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トイレトレーニングの基礎知識。いつから?進め方のポイントは?

PIXTA

ひとり歩きができるのは脳が発達している証拠。おしっこが膀胱にたまっていることもわかるようになってきています。

言葉が理解できていれば、ママに「おしっこいこう」と言われた意味がわかりますし、自分でも「おしっこ」と伝えることができるようになっています。

おしっこの間隔がしっかり2時間くらいあいていれば、ある程度おしっこを膀胱にためていられるようになっているということ。おむつをこまめに見てみたり、試しに綿パンツをはかせてみたりして、どのくらいの間隔で排尿しているか調べてみましょう。

出典元:
  • 主婦の友社「トイレトレーニング大成功100のコツ 」18(主婦の友社,2009)
  • ユニ・チャーム他「トイレトレーニングの基礎知識」ベビータウン(http://www.babytown.jp/scene/toilet/basic/001/index.html,2017年3月24日最終閲覧)

トイレトレーニングはいつから?

2歳 PIXTA

トイレトレーニングのスタートは2~3歳頃が一般的です。早い場合は1歳半ごろからトレーニングして成功する場合もありますが、子供によっておしっこを我慢する機能の発達には個人差があるので、焦らずに進めましょう。2歳半~3歳ごろでトイレトレーニングが完了する場合が多いようです。

トイレトレーニングは早く始めた方が早く終わるという考え方もあります。しかし、焦ってはじめるより、意思疎通がしっかりできるようになってから始めた方がスムーズに進み、短い期間で済むという医師の見解もあります。急ぐことなくわが子の様子を見て判断した方がよいでしょう。

出典元:

トイレトレーニングの方法・進め方

ステップ PIXTA

トイレトレーニングは主に次の4つのステップで進めてみましょう。

  • 「おしっこ」「うんち」が何か教えてあげる
  • トイレに行きたくなる雰囲気を作り、興味を持たせる
  • 生活の節目にトイレに誘い、出たらたくさん褒めてあげる
  • トイレに誘うのを少し我慢して、本人が「おしっこ」「うんち」と言えるように促す

まずはおむつを交換するときに「おしっこ出たね」「うんち出たね」と声をかけてあげましょう。子供が「これがおしっこ(うんち)なんだ」と意識できるようにするためです。

次に、パパやママがトイレに行くときに一緒に連れて行ったり、絵本やごっこ遊びをきっかけにしたりして、トイレに興味を持たせましょう。ぬいぐるみを補助便座やおまるに座らせてみるのもよいですね。

トイレに抵抗感がなくなったら、生活の節目にトイレに誘います。無理に排尿させなくても、座るだけでも大丈夫。できたら褒めてあげましょう。子供が排尿、排便する前にモジモジするなどのサインが見られるときは、その都度トイレに連れて行ってみましょう。

だんだんトイレでの成功率があがってきたら、トイレに誘うのを少し我慢してみましょう。子供が「おしっこが出そうだ」という感覚をしっかりわかるようになると、だんだん出てしまう前に「おしっこ」と言えるようになってきます。

出典元:

トイレトレーニングのポイント

トイレ PIXTA

トイレトレーニングは初めからうまくいくとは限りません。トイレに行って排泄する習慣のない子供にとって、トイレは「怖い」「面倒くさい」などマイナスなイメージを持っていることもあるかもしれませんね。

そんな子供たちがトイレに行けるようにサポートするためにママができることは以下のようなことがあります。

トイレは楽しい場所にする

まずトイレに対するマイナスイメージをなくすため、トイレを楽しい場所にしましょう。好きなキャラクターのウォールステッカーやトイレカバーを使うと、つい見に行きたくなる空間になるでしょう。

また、トイレに行ったらシールを貼るなどご褒美を取り入れるのも効果的です。しかし、楽しいおもちゃやアイテムを取りそろえすぎると「トイレは遊ぶ場所」と勘違いしてしまうこともあるのでほどほどにしておきましょう。

うまくいかなくても焦って叱らない

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本記事は必ずしも各読者の状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて、医師その他の専門家に相談するなどご自身の責任と判断により適切に対応くださいますようお願いいたします。なお、記事内の写真・動画は編集部にて撮影したもの、または掲載許可をいただいたものです。

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