母乳やミルクを飲む量は個人差があります
他の赤ちゃんの飲み方と比べ「うちの子は全然飲まない」「うちの子こんなに飲んで大丈夫?」と心配になるものですが、体重を計測してみて1日に25g程度体重が増えていれば問題ないとされています。
また、あまりにもミルクを飲み過ぎてしまう赤ちゃんはちょっと心配。1日に1000ml以上飲んでしまう場合には、1回量を減らすか、乳首をゆっくり飲めるものに変えてみましょう。不安なことはかかりつけ医に相談してみましょうね。
- ユニ・チャーム他「生後2ヶ月」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/hh/02.html)
- 江頭恵子 鈴木永子「赤ちゃんがやってきた」(大月書店)
生後2ヶ月において注意したいこと
生後2ヶ月になると、外出の機会もあり、だんだんとママ友ができる場合もあり、周囲の赤ちゃんと自分の赤ちゃんとの違いに不安になってしまうことも多い時期ではないでしょうか。
生後2か月の時の気がかりと、その対処法をご紹介します。
睡眠時間がなかなか延びない?
生後2ヶ月を過ぎると赤ちゃんの睡眠は少しずつ夜にまとまった形に変わっていきます。しかし、しっかりとまとまってくるのはまだまだ生後4~5ヶ月になってから。
なかなか睡眠時間が延びないことを心配するママもいるかもしれませんが、まだまだこれからです。ママ自身の体力を温存するため、赤ちゃんのお昼寝タイムには一緒に休憩しましょう。
便の色がいつもと違う...
赤ちゃんのうんちは黄色や茶色、緑などいろいろな色のものが出ます。特に緑色のうんちはあまり見覚えがなく心配になることもあるかもしれませんが、これはウンチの中にあるビリルビンが空気に触れて酸化したものであり、心配ありません。
まあ、ウンチの中につぶつぶしたものや、粘液のようなものが混じることもありますが、これも正常です。また、栄養によってもうんちの回数や量が違い、母乳の場合は1日7~8回出る赤ちゃんもいますが、ミルクの場合は1日2~3回の場合もあるでしょう。
個人差があるものなので目安より少ない、多いものでも心配ありませんが、便の色が赤い場合や真っ黒なもの、白い場合は、小児科医に相談しに行きましょう。その際はうんちの写真を撮るか、おむつを持参しましょう。
- 山口小児クリニック・ホームページ「下痢をしたら」山口小児クリニック・ホームページ(http://yama-ped.jp/treat_4.html)
- ユニ・チャーム他「生後2ヶ月」ベビータウン(http://www.babytown.jp/hyakka/osewa/02.html)
- 秋山こどもクリニック「睡眠」秋山こどもクリニック(https://www.akcl.jp/colum/co3cat1.html)
育児を楽しみましょう
生後2ヶ月になると、赤ちゃんの様子や体にも変化が現れてきます。おしゃべりの練習をしたり、うつ伏せで首を持ち上げられるようになったり、できることが増えてきてママも赤ちゃんの成長をたくさん感じることができますね。
まだまだ睡眠時間も安定せず、ママ自身も心配や疲れがある時期ではありますが、周囲に相談しながらゆっくり育児をしていきましょう。赤ちゃんの成長に個人差があるように、ママ自身が育児に慣れていくペースも個人差がありますね。焦らずに自分のペースで、赤ちゃんと一緒に歩んでいきましょう。










