- 布施谷節子「用事の着脱行動からみた衣服のあきに関する提言」(https://wayo.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=536&item_no=1&attribute_id=18&file_no=1,2017年7月19日最終閲覧)
- いまいずみ保育園「着脱に関して」いまいずみ保育園(http://imaizumi-hoikuen.sakura.ne.jp/tyakudatsu.pdf,2017年7月19日最終閲覧)
- 港区保育を学ぶ会「0歳~6歳子どもの発達と保育の本」54(学研教育出版,2011)
- 岩屋こども園アカンパニ「着脱のマニュアル」岩屋こども園アカンパニ(http://www.iwayanomori.org/images/pdf/tyakudatsu.pdf,2017年7月19日最終閲覧)
- 日本教材文化研究財団「5.着脱衣の意義と習慣のつけ方」日本教材文化研究財団(http://www.jfecr.or.jp/publication/pub-data/kiyou/h20_37/t1-1.html#d7,2017年7月19日最終閲覧)
- 全国保育士会「保育士がこたえる子育てQ&A」全国保育士会(http://www.z-hoikushikai.com/qa/study.html,2017年7月19日最終閲覧)
- 学研教育みらい「工夫や声掛けで、やる気がアップ!”ひとりでできる”を伸ばすコツ」おやこCAN(http://www.oyakocan.jp/tokushu/201311.html,2017年7月19日最終閲覧)
- 龍谷幼稚園「園の一日」龍谷幼稚園(http://ryuukoku.ed.jp/flow_day,2017年7月21日最終閲覧)
- 鈴鹿市磯山 白百合幼稚園「一日の生活」鈴鹿市磯山 白百合幼稚園(http://shirayuri.youchien.to/day/,2017年7月21日最終閲覧)
- みと保育園「お知らせ」みと保育園(http://mitohoikuen.com/m/blog/bow/1012627/np:1/l:10/snp:9,2017年7月21日最終閲覧)
着替えを自立させるためのポイント
保育士トマトさんのアドバイスのとおりに着替えの練習を始めるなら、次のようなポイントで子どもを自立させていきましょう。
焦らず見守ること
まずは焦らずに見守ることを意識してください。「〇歳だからここまでできないといけない…」「他の子はできているのに…」と焦るのはNGです。他の子どもや一般的な基準を目安にしようとすると、ママパパもイライラしてしまいがちになります。
着替えの習得にも個人差があります。焦らずに見守って、子どもが頑張っていること、少しずつできるようになっていくことを楽しめると良いですね。子どものレベルにあわせて、無理に着替えをさせようとしないことが大切です。
子どもに服を選んでもらう
子ども自身に服を選んでもらうことも、着替えの練習を進める上でのコツの一つです。このころの子どもは、イヤイヤ期で服を着るのも嫌がることがあります。しかし子どもが選んだ自分の好きな服であれば、「頑張って着よう」と思ってくれるのではないでしょうか。
一緒に買いに行って子どもに好きな服を選ばせたり、クローゼットの中から2~3着を出してきて子どもに選んでもらったり。子どもの気持ちを尊重してあげるようにすると、着替えの練習がうまくいくことが多いですよ。
まずはパジャマで着替え練習も
着替えの教え方に利用できる便利な洋服が「パジャマ」です。パジャマはウエストがゴムで、ゆったりとしたデザインになっていますよね。そのため着替えの練習にうってつけ。
ズボンを脱いだり履いたりできるようになったら、次はボタン掛けにも挑戦できます。ボタン掛けの練習をするときは、ボタンが大きめのパジャマを選んで、ボタンとボタンホールの色が交互に違うものだと掛け違いが起こりにくいですよ。
前後がわかるようにワンポイントある服を用意
刺繍やプリントなどのワンポイントがある服も着替えの練習のために用意しておきましょう。ワンポイントがある服は、前後がわかりやすいので着替え練習中の子どもでも着やすいはずです。プリントTシャツなどであれば前後が一目瞭然ですね。
ただズボンなどは無地のものも多いですよね。無地の服にはサイズタグに目印をつけてあげましょう。ママパパがスタンプや刺繍などをつけてあげて、前後がわかりやすいようにするのも工夫の一つ。
着脱しやすい服装で、ゆっくり着替えのステップを上がろう!
着替えの自立は一気に進むものではなく、毎日の繰り返しで自然に身についていくものだとトマトさんはいいます。子供が小さいうちは特に、ママが着替えをさせた方が早いため、すぐに手を出してしまいがちです。しかし、できるだけ見守る意識を持って接することが、着替えの自立にとっては、とても大切なことのようです。
普段は子供たちが着脱しやすい服を意識して「できた!」という感覚を大切にしながら、着替えのステップをクリアしていきたいですね。
取材協力:親子カフェHedgehog the Rainbow見守りスタッフ トマトさん
公立保育園に15年間勤める保育士。保育士をする傍ら、アロマセラピストやボディケアの仕事もする中で「もっとママたちを癒し、子供に関わる仕事がしたい」と感じ、親子カフェの見守りスタッフを始める。日々頑張るママたちがホッとする時間を作ることが、仕事のやりがい。










