春を感じられる季節遊びとしておすすめするのが、保育園や幼稚園でもおなじみの遊びである「なぞなぞ」や「クイズ」。
一年中楽しめる遊びですが、春にちなんだなぞなぞやクイズを選べば、季節を感じられる遊びに早変わり。春になったら4歳の子どもたちに、次のようななぞなぞを出してみてください。
- 春になると出てくる「カバ」は?(答え:わかば)
- 春だけ見られる「クシ」ってなあに?(答え:つくし)
- 「かぶと」の中にある野菜ってなあに?(答え:かぶ)
- みんなが「何の花かな?」と気になっちゃう春のお花は?(答え:なのはな)
- はるになるといなくなるダルマは?(答え:雪だるま)
春を感じさせるなぞなぞやクイズは、他にもたくさんあるはずです。なぞなぞではなくクイズなら、4歳児に春の行事・植物・虫などの知識を覚えてもらうためにも役立つかもしれませんね。保育の定番である春なぞなぞや春クイズで、家族みんなで季節の遊びを楽しんでみてください。
【運動遊び】からだじゃんけん
暖かな春になって、「思い切り身体を動かしたい」と思っている4歳の子どもにピッタリの運動性のある室内遊びです。ルールはいたって簡単で、誰でも知っているじゃんけんを全身で表現するだけです。「グー」は体育座りを、「チョキ」は両手両足を縦に大きく広げて、「パー」は両手両足を横に大きく開いて表現します。
からだじゃんけんだけでも思い切り身体を動かせ楽しいですが、「からだあっちむいてホイ」と組み合わせるのもおすすめです。
「からだあっちむいてホイ」は、頭だけでなく全身を使って方向を示すあっちむいてホイのこと。からだじゃんけんで負けたほうが、しゃがむ、ジャンプする、身体を左右に向ける…などのアクションであっちむいてホイの方向を表現するようにすればより白熱しそうですね。
【おもちゃ遊び】HABA ゲーム ワニに乗る?
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動物の形をしたブロックを積み上げて、最も高いところまで積み上げられた人が勝つというゲームができるおもちゃです。春以外の季節でも年間を通して遊べますが、4歳になり自然や動物への関心が高まる子どもなら動物のブロックにも興味を示してくれるのではないでしょうか。
サイコロを振って出た数だけブロックを積み上げられるルールで、動物を逆さにしたり、あえて不安定な置き方をしたり…と、積み上げ方によって難易度の調整ができるところがポイント。パパママと遊んでも、子どもが勝つ可能性が十分に秘められています。
4歳児の遊びの特徴
「4歳の子どもにピッタリの遊び」と言われたとき、どのような遊びなら喜んでくれるかピンとこないパパママもいるかもしれませんね。子どもは成長とともに遊び方がどんどん変わっていきます。
子どもに合う遊び方を考えるために、4歳の子どもの遊び方の特徴を知っていきましょう。
全身を使って遊ぶことが上手になる
4歳の子どもは3歳のときと比べて、全身を上手に使えるようになって活動量も増えてきます
4歳を過ぎる頃から、しっかりとした足取りで歩くようになるとともに、全身のバランスをとる能力が発達し、片足跳びをしたり、スキップをするなど、体の動きが巧みになってきます。活動的になり、全身を使いながら様々な遊具や遊びなどに挑戦して遊ぶなど、運動量も増してきます。 ※1
3歳のころは運動性の高い遊びで、「ちょっと動きがおぼつかない…」と感じられることがあったかもしれませんが、4歳児は全身を使って動くことが上手になります。室内でも身体を使った遊びをさせてあげられるといいですね。
手先を使った遊びができるようになる
手先を細かく動かしたり、道具を使ったりする遊びができるようになることも4歳の子どもの特徴です。