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年中でひらがな読み書きができない…大丈夫?教え方のポイントを解説

子どもが年中さんになると「うちの子はひらがなの読み書きができないけど大丈夫かな…?」と不安になるパパママもいるようです。そこでこの記事では、4歳から5歳の年中さんにひらがなを教えるためのポイントやおすすめ教材・練習ドリルなどをご紹介していきます。ひらがなはいつ習うのか、自宅学習で教えたほうが良いのかと考えているなら、ぜひこの記事を参考にして楽しく自宅学習をさせてあげてくださいね。

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年中でひらがなの読み書きができなくても問題ない?

「年中さんでひらがなが読み書きできない…」と不安になるパパママは多いようですが、年中さんでひらがなが読めない、書けないことはとくに問題ありません。小学校に入学するとひらがなから学びますし、幼稚園の中には年長さんになるとひらがなを教えてくれる園もあります。

ただ、1967年と2018年に実施されたひらがなの読み書き調査によると、最近の子どもは年長さんになるとほとんどの子がひらがなの読み書きができるようになっているという結果も。

その結果,71文字についてまったく音読ができない年長児は1.1%,書き取りができない年長児は5.3%であり,清音,撥音,濁音,半濁音の計71文字における平均読字数は,53文字(74.6%),平均書字数は26文字(36.6%)であった. ※1
国立国語研究所の調査における平均独自数および平均書字数と,本研究における平均独自数および平均所持数を比較すると,10文字程度の差が認められた.1967年からの47年の間に,幼児の文字の習得度が向上したことが示唆された. ※2

1967年の調査は東京と近畿エリアに住む4歳から5歳の幼稚園児2,217名を対象としたそうですが、ひらがなを読めないし書けないという年長さんは1.1%にとどまっていました。

さらに、230人を対象とした2018年の調査では、1967年の調査より子どもが読める・書ける文字の数は10文字ほど増えていたそうですから、いまでは年中さんで文字への理解度が高い子どもはもっと増えていると考えられます。

同じクラスの年中さんでもひらがなの読み書きができる子もいるでしょうから、「早くひらがなを覚えてほしい…」と思っているパパママもきっといることと思います。

それでは、年中さんがひらがなの読み書きを覚えるなら、どのくらいのレベルを目標にするべきなのか見ていきましょう。

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年中さんがひらがなの読み書きで目標にしたいこと

鉛筆 PIXTA

年中さんがひらがなの読み書きを勉強するなら、まず鉛筆を正しく持てるようになることと、自分の名前をひらがなで読めるようになることの2つを目標にしましょう。ひらがなの名前を読めるようになったら、名前を書けるようになれるとさらに良いですね。

年中さんならすべてのひらがなが読み書きできなくても大丈夫です。文字を練習するための基本である「鉛筆の持ち方」がマスターできれば、年中さんなら花丸をあげてください。

まずは子どもがひらがなに興味を持つことが大切

年中さんをはじめ、幼稚園に通う3歳~5歳ごろの子がひらがなを覚えるためには、目標を掲げて頑張るよりも、子どもがひらがなに興味を持つことがいちばん大切です。文部科学省の「幼稚園教育要領」の第2章「ねらい及び内容」では言葉に関して「感覚」を養うことが大切であると示されています。

幼児が日常生活の中で,文字などを使いながら思ったことや考えたことを伝える喜びや楽しさを味わい,文字に対する興味や関心をもつようにすること。※1 ※3

子どもは自分の興味があることだと、進んで覚えたい、知りたいと思ってくれますよね。

ひらがなをいつ習うか、いつ教えるべきかと心配するよりも、まず「自分の名前」や「好きな電車の名前」「好きなキャラクターの名前」など、子どもが興味を持つことを軸にして、ひらがなへの興味を持たせることから始めましょう。

年中さんへのひらがなの教え方

鉛筆 PIXTA

もし年中さんの子どもがひらがなに興味を持ったら…パパママは一体どうやって子どもにひらがなを教えれば良いのでしょうか?ここからは年中さんの子にピッタリの教え方と、おすすめのひらがな教材をご紹介するので参考にしながら教えてあげてくださいね。

年中さんにひらがなを教える方法は?

年中さんにひらがなを教えるためには、まず「文字」を「形」として覚えてもらうことから始めましょう。「犬」という生き物を覚えてもらうときは、犬を見せて「いぬ」だと教えますよね?同じように「あ」という形のひらがなを見せて「あ」だと教えてあげるようにします。ただしパパママが必死に教えようとすると楽しくないと感じて、年中さんの子がひらがなへの興味を失ってしまうことも…。

子どもがひらがなへの興味を持ちながら遊びの中で楽しく学べるように、年中さんの子にとって楽しいひらがな教材を使うことが大切ですよ。

年中さんにおすすめのひらがな教材

それでは、年中さんの子に楽しくひらがなを学んでもらうためのおすすめ教材を見ていきましょう!4歳・5歳でひらがなが読めない、書けないという子でも、楽しい教材を使えばあっという間にひらがなを覚えてくれるかもしれません。

アンパンマン 2WAYで学べる! あいうえお教室

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アガツマ アンパンマン 2WAYで学べる!あいうえお教室

みんな大好きなアンパンマンのひらがな教材です。表面でひらがなの読み方を、裏面で書き方を練習できる2way仕様なので、これだけでひらがなの読み書き両方が覚えられるでしょう。

表面には50音とアンパンマンのイラストが書かれたボタンがあり、ボタンを押すとそれぞれに対応したひらがなを読み上げてくれるので、パパママが忙しいときでも子どもだけで発音が覚えられます。「あ」にはアンパンマン、「か」にはカレーパンマンのイラスト…という風に、ひらがなとキャラクター名が対応しているところがわかりやすいですね。

裏面の書き方練習では、付属のペンを使って盤面にひらがなを書けます。書き順の正しさも判定してくれるので、年中さん向けのドリル代わりとしても活躍してくれます。

あいうえおABCタブレット みておしてきいてあそんでおぼえる!

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あいうえおABCタブレット みておしてきいてあそんでおぼえる!

ひらがなの読み上げ機能が搭載されているタブレット絵本です。アンパンマンの教材のように、ボタンを押すとひらがなを読み上げてくれる上に、録音機能もついているので、パパママや子どもが好きな言葉を録音することもできますよ!

そして、50音だけでなく濁音・半濁音・拗音・アルファベットと幅広い文字を覚えられることも、このタブレット絵本の大きな魅力。クイズモードも搭載されているので、ひらがなが書けない年中さんでも、楽しく覚えられるでしょう。

あいうえおでんしゃじてん

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あいうえおでんしゃじてん

電車が好きな年中さんにおすすめなのが、電車の図鑑でひらがなを覚える方法です。例えば「あ」のページには「あかみね」という駅名、そしてレールで描かれた「あ」というひらがなが大きく載っているので、電車好きの年中さんなら夢中になってくれるはず。

ひらがなが読めない、書けない4歳から5歳の子のひらがな教材としてもおすすめですが、水彩画風のイラストは優しい雰囲気で絵本のようにも楽しめ、電車の図鑑としても活躍してくれる用途の広い一冊です。

線路をなぞると正しい書き順が覚えられるようになっており、楽しくなぞりながら書き順までマスターできてしまうかもしれません。

4歳 ひらがな

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4歳 ひらがな

こちらはある程度ひらがなを覚えて、書き方の練習をしたいという年中さんにおすすめのドリルです。かわいいイラストを見ながらひらがなの書き方が覚えられるようになっていて、濁音・半濁音にも対応。「かいてけせる おけいこボード」も付属するので、ドリルを終えた後もしっかりとひらがなの練習ができますね。

年中さんのひらがな学習は文字に興味を持たせることから

幼児教育 PIXTA

子どもが年中さんになると「ひらがなが読めない、書けないのは大丈夫?」と心配するパパママもいますが、過度に不安になる必要はありません。ただ、4歳から5歳のうちにひらがなの読み書きができるようになれば、小学校の勉強もスムーズに進みそうですよね。

この記事でご紹介したおすすめ教材や練習ドリルを使えば、年中さんも楽しくひらがなが学べるはずです。まずは子どもにひらがなへの興味を持ってもらい、自分の名前が読める・書けるようになることを目標としていきましょう。

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