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1歳3か月の赤ちゃんの成長と発達は?できることやお世話のポイントを解説

1歳3か月の赤ちゃんは心も体もぐんぐん発達し、できることも増えてきますよね。やはり成長に個人差はありますが、平均体重も7.61〜12.23kgまで増えてきますし、言葉を話し出す子どもも。ここでは1歳3か月の発達やできることと、お世話で今すぐ実践できる簡単な三つのポイントを紹介します。これからさらに健やかに成長させるためのヒントがたくさんありますので、ぜひ今すぐにチェックしてお世話を見直してみてくださいね。

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1歳3か月の赤ちゃんの発達

1歳3か月の赤ちゃんは心も体も大きく発達します。1歳3か月になると、いったいどんな部分が成長していくのかを見ていきましょう。

1歳3か月の平均体重と平均身長

  • 男の子:体重8.19〜12.23kg 身長:73.0〜84.8㎝
  • 女の子:体重7.61〜11.55kg 身長:71.1〜83.2㎝

上記の数字は平均の数値ですので、目安として把握しておきましょう。

1歳3か月での言葉の発達

1歳 PIXTA

話せるとしても「マーマ」「ブーブ」1語ですが、言葉の意味は少しずつ理解し始めています。ママが話しかけながら行動を加えると更に言葉の理解が深まるでしょう。

1歳3か月では感情表現が発達する

1歳3ヶ月の赤ちゃんは感情表現がどんどん発達します。今までは泣くしかできなかった赤ちゃんが寂しい表情やうれしい、怒っているなどを細かく示す事ができます。

言葉もいくつか出るので、言葉でママに伝えようと思っても伝わらずかんしゃくを起こすこともあります。かんしゃくを起こしたからといってなんでも許すのではなく、ダメなものはダメと伝えてかんしゃくが治まるまで待ちましょう。

1歳3か月での運動量の発達

1歳 公園 PIXTA

一人で歩けるようになる子もいますが、まだ歩けないからといって心配する必要はありません。子供によっては小走りをする、ジャンプする、ボールを投げるなど、体の動かし方のバリエーションが増えます。

まだ歩かないとき

歩き始める時期には個人差がありますので、1歳3ヶ月でもまだ歩けない赤ちゃんもいます。ゆっくり見守ってあげましょう。

1歳3か月で出来る遊び

1歳 ままごと PIXTA

手先が器用になる時期でもあり、積み木を積む、シールをはがす、クレヨンを持つといった動きができるようになります。

1歳3か月の食事は離乳食完了期

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離乳食は完了期となり、卒乳が完了している子もいるでしょう。自分で食べたいという気持ちが高まるころです。自分でスプーンを使って食べたがる、あるいは手づかみで食べたがるようになります。

とはいえうまく食べることができず、こぼしたり汚したりすることもあるでしょう。まだマナーを理解させる時期ではないので、イライラせず見守ってあげてください。

出典元:
  • 小児科医 細部千晴「はじめての育児事典」P81、P86〜89、P163(朝日新聞出版,2015年)
  • 日本赤十字社医療センター 小児科・新生児科部長「最新版らくらくあんしん育児」P146〜149(学研プラス,2017年)

1歳3か月の歯の生え方

1歳3か月になると生えている歯の数も増えてきます。個人差はありますが、上下の前歯合計8本くらいの歯が生える子どももいますよ。

そして食事が大人に近づいてくることで、重要性が増してくるのが歯磨きです。1歳3か月では鉛筆のように歯ブラシを持ち、歯茎の筋に歯ブラシを当てないようにして、ママパパが1本ずつ磨いてあげましょう。

出典元:

1歳3か月の赤ちゃんのお世話のポイント

それでは続いて、1歳3ヶ月の赤ちゃんをお世話するときのポイントについて見ていきましょう。

双方向のコミュニケーションを大切にしよう

1歳3ヶ月の赤ちゃんを健やかに発達させるためには、ママパパとのコミュニケーションを大切にしてください。テレビやスマホはなるべく控えて、赤ちゃんからママパパへ、ママパパから赤ちゃんへと双方向のコミュニケーションをとるようにしましょう。

双方向のコミュニケーションで育まれるのは言葉です。テレビやスマホを活用しても、赤ちゃんの言葉やリアクションへ反応したり、言葉がけをしたりすることを忘れないでくださいね。

遊ぶ場所は適切な環境を整えよう

家の中であっても事故が起こらないように、遊ぶ場所を適切に整えることも大切なポイントです。

1歳3ヶ月になると身体を自由に動かせるようになりますし、指先も器用になってきます。1歳3ヶ月でできることが増えることは、危険に遭遇することが増えるということでもありますよね。

遊ぶ場所に危険はないか、事故やケガにつながるものはないか…ママパパが十分にチェックして、常にそばについているなどの対策を取るようにしてください。

「あんよ」に適した服選びを

「あんよ」も上手になってくる1歳3ヶ月の赤ちゃん。動きやすいように、洋服選びにも気を遣ってあげたいものですよね。

あんよに適した洋服は、赤ちゃんの動きに対して邪魔にならないサイズで、伸縮性のある素材でつくられた服です。上下セパレートの洋服だと動きやすいでしょう。

ただし厚着をさせると動きにくくなってしまうので、1枚でも暖かい服装を選ぶのが理想的です。汚しても良いように、洗濯しやすい服を選んでくださいね。

1歳3か月では食事や言葉などがどんどん発達する

1歳 男 PIXTA

1歳3か月になると身体が成長して、できることもどんどんと増えてきます。言葉を話し始める子もいますし、あんよが上手になったり、手先が器用になったり…と、さまざまな成長を見せてくれるのがこの時期です。

発達とともに遊び方も変わってくるので、1歳3か月の赤ちゃんにふさわしい遊び方を、安全な場所でさせてあげるようにしてくださいね。

テレビやスマホに夢中になる赤ちゃんもいるでしょうが、ママパパとの双方向コミュニケーションも忘れないでください。この時期だけの成長を、コミュニケーションをとりながら楽しみましょう。

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出典元一覧

  • 小児科医 細部千晴「はじめての育児事典」P81、P86〜89、P163(朝日新聞出版,2015年)
  • 日本赤十字社医療センター 小児科・新生児科部長「最新版らくらくあんしん育児」P146〜149(学研プラス,2017年)
  • 日本公衆衛生学会「1歳半児の歯の萌出と15品目の食物摂取状況との関連」(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jph/64/3/64_16-022/_pdf/-char/ja,2023年2月28日最終閲覧)

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