上の子かわいくない症候群のとき、先輩ママがしていた自分ケア術は?
俗にいう上の子かわいくない症候群になると、上の子と今まで通りに密に関わり合うのがつらくなったり、優しく接することができなくなったりする場合があります。
上の子に優しくできない自己嫌悪に陥ったり、上の子の赤ちゃん返りでさらにイライラしたりと、感情が負のスパイラルに陥りやすいこの時期、先輩ママはどのように対処していたのでしょうか。ママリの声からご紹介します。
1. 上の子が赤ちゃんのころの写真を見る
下の子と比べると大きく見える上の子も、赤ちゃんだった時期があります。その当時の写真を見て、心を落ち着かせているという声です。まだまだ小さかったころの記憶がよみがえり、優しい気持ちになれるかもしれません。
写真以外に、動画も撮ってあれば見返してみると、より当時の子どもの動きや声を思い出し、いとおしさがわいてくるでしょう。
2. 上の子を母子分離の習いごとに連れ出す
あんなにしんどかったし上の子が嫌な時期ありましたが下の子が1歳になると少し楽になり、今は3歳になろうとしてますが、2人で仲良く遊ぶ時間も増えてほんと楽になりました。
上の子と離れる時間を持つために、母子分離の習い事に通わせたという声です。毎週の習い事なら定期的にリフレッシュでき、上の子にとっても楽しく学びがあるなら、親としても罪悪感を抱えずにすみそうです。
「自分だけのために預けるのはちょっと…」などと考えている方には合う対処法かもしれませんね。
3. 上の子のお世話だけをする日を作る
上の子と2人きりの時間を意図的に作ることで、気持ちが落ち着いたという声もあります。上の子に対する愛情を再確認できると「かわいくない」と感じてしまった罪悪感が小さくなりそうです。
ママと上の子、双方にとってメリットがある時間になると良いですね。
4. 保育園の一時預かりを利用した
保育園の一時預かりのスポット利用をしたという声です。その間は下の子のお世話に集中できて、上の子が帰ってくるころには心が落ち着いているかもしれません。
同年代の子と遊べることで上の子にとっても気分転換になる可能性もあります。上の子が満足いくまで遊んであげるのが難しい時期に、試してみるとよいでしょう。
5. 支援センターなどの育児相談を利用する
自治体の子育て支援センターなどでは、ママの相談に乗る窓口を設けていることがあります。イライラしてどうしようもないときは、話を聞いてもらうのもひとつの手ですね。
親しい家族やママ友に「上の子がかわいくない」という相談はしにくいと感じる方も、第三者である自治体の職員になら、正直な気持ちを話せて楽になるかもしれませんよ。
自分を責めずに、つらい時期を乗り越えよう
上の子かわいくない症候群で悩んでいる親は少なくありません。大切なわが子に負の感情を抱くのはつらいことで、中には毎日のように罪悪感にさいなまれる方もいるでしょう。
しかし、ママリ内の相談への回答を見ていると、上の子かわいくない症候群になったママたちからは「その後元通りになった」という声がたくさん寄せられています。これからを悲観したり自分を責めたりせず、これからのイライラや罪悪感を少しでも減らせるよう、あなたに合った自分ケアを試してみてくださいね。