでしょう。
- コンビ「ラクマグ(ベビーマグ)」(https://www.combi.co.jp/products/mug/lakumug/,2020年10月12日最終閲覧)
- リッチェル「マグ」(https://www.richell.co.jp/shop/baby/list/3401,2020年10月12日最終閲覧)
- リッチェル「マグの選び方」(https://www.richell.co.jp/page/baby/mug_choice/,2020年10月12日最終閲覧)
我が子にぴったりのマグでストロー飲みの練習を!
吸い上げる力が必要なストロー飲みをまだ言葉の通じない子どもに教えるのはなかなか難しいものです。まずは、吸い上げることで飲み物が出てくることを理解させることから始めなくてはなりません。
すぐにこぼしてしまったり、嫌がったり、なかなか吸えなかったりなど、大変な場面も少なくないでしょう。大切なのは、我が子に合ったマグを見つけることと、根気強く続けることです。数日でできる子どもがいれば、数か月かかる子どももおり、進み方は子どもによってさまざま。
「同じ月齢なのにうちの子はできない…」などと周りと比べすぎず、先輩ママの体験談を参考にしつつ、いろいろな方法を試してみてください。