5歳児の【中間反抗期】とは?
5歳児の「中間反抗期」と呼ばれる行動は、親と子どもの思いに違いがあることによって生まれます。
ママパパにとっては「まだ5歳児」であり、できることの少ない子どもだと映るでしょう。一方で子どもとしては、「何でも自分でやりたい・できる」という自立心が芽生えるころです。1日の生活習慣を自分で行おうとする気持ちも生まれますし、自分の考えの基礎も生まれてきます。
そのためママパパがしてあげることに対して反抗したり、嫌がったりすることが多いものです。
2歳ごろの反抗期は自我の芽生えで、10歳ごろに訪れる第二次反抗期は親から見放されることへの恐怖と拒絶が入り混じった複雑なものです。しかし中間反抗期は、単純に「ママパパの助けがなくても自分でできる」という思いから生じる、成長の過程によって生まれると考えられます。
次の項目では5歳児の発達にともなう適切な接し方のポイントを解説するので、中間反抗期に悩んでいる方は参考にして育児のコツをつかんでくださいね。
- 厚生労働省「保育所保育指針解説書」(https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/hoiku04/pdf/hoiku04b_0001.pdf,2023年1月30日最終閲覧)
- JSTAGE「第二次反抗期の様相と愛着スタイルの 関連の検討 回避型と不安・アンビバレント型の要 因に着目した考察」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/pacjpa/85/0/85_PO-070/_pdf/-char/ja,2023年1月30日最終閲覧)
5歳児の子育てのコツやポイント
それでは中間反抗期を迎えた5歳児の子育てのコツとポイントについて見ていきましょう。
男の子と女の子の接し方の違いや、子どもの気持ちを汲んであげるためのポイントを解説しますので、5歳児のできることを踏まえながら参考にし、今日からの子育てに役立ててくださいね。
5歳の子の勉強としつけ方のポイント
5歳児への関わり方は勉強とも深く関連すると言われています。つまり、関わり方によってその後の学力が変わる可能性も。
第八に、共有型しつけスタイルは子どもの語彙力と相関する。子どもと対等な関係で、親子のふれあいや家族の団らんを大切にし、楽しい経験を享受・共有しようとするしつけスタイルをとる家庭では、子どもの語彙が豊かになることが明らかになった。 ※4
もちろん、幼児期は遊ぶことが一番の勉強ですが、子どもと上手に関わり今後勉強が好きな子に育てるためには、次のようなことに気をつけてください。
- 子どもの長所を見つけてほめてあげる
- 他の子と比較しないこと
- 完璧を目指さないこと
- 無理に勉強をさせないこと
遊びの中で楽しく勉強できるのであれば、英語や数字、言葉の学習に触れるのも良いでしょう。しかし、嫌がる子に無理に勉強をさせようとしたり、できないことを指摘したりすることは逆効果。子どもが自分から「やりたい!」と思えるような環境づくりと関わり方が大切です。
男の子と女の子の接し方の違いは?
男の子と女の子は心の発達速度が違うので、それぞれ接し方のコツを知っておかないと逆効果になってしまうことも…。まず男の子・女の子ともに、5歳の子どもの特徴は「自信をもつ年齢」だということです。
★発達段階からみた幼児の行動特徴★
1歳児 「自立の芽生え」
2歳児 「走り回る子ども」(おもしろい年齢)(矛盾する年齢)
3歳児 「何でもする子」(楽しそうな年齢)
4歳児 「発見する年齢」
5歳児 「自信をもつ年齢」 ※5
「自信をもつ年齢」だということを前提にして、どうすれば子どもに自信をもたせてあげられるのか、適切な接し方について確認していきましょう。
5歳の男の子への接し方は「自尊心」がポイント
5歳児の男の子への接し方は、自尊心を傷つけないことが最大のポイント。「○○くんはできるのに…」と他の子や兄弟と比べたり、「そんなことをして男の子らしくない!」と叱ったりすることはNGです。
『世界標準の子育て』の著者である船津徹さんは、ダイヤモンドオンラインの中で次のように語っています。
まず男の子は、「おだてて育てる」ことが基本です。
幼児はもちろん大人まで、男性を動かすルールはこれだけです。男の子は根が単純で、「上手にできたね」「がんばったね」「頼りになるね」「カッコいいね」と褒められ、おだてられると嬉しくなり、やる気になって行動します。 ※6










