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夜泣き・寝かしつけの悩み、押さえるべきポイント
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赤ちゃんが生まれて間もないころは、ママの体力も戻っていないうちから夜泣きや授乳に追われて、なかなかゆっくり眠ることができません。
赤ちゃんの睡眠の原理を知り、眠りやすい環境を整えることができれば、寝つきの悪さや夜泣きの頻度を少なくして、ママも赤ちゃんもぐっすり眠れるようになるかもしれません。
重要なポイントは、赤ちゃんの体内時計や眠りの浅さについて知り、寝るときの明るさに気を付けて、寝かしつけの習慣について見直すこと。
具体的にどんなことに気を付ければ良いのか、4つの項目について紹介していきます。
部屋を暗めにする
寝るときに部屋が明るすぎると、大人でもなかなか寝付けないもの。
赤ちゃんの場合も、明るい部屋では寝付きにくくなってしまいます。
部屋の照明だけでなく、スマホやテレビの光も睡眠を阻害してしまう原因になるので、寝かしつけをする部屋は豆電球も切って真っ暗にしてみてください。
寝つきが悪い場合は、夕方くらいから部屋を暗めにすると、赤ちゃんも寝付きやすくなるでしょう。
意識的に朝日を浴びせる
睡眠のタイミングには体内時計も大きく関わっています。
通常、人の体内時計は24時間より少し長めになっていて、放っておくと少しずつズレていき、昼夜逆転になってしまいます。
そのためにも、意識的に朝日を浴びて体内時計をリセットすることが推奨されていますが、赤ちゃんにも同様に朝の光を浴びさせるようにすると、昼と夜の区別がつきやすくなります。
赤ちゃんの体内時計は大人に比べて未熟なので、特に意識してみましょう。
いつも以上に生活音を抑えて過ごす
人の眠りは、深くぐっすり眠っているノンレム睡眠と、浅くて目を覚ましやすいレム睡眠を繰り返しています。
大人の場合はノンレム睡眠とレム睡眠の間隔が90~100分なのですが、赤ちゃんのサイクルは新生児期で40~50分、生後3か月で50~60分になるので、浅い眠りの訪れる頻度が大人と比べて多いのです。
そのため、赤ちゃんの眠りは浅く、目を覚ましやすくなっているので、ぐっすり眠っているように見えてもなるべく生活音を立てないなど注意が必要です。
ぐずってもすぐに反応しないようにする
赤ちゃんが泣きだすと、つい「ミルクかな、おむつかな」と抱き上げて様子を見てしまいがち。しかし寝かしつけをしている中、ぐずるたびに抱き上げてしまうと赤ちゃんがすぐに起きてしまうくせがついてしまうことも。
ミルクやおむつの問題がないようなら、寝ている赤ちゃんがぐずり出しても少し様子を見るなど、すぐには起こさないようにしてみてください。
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