4歳児の勉強に良いおもちゃの選び方
4歳時の勉強に役立つおもちゃはどのように選べばよいのでしょうか。ポイントは以下の5つです。
- ひらがなや数字を勉強できるおもちゃ
- コミュニケーション能力を高めてくれるおもちゃ
- 自然に関連するおもちゃ
- 自分で考えて遊べるおもちゃ
- 指先を使うおもちゃ
4歳になると遊べるおもちゃの幅が一気に広がります。ひらがなや数字を勉強できる知育玩具(がんぐ)は、言葉に関心を持ち始める4歳児にピッタリの勉強に役立つおもちゃです。
コミュニケーション能力・感覚能力・思考力・器用さなど、幅広い能力を均一に高めてあげられるよう、さまざまな種類のおもちゃを与えてあげてください。
4歳児になぜこのようなおもちゃがおすすめなのかは、記事の後半で詳しく説明していますよ。自分の言いたいことを言葉で表現できるようになるなどの特徴について知りたい方は、ぜひご覧ください。
4歳児の勉強におすすめの知育玩具(がんぐ) 8選
4歳児の勉強に役立つおもちゃの選び方がわかっても、知育玩具(がんぐ)の種類はとてもたくさんありますよね。そこで、4歳の男の子・女の子から特に人気の高い頭が良くなるおもちゃを八つ厳選してご紹介します。「どのおもちゃを選べば良いかわからない…」というパパママは、ぜひこの中から選んでみてください。
くもんの磁石あいうえお盤(すうじ盤50)
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4歳の子どもが楽しくひらがなと数字を学べる知育玩具(がんぐ)です。マグネット付きのひらがなボードなので、マグネットが貼り付けられるところであればどこでも楽しく言葉で遊べます。
そして、ひらながの裏には数字が書かれているので、このおもちゃ一つでひらがなも数字も勉強できるというすぐれもの。幼児教育で有名なくもんから発売されているひらがなボードです。
ことばのカードゲーム もじぴったん
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より遊びに近い形でひらがなを勉強するなら、ゲームで人気の「もじぴったん」のカードゲームはいかがでしょうか。キャラクターが描かれたカードはとてもかわらしく、4歳の女の子から高い人気を集めるおもちゃです。
カードを並べて単語を作っても良いですし、2~5人まで同時に遊べるので、お友達と遊ぶときにも活躍してくれるはず。ひらがながカードに大きく書かれているので、ひらがなが苦手な子どもでもわかりやすいでしょう。
4M アルファベット ねんど
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ひらがなや数字はもう覚えていて、アルファベットを勉強させたいという4歳の子どもにおすすめの知育玩具(がんぐ)。アルファベットの抜き型がついている粘土セットです。
粘土をこねて型で抜いていれば、遊びの中で自然とアルファベットの形を覚えられるでしょう。もちろん普通の粘土としても使えるので、粘土でものを手作りするのが好きな4歳児への知育玩具(がんぐ)としてもおすすめです。
ラングスジャパン キネティックサンド
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「キネティックサンド」は、家の中で砂遊びができるおもちゃです。自然への興味・関心が高い4歳の子どもに、いつでも砂遊びをさせてあげられます。
ただし普通の砂ではなく、まるで動いているかのような不思議な感触を持つ砂です。いつもとは違う感触の砂で遊べば、子どもの指先感覚がさらに鋭くなることも考えられます。まとまりやすく散らからないので部屋を汚しにくく、汚れが心配なパパママも安心ですよ。
ナンジャモンジャ・ミドリ
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脳の力を鍛えるためのカードゲームです。4歳の男の子・女の子は思考力や観察力が高まるので、さらに脳の力を鍛えさせたいというときにピッタリの勉強に役立つおもちゃですよ。
2~6人用と大人数で遊ぶこともでき、お友達との遊びの中でコミュニケーション能力を高めるために役立つはず。登場するキャラクターに名前をつけて、そのキャラクターのカードが出てきたら名前を呼ぶ…という単純な知育玩具(がんぐ)ですが、思いの外盛り上がりますよ。
GESTAR 天才のはじまり
4歳の男の子・女の子から高い人気を誇るジスターの「天才のはじまり」というおもちゃ。普通の積み木とは違い、横方向や斜め方向にも積み上げられることが最大の特徴です。
ブロック遊びは想像力や創造力、指先感覚を鍛えるために役立ちますが、縦方向以外に積み上げられることから立体的な作品が作れて、さらに脳の発達のために効果的だと言われています。積み木やブロック遊びが好きな4歳の子どもなら、きっと楽しく遊びながら勉強してくれるおもちゃです。
まるすぽ モンテッソーリ教育 円柱さし 4本セット
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「子どもの中にある自分を育てる力」を高めるモンテッソーリ教育に沿った4歳向けの知育玩具(がんぐ)です。太さや長さの違う分銅のようなコマを、それぞれ合う穴に入れるというおもちゃですが、太さと長さがバラバラの4セットが入っていて、すべてのセットを使うと想像以上の難しさ。
最初は1セットだけ使って遊び、だんだんセットを増やしていけば徐々に思考力や想像力が養われます。「自分で考えて改良する力」が高まる4歳の子どもには最適な教具ですね。
レゴ クラシック 黄色のアイデアボックス
ブロックで手作り作品を作るのが大好きな4歳の子どもにとって、定番の知育玩具(がんぐ)であるレゴ。ここでピックアップした「黄色のアイデアボックス」には、35色にわかれたレゴブロックが484ピースも入り、思う存分子どもの創造力を育ててあげられるはずです。
窓やドアなどの特殊パーツ入りで、家やお城を組み立てても本格的な仕上がりになります。指先の器用さを高めるためにも効果的なレゴは、自宅に一つは置いておきたい知育玩具(がんぐ)です。
4歳児の学習面の特徴
4歳の子どもに、勉強に役立つおもちゃを買い与えてあげたい。そう思ったらまずは、4歳の子どもはどんなことができて、どんなことに興味を持っているのか知ってから選ぶことが大切です。4歳の子どもには、学習面で一体どのような特徴が見られるのでしょうか?
自分の言いたいことを言葉で伝えられるようになる
4歳になった子どもは、言葉に興味を持ち始め、自分の気持ちを言葉で表現することもできるようになります。4歳児に次のような特徴を感じたことはありませんか?
○自分の経験したことや思っていることを話したりして、言葉で伝える楽しさを味わう。
○様々な言葉に興味を持ち、保育士等や友達の話を聞いたり、話したりする
※1
幼稚園や保育園でお友達と遊んでいると、「言葉で伝える」ということが重要になるのですね。周囲の人とのコミュニケーションや絵本など、さまざまな形で言葉に触れることによって、少しずつ言語能力が向上します。
自然に対して興味を持つ
子どもの興味・関心に視点を移すと、自然に対して強い関心を持ち始めるのが4歳のころです。外遊びをしていると、次のように、周囲にある自然に関心を示す子も多いでしょう。
子どもは、水、砂、土、草花、虫、樹木といった身近な自然環境に興味を示し、積極的に関わろうとします。砂山や泥ダンゴ作りに夢中になったり、花を摘んだり、木の実を拾ったり、虫を捕ったりと、自分の手足を使い、感覚を総動員して見たり触れたりしながら、物や動植物の特性を知り、より豊かな関わり方や遊び方を体得していきます。 ※2
子どもにとって自然に触れることは好奇心を満たすためだけではなく、感覚を養うためにも大切なこと。自然の中で遊ぶということを通じて、周囲の自然の特性を経験の中から学んでいきます。
観察力と思考力が高まる
「3歳のころと少し行動が変わったかな?」と感じられたことはありませんか?4歳児は3歳児とは違い、自分自身で考えたことを行動に移せるようになるという特徴があるためです。
…中略…新生児の段階から周りの人をまねる行動はできるが、4歳になると単なる模倣から学習へと大きな変貌を遂げてくる。つまり、周囲を見る力(観察力)がつき、行動パターンも増え、予測しながら自分なりに改良を加えていく能力が身についてくる。 ※3
3歳以下の子どもが大人のような行動をしたとしても、それはパパママのマネであることが多いもの。しかし4歳になると、大人の行動を観察したうえで、自分自身の考えも含めて行動できるようになるのです。子どもの脳の大きさは、4~5歳で大人の約90%にまで成長します。4歳になると観察力と思考力が高まり、大人の第一歩とも言える段階に立つのかもしれませんね。
- 文部科学省「VI.幼児期の発育発達の特徴」(https://www.mext.go.jp/component/a_menu/sports/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/04/07/1304371_6.pdf,2021年3月8日最終閲覧)
道具を使ったり2つの行動を同時に行ったりできる
3歳まではハサミやのりなどの道具がうまく使えない…という子どもも少なくないでしょう。しかし、4歳になった子どもはそれらを使いこなせるようになります。
手先も器用になり、ひもを通したり結んだり、はさみを扱えるようになります。また、遊びながら声をかけるなど、異なる二つの行動を同時に行えるようにもなります。 ※4
道具を使ったり細かな作業をしたりと、指先を使うことが上手になる4歳の子ども。二つのことを同時にこなすこともでき、器用さが目立ち始める年齢です。
勉強に役立つおもちゃを与えるなら4歳の特徴を意識して
4歳の子どもは楽しめるおもちゃの幅も広がりますが、勉強に役立つ知育玩具(がんぐ)を買い与えたいなら、まずは4歳の子どもの特徴を知ることが大切です。
言葉や自然に関心を持ち始め、自分で考えて行動できるようになる4歳の男の子・女の子には、ご紹介したようなおもちゃがおすすめ。今回ご紹介した内容を参考にしながら、遊びの中で楽しく勉強できる環境を整えてあげてくださいね。