5歳の男の子の習い事を選ぶなら、男の子らしさが発揮できる習い事がおすすめ。最初にお話したように、「かっこいい」という言葉に敏感な年長さん。全身を強くできるスイミングだけではなく、サッカーや空手など、男の子に人気の習い事をさせてみてはいかがでしょうか。
5歳の女の子の習い事を選ぶには?
5歳の女の子の習い事を選ぶときは、ママが子どものころに習っていたり、お友達が習っていたりする習い事を勧めてみるのも良いですよ。女の子はママやお友達と同じことをしたがる傾向があるので、積極的に取り組んでくれるかもしれません。また、ピアノ・お習字・バレエ・体操は女の子から根強い人気を集める習い事です。
年長さんの習い事はいくつにするべき?
年長さんで習い事をさせるなら、いくつも同時に習わせるのではなく、多くても3つまでに抑えておきましょう。習い事を3つ以上にすると、それぞれへの子どもの興味が薄れてしまうので、すべてがなかなか上達しなくなる可能性も。
まずは習い事を1つ選んで、子どもが楽しんでいるようならもう1つ増やす…という風に、子どもの負担にならないよう調整してあげましょう。
習い事への取り組み方は?
習い事に積極的に取り組んでもらうためには、教室だけでなく、お家でのフォローも大切です。子どもはパパママに褒められると、がぜんやる気が湧いてくるもの。習い事から帰ってきたらお家で習ったことを振り返り、うまくできたらたっぷりと褒めてあげてください。
そうすれば子どもは習い事へのやる気が起きますし、パパママも安心できるうえに、親子のコミュニケーションも図れます。
子どもが楽しく習い事を続けられるようにするには
せっかく始めた習い事ですから、年長さんの子どもが楽しく続けられるようにしてあげたいですよね。楽しく習い事を続けられるようにするためには、次のようなポイントに気をつけながら優しく見守ってあげましょう。
目標を達成する喜びを与えてあげる
子どもが習い事に慣れてきたら、目標を達成する喜びを与えてあげるようにすると楽しく続けられるでしょう。年長さんではまだ自分で目標を設定できない子もいるでしょうから、パパママが「次はどんなことができるようになりたい?」「なにを目標にしようか?」と、目標を設定するように促してあげるといいですね。
無理な目標ではなく、子どもが頑張ればすぐに達成できそうな目標にすることが大切。子どもが目標を達成できたら、少し大げさなくらいに褒めてあげることが楽しく習い事を続けてもらうポイントです!
子どもの気持ちに寄り添ったサポートをする
頑張って習い事を続けている子どもには、子どもの気持ちに寄り添ったサポートをしてあげてください。褒められて伸びる子もいれば、反骨精神で頑張る子も。子どもの性格はそれぞれですが、表情や行動をよく見ながら、子どもの気持ちに寄り添って必要なサポートを見極めましょう。
たとえ練習を少しさぼってしまっても、習い事を続けているだけでもすごいことです。子どものやる気が起きるよう、上手に応援してあげてくださいね。
「やめたい」と言い出したら理由を聞いてあげて
習い事を続けていると、子どもが「やめたい」と言い出すことは少なくありません。習い事をやめたいと言い出したら、ちゃんと理由を聞いてあげることがいちばん大切。
ありがちな落とし穴は、理由を聞いてあげているつもりで、説得になってしまうということです。子どもが言う理由に対して、理由を打ち消すような説得をして子どもを納得させようとすると、子どもの中にある「やめたい」という気持ちは消えません。
年長さんではまだ、うまく理由を説明できないこともありますよね。子どもの言葉の裏にある「本当の気持ち」に気づいてあげるようにしましょう。本当の気持ちがわかったら、子どもに共感してあげて、「やめたい」という気持ちを解消できるよう安心できる声掛けをすることがポイントですよ。










