離乳食時椅子に座らせる際の注意点
離乳食を食べさせるときに椅子に座らせる場合は、特に安全面に気を配る必要がありますので、以下の点に注意するようにしてください。
転落・転倒に注意する
離乳食用の椅子は、基本的には赤ちゃんを座らせて固定できるような仕組みになっていますが、座らせれば絶対に安全というわけではなく、椅子からの転落や椅子ごとの転倒には十分注意しなければなりません。
特に、ハイチェアは高さがあるので要注意。ロータイプの椅子でも、腰すわり前の赤ちゃんが滑り落ちてしまう可能性もあるので、椅子に座らせるときには目を離さないようにしましょう。
対象月齢・対象年齢は合っているか
赤ちゃん用の椅子にはいろいろな種類がありますが、対象の月齢や対象の年齢に合っていない椅子は身体に合わず危険な場合もあります。椅子から落ちないようにベルトやバーが設置されていても、サイズが大きすぎると隙間からすべり落ちてしまい大変危険です。
腰すわり前の赤ちゃんでは使用できない椅子もあるので、使える時期や使い方についても事前に確認するようにしてください。
指はさみ・足踏みの事故に注意
赤ちゃんの座る椅子には、折り畳んで持ち運べるタイプのものもありますが、折り畳むときに赤ちゃんや自分の指をはさみやすいので気を付けてください。また、転倒したときに折り畳まれてしまうことや、しっかり開ききっていないのに座らせることによる事故の危険性もあります。
ほかにも、豆いすの足で手足を踏んでしまうと、はずみで椅子をひっくり返してしまうかもしれないので、赤ちゃんを椅子に座らせるときには、パパやママも椅子の事故に巻き込まれないように注意してくださいね。
おすすめの椅子6選
離乳食を食べるときにおすすめの椅子を6つ紹介します。
1.ベビーチェア
やわらかいビニール製のベビーチェアやバンボのような椅子は、離乳初期のおすすめです。まだお座りがひとりでできない赤ちゃんでも座る体勢をとることができます。
柔らかい素材でできているので座り心地もよく、首が据わる頃から使うことができます。椅子にセットできるテーブルもあります。
特徴
- 離乳初期から使える(お座りができなくても使える)
- 床で食べさせる場合に便利
- 太ももの太さによっては、窮屈なこともある
- ある程度動けるようになると抜け出してしまう
離乳初期に使いやすい椅子です。また、椅子に取り付けるベルトがついているものは、大人用の椅子に取り付け、ダイニングテーブルなどでの使用も可能です。










