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生後8か月の赤ちゃんの発育と変化は?注意するべき育児のポイントを解説

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おすわりが安定するのと前後して、はいはいを始めるようになる赤ちゃんもいるでしょう。はいはいの形になる前には、床におなかをつけたまま進むずりばいから始まることも少なくありません。

徐々におしりが上がるようになりますが、赤ちゃんによっては、片足だけが伸びていたりおしりだけが上がっていたりと、不思議な状態ではいはいしていることもあるでしょう。

感情表現ができるようになる

生後8か月くらいになると、感情表現ができるようになる赤ちゃんもたくさんいます。うれしい、楽しいという気持ちのときには、手足を動かしたりして全身で喜んだり、要求を大きな声を出して表現したりと、それぞれの表現で気持ちを表します。

周りの人をよく観察できるようにもなっているため、知らない人を警戒したり人見知りしたりする赤ちゃんもいるでしょう。

食べる量が増える

赤ちゃん PIXTA

生後8か月頃は、離乳食も進みいろいろな食材を食べ始めており、食べ物への興味が広がる時期でもあります。ほんの少しでよかった離乳食も、いつの間にかたくさん食べるようになっていることもあるでしょう。

まだ取り入れていない食材を食べさせる、献立のバリエーションを増やすなど、食事への関心を高めてあげられるといいかもしれません。

記憶力が発達する

生後6か月を超えると、赤ちゃんの記憶力が発達していきます。いつもおもちゃがある場所を覚えていたり、一度見たおもちゃがどこにあるか当てたりすることができるようになっているのではないでしょうか。

おもちゃを見せたあとに手やハンカチ、コップなどで隠し、赤ちゃんの反応を見てみましょう。記憶力が育ってくると、遊びの幅も広がるはずです。

乳歯が生え始める

乳歯のはえ始めるタイミングには個人差がありますが、平均すると生後7か月~8か月頃と言われています。小さくはえた歯が口からのぞいた姿は、かわいさもひとしおです。乳歯がはえてきたら、意識したいのは虫歯予防。食べ物が歯に残っていないか、定期的に確認しておくようにしましょう。

生後8か月の赤ちゃんにおすすめの遊びは?

発育の早い赤ちゃんは、生後8か月ごろになると遊び方も変化してきます。それでは生後8ヶ月の赤ちゃんにはどのような遊びがおすすめなのでしょうか?発育にあわせた遊びで、8か月の赤ちゃんの能力を高めてあげましょう。

両手を使った遊び

8か月ごろの赤ちゃんはその発育によって、おすわりが安定して両手を自由に動かせるようになる子もでてきます。そこでおすすめなのが、両手を使った遊びです。

赤ちゃんに紙を自由にやぶらせる「びりびり遊び」なども楽しんでくれます。紙をやぶく感触や音が新鮮で、1人でも夢中になって遊んでくれるはずですよ。誤飲に注意しながら遊ばせましょう。

ボール転がし

はいはいやずりばいができるようであれば、ボール転がしもとても楽しめる遊びですよ。まだボールを取ったり投げたりは難しいでしょうが、転がるボールを目で追ったり、はいはいで追いかけたりして体を動かせます。

8か月の赤ちゃんはまだできる全身運動が限られているので、ボール遊びで運動をさせてあげましょう。

親子あそび

8か月の赤ちゃんの発育のためには、遊びの中でパパママとたくさんコミュニケーションを取ることも大切ですよ。たとえばパパママのまねをさせる「まねっこ遊び」は、コミュニケーションの練習にもなりそうですね。

パパママが赤ちゃんの両脇を支えながら、三角座りした太ももを滑り台に見立てて滑らせるのも簡単で楽しんでもらえる遊びの一つです。

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