離乳食で豆腐を進める際のポイントや注意点
たんぱく質豊富で積極的に食べさせたい豆腐ですが、離乳食に取り入れていく際には時期ごとに注意したいことや食べ方のポイントを意識することが大切ですよね。
離乳食初期・中期・後期・完了期と、それぞれの時期でどのように豆腐を食べ進めていけばいいのか、時期ごとに食べ方や注意点を見ていきましょう。
離乳食初期
離乳食初期に初めて豆腐を食べさせるタイミングは、離乳食開始から1か月ほどたち、10倍つぶしがゆに慣れてきたころ。
豆腐の原料である大豆は食物アレルギーを引き起こしやすい代表的な食材なので、ひとさじを1日に1回食べさせるところから始めてください。
ゆでてなめらかにつぶした豆腐を小さじ1杯から始め、3日ほど食べさせ続けてアレルギー反応が現れないことを確認したら少しずつ増やしていきましょう。
もし豆腐の味が苦手で食べてくれないなら、カボチャやニンジンなど甘みのある野菜と混ぜて食べさせてあげるとスムーズですよ。
離乳食中期
離乳食初期にアレルギーや好き嫌いなどの問題がなければ、中期ではさらに食べさせる量を増やしていきましょう。離乳食中期の食材の固さは「豆腐くらい」が目安となるので、このころの月齢の子どもにとってちょうど食べやすい固さの食材です。
食べさせる量の目安は30~40g。加熱してからつぶすか小さく刻んでから、野菜ペーストなどと混ぜたり、スープの中に入れたり、おかゆの中に混ぜ込んだりして食べさせてあげるのがおすすめです。
離乳食後期
離乳食後期になると絹豆腐だけでなく、すりおろして加熱した高野豆腐や、豆腐と鶏ひき肉で作ったハンバーグなども食べられるようになります。食べさせる量の目安は45g。
他にも豆腐はおやきなどの材料にすることもできるので、他の食材と積極的に組み合わせてたんぱく質をおぎなってあげましょう。
離乳食完了期
離乳食完了期に入ると肉団子くらいの固さと、豆腐よりも固い食べ物が食べられるようになるので、もう大人とほぼ同じ調理をした豆腐料理が食べられるようになります。
食べさせる量の目安は50~55g。豆腐ハンバーグも含め、豆腐を入れたつみれやナゲット、ソフトクッキーなど、加工した豆腐も食べられるようになります。
積極的に手づかみ食べをしたがる時期なので、他の材料と混ぜて焼くなど、つかみやすい形状に調理しやすい豆腐離乳食は大活躍してくれるはずですよ。
- 厚生労働省「 II 離乳食編」(https://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/03/dl/s0314-17c.pdf,2022年5月13日最終閲覧)
- 独立行政法人環境再生保全機構「」「一口豆腐ハンバーグ」(https://www.erca.go.jp/yobou/zensoku/allergy/recipe/babyfood/step4/03.html,2022年5月13日最終閲覧)
- 環境再生保全機構「ぜん息予防のためのよくわかる食物アレルギー対応ガイドブック2014」(https://www.erca.go.jp/yobou/pamphlet/form/00/pdf/archives_24514.pdf,2022年5月13日最終閲覧)
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