まずは哺乳瓶の乳首を外して赤ちゃんにくわえさせます。乳首部分にケイツーシロップの原液を少しずつ流し込んで飲ませます。ケイツーシロップがこぼれないように、ママが哺乳瓶の乳首を支えながら流し込みましょう。
流し入れて赤ちゃんに吸ってもらうという飲ませ方ですが、哺乳瓶の乳首を嫌がる赤ちゃんには不向きかもしれません。
- くすりの適正使用協議会「くすりのしおり」(http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=10649,2018年3月2日最終閲覧)
- エーザイ「ケイツーシロップ0.2%」(http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00052439.pdf,2018年3月2日最終閲覧)
- 都立大塚病院「当院でお産をされる方へ」(http://www.byouin.metro.tokyo.jp/ohtsuka/document/sanfujinka_pamf.pdf,2018年3月2日最終閲覧)
- エーザイ「ケイツーシロップの飲ませ方」(http://ds.cc.yamaguchi-u.ac.jp/~yakuzai/136.pdf,2018年3月2日最終閲覧)
飲ませ忘れてしまったときはどうする?投与するときの注意点
生まれて間もない赤ちゃんへの薬の投与は不安に感じる方がいるかもしれません。ケイツーシロップは服用のタイミングや一回に与える量が決まっているため、飲ませるのを忘れてしまったときなどはどうしたよいのか困ってしまう場合がありますよね。
もし飲ませ忘れた場合は、気が付いた時点でできるだけ早めに飲ませるようにしてください。忘れてしまったからといって一度に2回分を飲ませてはいけません。
また、誤って多く飲ませてしまった場合は医師に相談してください。自分の判断で飲ませたり飲ませるのをやめたりすることはやめましょう。
- エーザイ「ケイツーシロップ0.2%」(http://database.japic.or.jp/pdf/newPINS/00052439.pdf,2018年3月2日最終閲覧)
- くすりの適正使用協議会「くすりのしおり」(http://www.rad-ar.or.jp/siori/kekka.cgi?n=10649,2018年3月2日最終閲覧)
ケイツーシロップでビタミンK欠乏性出血症を防ごう
赤ちゃんが生まれたら、ビタミンK欠乏性出血症を防ぐためにケイツーシロップを投与することが大切です。薬についてよく分からないことや、納得できないことがある場合は、遠慮せず医師に相談するようにしてくださいね。
ケイツーシロップは3回の投与が基本とされています。ミルク育児メインの場合粉ミルクにビタミンKが含まれているため、3回の投与で終わることがほとんどです。しかし母乳育児メインの場合、ビタミンKが不足してしまうことがあるため継続して投与する場合があります。
ケイツーシロップを投与する際は、医師の指示に従い自分の判断での投与はやめましょう。赤ちゃんの健やかな成長を見守っていきたいですね。










