思い通りにはいかないトイレトレーニング
小さな子供を育てるのは幸せなことばかりではなく、大変なことも多いですよね。ミルクを飲んでいたと思いきや、あっという間に離乳食を食べたり、おもちゃで遊んだり、走り回ったり…。
目を離すと予想外なことをしていることもあり、毎日ママたちはヘトヘト。一つ悩みが解決してもまた悩みがでてくるものです。その一つに、「トイレトレーニング」はありませんか?
そろそろトイレトレーニングを始めようと思っても、何をすればよいのか分からないというママもいますよね。また始めてみたはよいものの、なかなか思い通りに進まず焦りばかりが募るということも。
ママリでもこのような投稿がありました。
1歳5ヶ月になる娘なんですがうんちが出た後に知らせてくれます。
でもおしっこはまだ知らせてくれず、間隔もあいている感じはありません。
言葉での意思疎通は徐々にできてきていますが、時々なんでもイヤイヤという時もあり、イヤイヤ期かなーとも思ってます。
ぼんやりとトイトレなんてまだまだ〜と思ってたんですが、もう始めてる方もいるみたいで、うちはどうしようかと思ってます…。
皆さんは何を目安に何時頃から始めましたか?
また、おまるか補助便座どちらがいいんでしょうか?
トイレには興味があるみたいで、私がトイレからでたあとに、ちっち!じゃー!と言ってトイレを流す様子を見たがったり、トイレを見て、トイレ!ちっち!と言ったりします。
トイレトレーニングを始めるタイミングには個人差があると思いますが、いつごろからスタートして良いのか悩みますよね。投稿しているママは娘さんが1歳5ヶ月となり、うんちが出たあとは教えてくれるそうです。
言葉の意思疎通が徐々にできてはいるものの、トイレの間隔があいているわけではないため、どうしようか悩んでいます。周りのママはトイレトレーニングを始めているという方もいるため、余計に考えてしまうようす。
ネットや育児書などで参考になることは書いてあるけれど、実際にママたちはどのようなタイミングでどんなふうに進めたのか気になりますよね。
今回は、筆者が経験したトイレトレーニングを紹介します。
わが家流「トイレトレーニング」
筆者は長女7歳、次女3歳、長男1歳6ヶ月の3人子供がいます。トイレトレーニングはすでに長女、次女で経験しており、まだ先ですが長男で最後のトイレトレーニングとなる予定です。
子供たちの性格や体、心の成長はそれぞれ違うため、一人一人に合ったトイレトレーニングをすることを心がけました。
また心がけたことだけでなく、使用したアイテムやどのように声かけをしたのか紹介します。
トイレトレーニングは2歳からスタート
今回は、長女のトイレトレーニングにスポットをあててお話します。長女のときは何もかもが初めてづくし。トイレトレーニングなんて、筆者にとって未知の世界でした。
ネットや本で調べたり、周りの先輩ママたちに話を聞いたりしてどのように進めるか考えましたが参考程度にとどめ、子供に合わせるよう成長のようすを見ながらスタートを決めたのです。
ちょうど2歳ごろになるとおしっこの間隔が長くなり、朝起きておむつを確認するとぬれていないことがありました。これを機にトイレトレーニングをスタートすることにしたのです。
2歳となれば本人とのコミュニケーションもある程度取れるため、始めるには良い時期だと思いました。
子供の気持ちを楽しくさせるためトイレグッズを購入
トイレトレーニングを始めるときに、まず子供の気持ちを楽しくさせることに目を向けました。どうしたら楽しくトイレに行ってくれるのか考えたとき、かわいいおまるを買おうと思ったのです。
筆者はトイレに付属できるおまるを西松屋で購入しました。おまるにはクマの絵柄がプリントされていたので、トイレに行くときは「クマさんのところへ遊びに行こうか」と言ってトイレへ連れていったのを覚えています。他にもイチゴやお花がプリントされた布パンツも購入し、子供の気分を盛り上げましたよ。
パンツを見せながら「今度から赤ちゃんパンツではなく、このかわいいお姉さんパンツでトイレに行ってみようね!」と声かけをして、トイレに行きたくなるようすすめていったのです。
子供もうれしそうに笑い、お姉さんになった自覚を持つことができたのも良かった点だと思います。また100円ショップでブタの小さな踏み台も買い、自分でおまるへ座れるような工夫をしました。
子供の目を引くアイテムをトイレに置くことで、「トイレは楽しい場所」という認識をしてくれるのでおすすめです。
アンパンマン 幼児用補助便座 おしゃべり付
長女が使っていたおまるは随分前の商品なため、現在では取り扱っていないようなのでこちらの商品を紹介します。
紙おむつ、布おむつ卒業へ向け、トイレサポートをしてくれる取っ手付き補助便座です。フロントにはアンパンマンがあしらわれており、子供のトイレを応援してくれますよ。
底面に滑り止めがついているので、ずれにくく安心して使えますし、 にぎりやすい取っ手付きで力みやすくなっています。
カラフルデザインで子供もよろこぶ「トレパン4層5枚セット」
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子供が楽しくトイトレができるキュートな布おむつは必須アイテム。少しの漏れなら吸収してくれる4層タイプがおすすめです。
デリケート部分をしっかりカバーしつつ、紙おむつの感触から慣れない布へと移行しても、違和感なく履くことができます。
お気に入りのパンツをはくことで、子供のトイトレをスムーズにすることが可能になるかもしれません。失敗してもはき替えができるようお得な5枚セットが助かりますよ。
また、内側はつり式タイプになっているので、洗濯しても乾きやすいですよ。
失敗しても怒らない
トイトレを始めても失敗はつきものです。今まで上手にできていても、突然うまくできなくなり拒否することもありますよね。そんなときはあせらず「大丈夫だよ」と根気良く声かけしてあげましょう。
不安や心配、ストレスなど、さまざま要因で失敗したり、トイレへ行かなくなったりするため、ママやパパから怒られることで「トイレが嫌なこと」と思ってしまいます。
一度嫌な思いをしてしまうとなかなかトイレへ行くことができなくなることも。怒りたくなる気持ちがでたときは一呼吸おき、「そのうちできるようになる」と自分へ言い聞かせ、「次は頑張ろうね」と抱きしめてあげましょう。
そうすれば「大丈夫なんだ」と子供も安心してくれます。
布団には防水シーツをつけて、おねしょ染みこみ予防を
トイトレを進めるにあたり、トイレだけでなく寝るときの布団もしっかりカバーしておく必要があります。おねしょをしても大丈夫なよう防水シーツを敷いておくと安心。
シーツの四つ角には布団にかけられるようゴムやひもがついているものもあります。万が一おねしょをしても布団への染みこみをカバーしてくれますよ。
カバーの下に1枚バスタオルやタオルケットを挟んでおくと、さらに安心。布団が汚れにくくなるのでいろいろと工夫してみると良いかもしれません。
おねしょをすることで布パンツへの不安がでてきてしまい、紙おむつに戻ってしまう子供もいるので、安心感を与えましょう。
防水シーツは洗い替えができるよう2枚あると便利ですよ。
防水シーツでしっかりカバー「赤ちゃん用防水シーツ」
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防水シーツですが、ふわっとしたパイル生地なので触り心地も良く、子供の睡眠の邪魔をしません。
表はパイル部分で吸水性抜群で、裏はポリウレタンコーティングが施されているためしっかり染みこみを防ぎます。
サイズは70×120cmなので赤ちゃんから2~3歳前後まで使えますよ。カラーは4色取り扱っています。
洗濯時は洗濯ネットへ入れて洗いましょう。
トイトレ期間は約1ヶ月で終了
長女のトイレトレーニング期間は約1ヶ月で終了しました。その後も失敗はありましたが、ほぼ100%トイレでするようになったため、予想より早く終わったのです。
なぜ早かったというと、長女はトイレトレーニングを行っているときに保育園へ通っていました。保育園の先生から声かけもあり、卒業が早かったのでしょう。
卒業までの期間はそれぞれ違いますので、周りの子供が早かったからうちも頑張らなきゃ…と焦るのは禁物。子供がプレッシャーを感じないよう、見守ってあげましょう。
いつかおむつを卒業します!焦らずマイペースでやることが大切
トイレトレーニングはとてもデリケートな問題です。ママやパパが焦ってイライラしたり、怒ったり、不安になったりすることで子供にもその気持ちがうつってしまいます。
何よりも大切なことは焦らず、子供のペースで進めることです。失敗しても大丈夫という気持ちを持ちましょう。筆者の長女はうんちがゆるく失敗したことがあり、パンツを洗っても落ちない状態まで汚してしまったため、そのパンツは破棄しました。
このようなことがあってもったいない…と思わず、消耗品と考えて捨てる勇気も必要です。筆者は2歳でトイトレを始めましたが、1歳で始める人もいれば、4歳からという人もいます。
トイレトレーニングは本当に違いが多いため、子供とママの生活リズムに合わせて進めましょう。